あまりに爽やかなので
ついつい写してしまいます
子供の頃、家の庭には色んな木が植えてありました。
中でも、モミジの木が私の一番のお気に入りでした。
(因みに二番目は、家の二階に伝って登れるように生えていた一位の木と
その秘密を共有するように寄り添って生えていたシロタモの木。)
そのモミジの木は、背はそれはど高くないのですがどっしりとしていて、
地面から1mちょっと位の高さが、丁度座れるような枝ぶりになっていました。
お天気のいい土曜日の昼下がりは学校から帰ると、
その木の上に座ってちょっと気取って単行本を読んだり、
ぼーっと取り留めのない空想をしてみたり…。
5月の風を感じながら私だけの特別な時間がそこにはあって。
そうそう、猫もよく登ってました。
私と猫のお気に入りの場所。
モミジの樹肌はスベスベで触り心地もよく、
子供が登る分には案外丈夫なのです。
晴れ渡る青空の下、風に揺れる爽やかな緑のモミジは、
子供の頃の懐かしい思い出を沢山蘇らせて、
ちょっぴり切なくなってしまうけど…
そんな今の季節が大好きです。
そんな季節がある日本に生まれてよかったって思うのです。
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