goo blog サービス終了のお知らせ 

Colors of Breath

★オリジナルソング・絵・詩・写真・猫・心ブログ('07.11.4開始)★『Breath』音楽活動('11.9.4開始)

COLORSも17年目。

◆私のオリジナルソングを公開しています。(ヘッドホンorイヤホン推奨)◆世界に於ける日本の役割は原発技術を広めることではなく、自然エネルギーの活用技術を広め世界を牽引することじゃないのかと思う。◆イジメとジサツと…イジメがなければその子がジサツしない可能性は?限りなく100%に近いと思う。

Lonely Sigh

2008-08-24 20:53:04 | 9.詩(写真&絵)



  

Lonely Sigh


窓を開け放してFMのスイッチをいれる
迷い込んだ月明りが 鏡を見てる
私は7本目に火をつけて煙の中あなたを思い出している
独りの部屋は静か過ぎるほどなのにあなたの声は聞こえない

Lonely Sigh 夕べ泣いたことも
Lonely Sigh ペンを執れないわけも
Lonely Sigh あなたは知らないで
Lonely Sigh あの女性(ひと)の そば

湧き上がるこの想いあなたは知らぬ振り
術もなく詰りそうな運命を私は飲み込む
あなたはあなたの道を 私は私の道を歩き始めてる
独りの部屋は静か過ぎるほどなのにあなたの声は聞こえない

部屋の隅 膝小僧抱え顔を埋める私… Lonely Love 

 

(注・詩の内容とブログ管理人ichiiのプライベートとは関係ありません。) 

にほんブログ村 ポエムブログ イラスト詩へ にほんブログ村 ポエムブログへ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへブログランキング・にほんブログ村へ


独り訪れた海

2008-08-24 20:09:28 | 9.詩(写真&絵)


 


独り訪れた海

 

降り出した雨
飛び去るうみねこたち
煙る雨の琴線を避けるように
羽の軌跡を目で追う

残された一羽
堤防の上のブロンズ
朧(おぼろ)に白く浮かぶ輪郭の先
恋し気に見つめる水平線が霞む

あなたと来たかった
意地を張ってしまったけれど
今頃あなたは少しだけ慌てて
過ぎた時間に私を押し込む


海の見下ろせる
窓辺のテーブル
打ち寄せる波に
耳を傾けてみる

濡れた小さなキャンバス
足元に立て掛けて
コーヒーカップに
うみねこの行方を思う

あなたと来たかった
意地を張ってしまったけれど
今頃あなたは少しだけ慌てて
過ぎた時間に私を押し込む


淋しさの衣は雨色に滲みてく
ガラスの向うをただ1羽がよぎる
手の届かないところまで
この想いをどうかいっそ遠くまで 


(注・詩の内容とブログ管理人ichiiのプライベートとは関係ありません。)  

 にほんブログ村 ポエムブログへ にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ  ブログランキング・にほんブログ村へ


紙ヒコーキ

2008-08-18 08:50:44 | 9.詩(写真&絵)




紙ヒコーキ


風が目を覚ます
空がゆっくりと深呼吸する

吸い寄せられるように窓を開けた

煉瓦色の屋根を超えて
旋回する白い紙ヒコーキ

窓の下には子供達がはしゃいでた
眩しい笑顔がキラキラと弾んでいる

無数の紙ヒコーキが
緩いカーブを描いて光に舞っていた


少しだけ昔へ帰ろう
切なくて甘酸っぱくて
胸がきゅんとしたあの頃…

宛てのない愛をそっと折りたたむ
指先で尾翼を整える

その手の甲に風を乗せ
掌(てのひら)で風を掴む

風の道を探りながら
静かに紙ヒコーキを押し出す

緩いカーブを描いて
紙ヒコーキが風に乗っていく




幸せを掻き集めて
気まぐれな手紙を書いた

コバルトブルーの封筒でポストに入れた

最後に残った便箋でもう1つ
下手な紙ヒコーキを折った

光で包んで飛ばした

透明な青い空を滑るように
紙ヒコーキが遠ざかる

今日はやけに空が眩しい

そうだ

大好きなキミに会いに行こう 

紙ヒコーキに乗せた想い…
束の間のタイムスリップ

 

 

にほんブログ村 ポエムブログ イラスト詩へ にほんブログ村 ポエムブログへ  にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ


初夏

2008-07-29 19:04:45 | 9.詩(写真&絵)





初夏
 

南に面した窓を開けて
初夏の光を呼んだ
悪戯好きの風が
レポートのページをめくる

向かいの庭先を見下ろすと
小さな子供達が
楽しそうに水撒きしてる

ねえ空まで届きそう?

下の舗道を真っ白な自転車が
ひとつ通り過ぎた



いつもと少しだけ違ってる
初夏の景色を見てた
あの子は微笑みながら
夏が好きだって言った

どこまでも晴れ渡る青い空
遠く向うまで続いてる
ヒマワリの垣根

ねえどこかへ行きたいね

子供達の歓声が湧き上がる
夏空の下の草野球


ねえ二人で歩こうよ
たまには冗談交えてさ
昨日買った本のことや
近頃気になる
あの娘の話も聞かせてよ

 

 

にほんブログ村 ポエムブログ イラスト詩へ にほんブログ村 ポエムブログへ にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 美術ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ


電波

2008-07-26 07:50:03 | 9.詩(写真&絵)


電波

 



電波

 

この広い空を縦横無尽に飛び交う電波
もしも目に見えたら?

その電波によって現在の私たちの
快適な生活が支えられているけれど…

空を見上げてふと考える
その電波の存在をイメージしてみる

空が切り刻まれていく
なんだかコワイ…

この快適な生活の元で
勢い付いた人間が
地球(ほし)の上を暴走している?

青い空とは不釣合いな想像は
漠然とした危機感だけれど

影響という軌跡を辿っていくと
確実にこの地球(ほし)の悲鳴に行き着く

今ならまだ間に合う
その勢いを一刻も早く
今あるべき方向へ変えなければ



 

 

にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ  ブログランキング・にほんブログ村へ


キミはボクの憧れ…

2008-07-21 18:50:09 | 9.詩(写真&絵)

 
キミはボクの憧れ…

 



キミはボクの憧れ…



キミに恋をしたんだ
一目でキミに恋をしたんだ

手を伸ばしても届かない
この指先にすら届かないけれど
ほら、空は繋がってる
ほら、地面だって繋がってる

この思いは風になって
流れる雨になって
ちゃんとキミのところへ届くよ
ちゃんとボクの幸せになるよ

住む世界は違うけど
誰よりキミのこと好きなんだ
何もできないボクだけど
遠くからキミを見守るから


夏にはまだ少し早くて
陽射しがまぶしかった
キラキラと笑顔咲くキミは
あの日からボクの憧れ…

 

 


 
私らしく、さり気無く遠くに鉄塔を配してみました。

にほんブログ村 ポエムブログへ にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ  ブログランキング・にほんブログ村へ


モガク…

2008-07-21 10:56:23 | 9.詩(写真&絵)


 

 

モガク…

 

髑髏を練りこまれた手が
光を求めてる

真実に向けて
力なく半ば諦めた
届きそうに無い手を伸ばしてる

大きく見開いた
見えない片目
もう片方の目は?

機能していない
我楽多倉庫の隅に忘れた

心の目は泣いてる
それを抱きしめてるのは…
  


           ……ボク

 

 

 

 *見覚えのある写真詩ですが、【21.群青色(写真&イラスト付き自作詩)】収納のため再度アップです。 

 にほんブログ村 ポエムブログ イラスト詩へ にほんブログ村 ポエムブログへ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ


夏に向けて

2008-07-21 10:55:20 | 9.詩(写真&絵)



 

夏に向けて



空は夏に向けて
にわかに忙しくなってきた

雨雲のコートを脱ぎ捨て
空のより高い所を滑るように

身軽になった小さな夏雲達が
上昇気流に乗っていく

地上に括り付けられた物たちは
ただ晴れ晴れと空を仰ぐ

これから沸き立つであろう
鮮やかな時間を予感して


 

 

*見覚えのある写真詩ですが、【21.群青色(写真&イラスト付き自作詩)】収納のため再度アップです。

にほんブログ村 ポエムブログ イラスト詩へ にほんブログ村 ポエムブログへ  にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ ブログランキング・にほんブログ村へ


梅雨の晴れ間

2008-06-27 18:47:23 | 9.詩(写真&絵)


 

 

梅雨の晴れ間

 
へこんだタイヤに空気を入れる
好奇心でいっぱいになる

(はや)る気持ちが胸のここのところで
心地好くムズムズする

曇り空に慣れた僕の眼は
梅雨の晴れ間が眩しくて

少し細めて空を見上げる
ぐんぐん流れていく雲を追う


そうだ…南へ遠出してみようかな…
初夏の爽やかな風を探しに

 



 

雨女で紫陽花と雨好きichiiさんとしては、
そんな6月が終わってしまうのもちょっと淋しいのです。
「うんうん」って同感の人も「早く夏よ来~い」って言う人も
ポチッとして頂けると嬉しいです。

にほんブログ村 ポエムブログへ にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ  ブログランキング・にほんブログ村へ


梅雨窓から月夜がこぼれる

2008-06-22 17:22:43 | 9.詩(写真&絵)


梅雨窓から月夜がこぼれる 

 

 

梅雨窓から月夜がこぼれる



しっとりと沁みた梅雨の闇に 

月夜がほんのり耳元で囁く

え?なあに?

耳元に手を添えると

指の間から

ぽろぽろっと零れ落ちそうな

そんな雫のような月あかり

梅雨窓から月夜が零れる

光の欠片が優しく溶けて沁みる 


 

 

いつもご訪問 ありがとうございます。

にほんブログ村 ポエムブログ イラスト詩へ にほんブログ村 ポエムブログへ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ


雨空に映る

2008-06-22 09:06:57 | 9.詩(写真&絵)




雨空に映る

 

雨の空
一面グレイの空
木々のシルエットが映る



太陽の下とは違う
こんな見え方がある
それはちゃんと素適なことだと思う



だから自信を持って
どんな姿もあなただから

 

 



写真が好き、詩が好き、絵が好き。欲張りだけど色々やりたいことだらけです。
宜しければ、是非、他のカテゴリーもどうぞご覧下さい。

にほんブログ村 ポエムブログへ にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ


花の香り…

2008-06-15 18:32:17 | 9.詩(写真&絵)







花の香り…

 

花の香りを嗅ぐ

動物は生きるためだけに
人は心のために

神様が人間にくれた
幸せだと思う

とても贅沢な
幸せだと思う





追記:
何を描こうと思ってたわけではないけど、
何となくこんなのが出来た。
きっと花が恋しいんだ。
梅雨が終わったら眩しい花の季節がくる。

にほんブログ村 ポエムブログへ にほんブログ村 ポエムブログ イラスト詩へにほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ


虹が好き

2008-06-15 15:10:21 | 9.詩(写真&絵)




虹が好き
 

子どもの頃虹を見ると
とにかくその真下に立ちたくて
頭の真上に虹を見たくて
田んぼ道をどこまでも歩いた。

どこまで行っても
届かないんだけど…。

でもきっと
みんな虹が好き。

なぜって
心の中に虹の素があって
みんなそれぞれのキラキラがあって

ひとりぼっち
細く消えそうな時ほど
力いっぱい共鳴するから

大きく広げた
その腕に抱かれるよう
見つめた瞳が
どうしようもなく呼び合うから

どこまで行っても
届かないんだけど…。

でもきっと
みんな虹が好き。

 

にほんブログ村 ポエムブログへ にほんブログ村 ポエムブログ イラスト詩へにほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ