円と対角線の構図
何故か魅かれてしまう
それは衝動的に…分けたい…という意識の存在
混ざり合うことを拒否している聖域の存在
水と油の混合のように一瞬攪拌されて混ざり合い
分けられないものにカモフラージュされているだけで
ふとした緩みと静寂に呼び起こされると
勝手に居心地の良い方を主張しだす
片側には確かに目指すものが在る
時間というツナギで練りこみ
様々なものを咀嚼して取り込んでは血や肉や骨にする
存在とはそうして作り上げられていく筈
ならば逆のことをしようとする構造には?
肝心なのはツナギなど存在しないと言う事実
まず、ツナギを探すレーダーが必要で
何処で手に入れるかが問題で…
道は一筋縄じゃいかないようだ
劣化してしまった地図の遥か遠い遠いところへ遡り
気の遠くなりそうな道を辿ってみろといううのか…