紙ヒコーキ
風が目を覚ます
空がゆっくりと深呼吸する
吸い寄せられるように窓を開けた
煉瓦色の屋根を超えて
旋回する白い紙ヒコーキ
窓の下には子供達がはしゃいでた
眩しい笑顔がキラキラと弾んでいる
無数の紙ヒコーキが
緩いカーブを描いて光に舞っていた
少しだけ昔へ帰ろう
切なくて甘酸っぱくて
胸がきゅんとしたあの頃…
宛てのない愛をそっと折りたたむ
指先で尾翼を整える
その手の甲に風を乗せ
掌(てのひら)で風を掴む
風の道を探りながら
静かに紙ヒコーキを押し出す
緩いカーブを描いて
紙ヒコーキが風に乗っていく
幸せを掻き集めて
気まぐれな手紙を書いた
コバルトブルーの封筒でポストに入れた
最後に残った便箋でもう1つ
下手な紙ヒコーキを折った
光で包んで飛ばした
透明な青い空を滑るように
紙ヒコーキが遠ざかる
今日はやけに空が眩しい
そうだ
大好きなキミに会いに行こう
紙ヒコーキに乗せた想い…
束の間のタイムスリップ
紙飛行機、好きです。
先日、スーパーの文具売り場で、紙飛行機用の、折り線の付いた折り紙を見ました。今は、こんなのもあるのだなと思いながら眺めていました。
そう言えば、どこかによく飛ぶ紙飛行機の折り方の本があった筈です。見付け出して、折ってみたくなりました。
因みに、僕は紙風船も好きです。
私も紙飛行機は大好きです。
折り紙も大好きです。
イカ飛行機(?)って呼んでたんですけれど、
ぐるっと旋回して戻ってくる、
滞空時間の長い紙飛行機でよく遊びました。
折り紙は今恐竜とかキャラクターとかが折れちゃう、
折り線つきのがありますね。
紙飛行機は、遊びだすと面白いですよね。