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Colors of Breath

★オリジナルソング・絵・詩・写真・猫・心ブログ('07.11.4開始)★『Breath』音楽活動('11.9.4開始)

COLORSも17年目。

◆私のオリジナルソングを公開しています。(ヘッドホンorイヤホン推奨)◆世界に於ける日本の役割は原発技術を広めることではなく、自然エネルギーの活用技術を広め世界を牽引することじゃないのかと思う。◆イジメとジサツと…イジメがなければその子がジサツしない可能性は?限りなく100%に近いと思う。

真夜中、雨は上がり…

2008-06-04 20:53:53 | 9.詩(写真&絵)




真夜中、雨は上がり…



雨の音に飾られて
静かに夜の帳が降りる

時の音に導かれ
息づく隙間に夜は滑り込んでいく

響き合う雨音に包まれて
群青は降り注ぎ

そっとそっと積もるように
街は滲んでいく

静かに静かに沈むように
私は滲んでいく


降り続いてた雨は
真夜中に上がり

透明な闇が囁いてた
じっと見つめて

囁いてた


洗い立ての今日をあげる

 

 


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雨上がりの朝(ポエム)

2008-05-15 19:33:27 | 9.詩(写真&絵)







雨上がりの朝



手の平ほどの小さな鳥の巣が
柔らかな雑草の上にポツンとあった

昨夜の強い雨風で
振り落とされてしまったか

辺りの地面を少し見回した
周りに雛や卵はなかった

頭上でやたらと賑やかにさえずる
たくさんの小鳥の姿を見た

あの子達の巣かな
それならと何だかほっとした

枝々を元気に飛び回るその姿を
朝の太陽を感じながら目で追った

きらきらと輝く緑の枝葉の陰に
小さく密集した塊を見つけた

所々にある小さな塊は
足元にあるそれとよく似ていた

多分もう大丈夫だよ
暫くあんな強い雨は降らないから

背中が少し暖かくなった頃
心の中でつぶやいた




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輝く未来へ踏み出す時

2008-05-11 10:10:09 | 9.詩(写真&絵)






輝く未来へ踏み出す時



君が待つ場所へと
息を切らして走る
木立を抜ける風を追い越す
木漏れ日の瞬きをすり抜ける

僕は恋に落ちた

いつもの僕らしく
ありのままでいい
そうだ深呼吸しよう!
そして勇気を出そう!

その恋が本気ならば自分で掴む
行動しなければ未来は変わらないだろう?



恋して振られても
確かに学ぶモノがある
挫けたって顔を上げて立ち直る
強くなって僕は一歩を踏み出す

輝く未来が見える

扉は必ず開く
道は向うに続く
そうだ深呼吸しよう!
そして勇気を出そう!

その夢が本気ならば自分で掴む
前へ進まなきゃ未来は変わらないだろう?




何となく青春の詩を書きたかったんだけど、あまり私らしくないな。
こういうのは何だか恥ずかしくて居心地が悪い。
ま、バラエティー豊かなichiiさんということで、気分転換の1作です。
絵はちょっと爽やかに出来た。
我がブログ初の青年ですか?
何かピピっとしたら下のをポチっとしたって下さい。

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みっつめの卒業式

2008-03-06 19:12:13 | 9.詩(写真&絵)

 





みっつめの卒業式



黄色いネコが見張り番してる
あなたのだと一目でわかる学生鞄
私は…
横目で近寄り難そうに
気をもんでいる

鞄…放りっぱなしのままで
どこかへ行ってしまう
あなたにさよなら言えない…
決まってそれが帰る私の心残りだった


いつの間にか月日が過ぎて
気が付いた時には卒業式で
アドレスの交換に
最後のおしゃべりを交わし…


もう逢うこともないと
ふとあなたを見たら
今頃 目頭 急に熱くなって…

込み上げる想いに言葉がつまる…
心が痛かった





階段下りる自分の足音
時折り重なると気配を確かめる
振り返る度に心のどこかでは
あなたを待ってた


門を前にして
立ち止まってしまった
大事なもの
何かしら忘れてきたようで…

思えばそれは最後も
やっぱり…
さよなら言えなかったこと…


いつの間にか月日が過ぎて
気が付いた時には卒業式で
アルバムの重ささえ
歯がゆく嬉しさにかわる…


もう逢うこともないと
ふとあなたを見たら
今頃 目頭が急に熱くなって…

込み上げる想いに言葉がつまる…
心が痛かった

心が痛かった

みっつめの卒業式…



 

メロディーがついています。
ギターコードのみですが、興味のある方はこちらをどうぞ。



 

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青い月夜

2008-03-01 20:24:26 | 9.詩(写真&絵)




                              2008・2・29 一応水彩 (油絵風 (笑))


青い月夜



青く光る月夜

そっと君の明日に願いをかける

幸せでありますように……


昨日までのどんな日よりも

もっと幸せでありますように……



                                              





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春芳しき里山

2008-02-23 09:57:16 | 9.詩(写真&絵)

 春芳しき里山 
  
     
                                    2008.2.23                


手組みの小さな作業カゴ
春の香りをたっぷりと摘む

枯れ草に覗く愛らしいツクシが
ほら、あちらにもこちらにも

あどけない表情の猫柳
銀色の産毛がキラキラふわふわ

雪解けの川原の西洋アブラナ
お日様色を分けてください


立ちのぼる土の匂い
可憐に色付くあぜ道の野花

春芳しき里山の野辺に
幸せを摘むふるさとの終日


 

 

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春の詩(うた)届けてください

2008-02-21 19:09:50 | 9.詩(写真&絵)


                              2008・2・21



春の詩(うた)届けてください



暗く重い冬のコート
まだ眠い鈍感な僕の背中

春のてのひらがぽかぽかと
やさしい日溜りをつくる


バス停の前の庭先から
ひらひらと鼻先をくすぐる
梅の花の香り

左ポケットに仕舞い込んだ
僕の手を引っ張り出して
ささやく春の詩


何処からか鶯の
リズミカルなハーモニー

僕は身にまとい
いつものようにバスに乗り込む


きのう風邪で休んだ彼女にも
どうぞ春の詩届けてください






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