「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

始動

2010年12月20日 | 日本舞踊
ようやく、群舞の稽古が始まりました。

津軽三味線曲 風、
長唄 花、

大好きな二曲です。


今日が初めての稽古でしたが、大丈夫、なんとかいけそう、という感触でした。

長唄「花」は、老(はいない)若男女??全員で踊り分ける初めての作品です。


それぞれ任に合った役柄を、

今の力で十分に演じられるようにと、

頭はフル回転。

回転数を上げようとすると、ついテンションも高くなります。


皆さんの一瞬のきらめきを見つけたとき、

ダイヤモンドの原石を見つけたように、誇らしい気持ちになります。

ああしたらいいかな、こうした方がいいかな、
と頭の中は視線や呼吸の洪水になります。

 自分が踊るのは、もちろん楽しい。
いろんな個性を持ったお弟子さんの踊りが、うまくかみ合ったときの喜びは
もっともっと大きい。