「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

どこに何が隠れているのか

2015年09月18日 | 日本舞踊
浴衣会後、休むことなく木曜日稽古が再開されました。

初舞台を立派につとめたHちゃんは、
淡々と次の踊りに励みます。
この淡々と具合が、私は好きです。

やる気があるのかないのか分からない、
ずっとそう思ってきた男の子の兄弟が、
嬉々として稽古にやってきた。
挨拶もそこそこに
真っ先に更衣室へ飛び込んで、
帯を結んでほしいと言ってくる。
どこにどんな才能が潜んでいるか、
本当に分からないと思う。
困ったなと思う人ほど、本番意外な輝きを放つことがある。
やっかいだなと思っても、何年後かに想像を超える恩返しをしてくれることがあるから。
諦めないで良かったね、
とお母さんと大爆笑しました。

大奮闘の姉さん2人、もうどれほど感謝しても
しきれません。陰でどれだけ動いてくれていたか、えらいことです。
またバカやっちゃいましたね(笑)
これが恒例の〆言葉になりました。
そして、本番部活で急に出られなくなったMちゃんが、
悔しさを乗り越えてか、しっとりとした娘さんになりました。こんなに綺麗だったっけ?
完全に男祭りであった今回、ここが抜けてたんだと気がつきました。
おかしい、私の得意分野だったのに。
次回リベンジだね。