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「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

体力が勝負です、はい

2006年10月08日 | 日本舞踊
 6月のカピオの舞台からここ数ヶ月、月二回遠征することばかり、体にこたえました。国立まではなんとか気が張っていたせいか、なんとかやってきましたが、ここに来てどっと疲れが出た模様。かつら合わせ、つぼ合わせ、下浚いなど、欠かせない稽古ばかり。実家への帰省もままならず、夫にも迷惑をかけ通し。譲れないところ、守り通したいこと、貫くのは大変です。
 たまには愚痴をこぼしたくなるのが人間です。50人を超える一門を率いる家元は、いったいどんな苦労をされてるんだろう・・・。「たまにはただの自分にもどりたいのよ」そう言われたことがありました。それでもやはり、師匠は師匠、どんな時も私達にとってはたったひとりの「先生」です。師匠辞めます、と言われても、多分私達が許さないでしょうね
 こども教室の開講式に寄せて、母からの電話。「こども達の心に、○○ちゃんの言葉が一生残るかもしれない。もしかしたら、その一言が一生を左右するかもしれないよ。」人を傷つけるのもたった一言、人の心をあたためるのも一言。
大好きだった担任の先生が下さった言葉「継続は力なり。努力できる人になりなさい」。
 踊りは丁寧に、それだけはどんな時も忘れちゃならない。言葉もそうかな。