milkyway‥☆‥☆∵☆∵

心に通り過ぎるたくさんの思い
あなたにも どうか、届きますように…

子どもとサッカー

2005-03-20 23:05:25 | 子ども
サッカー大好きな長男の初めての夢は
サッカー選手になることでした。

私の仕事の関係で、なかなかできなくても、
ずっと、「やりたい!」とあきらめず
3年生から念願のチームに入部することができました。

一生懸命で、練習も好きだったけれど、
体を動かすというセンスには
あまり恵まれていないように見えました。

足も遅く、季節の変わり目にはぜんそくや
アレルギーが出たり、風邪を引いたり、
ついていけないことも度々ありました。

後から入った子ども達に、どんどん追い抜かれ、
ベンチで試合を見ていることも多くなりました。
それでも、サッカーが好き。

何としてでも、勝ちたい!とか、
絶対奪い取る!とか
サッカーに必要な闘争心にも欠けているかもしれません。
でも、彼は、ボールを通じて、仲間と、そして相手と
コミュニケーションをとることが大好きでした。
本人なりに、いつも、全力を出していました。

年末の骨折で休部し、このままやめてしまうかな…?と案じる母を横目に、
もう卒団というころになって、チームに復帰しました。
今日、3分間だけ、試合に出してもらえたと
本当に嬉しそうな顔で報告してくれました。

悔しい思い、悲しい思い、涙を流すこともありました。
でも、「サッカー楽しかった。やってきてよかった。」
今日、しんみりと話す彼の姿に成長を感じました。
きっと、私に話せなかった いろんなことも乗り越えてきたのでしょう。

いつのまにか、彼には料理人という別の夢が生まれました。
でも、きっと、いくつになっても、サッカーって楽しいよ!
そう話せる人になるんだろうなぁ。
そうあってほしいなぁ。
今日、話を聞きながら、そう思いました。


卒業式

2005-03-18 23:39:30 | 子ども
今日は、長男の小学校の卒業式でした。
2クラス50名。
6年生全員です。
こじんまりしていて、先生も少なくて
分校のような坂の上の小学校。
でも、心が温まる卒業式でした。

1人ずつ壇上で述べた決意の言葉
自分の夢や目標が体育館いっぱいに響きました。
まっすぐで、力いっぱい生きている子ども達の姿が
まぶしかったです。

みんな、成長したなぁ…
本当に嬉しく思いました。

体育館から、校門まで、長い花道を
少し照れながら、でも誇らしげに歩く子ども達。

どうか、この先も、自分の道を探しながら
時には、立ち止まりながら
ゆっくりと歩いていってほしい…
心からそう願いました。

息子の決意の言葉
「僕は、将来、料理人になります。
料理人になって、美味しい料理を作り、
たくさんの人に食べてもらいます。」

小さい時から料理が大好きな子。
今年の市内の給食のメニューにも採用され
将来の夢に向かって一歩前進したようでした。

料理人になりたいなんて、彼1人だったけれど
胸を張り、自信に満ちた声で決意を述べていました。

勇気と元気と根気で、
これからも、がんばっていこうね。
お母さんは、いつも君のこと、応援しているからね。

フットサル

2005-03-15 16:24:02 | 日記
先日、初めてフットサルを体験しました。
応援のつもりだったのですが、
始めのうち人数がなかなか揃わず、
交代要員がいなかったので、
立っているだけなら…とキーパを引き受けて。

手を使っていいのはわかっているんだけれど、
みんなの真似をして反応しているだけだからか
なかなか手が出ない!足でももちろん止められず…。
相手はコーチチームで、目いっぱい手加減してくださっていたと
思うのですが、それでも、何点入れられたか覚えていません!

少しだけ、フィールドでも参加させてもらいました。
ただ、前に行ったり、後ろに行ったり、
ウロウロしているだけなのに、
それも5分くらい走っただけなのに
心臓が飛び出しそうでした。
結局、みんなの足を引っ張るだけ引っ張って
もう息ができない~!と交代してもらいました。

すっごく疲れたけれど、すっごく楽しかったです。

ダンスは、振りがあって、次はこう動く…とわかっているから
体もその動きに備えて準備できます。
でも、サッカーは、自分の思うとおりに全然いかない。
振り回されていました。

でも、サッカーやフットサルを楽しんでいる人達は、
駆け引きしながら、騙しあいをしながら、予測しながら
瞬間に判断してプレイしているんですよね。
見ているのも、楽しいけれど、やってみるともっと楽しいスポーツ!
これがフットサル初体験の感想です。

まさか、この年になって走ることになるとは思ってなかったし
筋肉痛にもなったけれど
なんだか終わったあと、とても気持ちがよかったです。
思いっきり、声をだして応援していたせいもありますけれど。

今日、図書館で本を借りてきました。
もちろん、フットサルの本。
次までに、こっそり練習するぞ!
ひそかに得点を狙っている私です。
新しい目標ができました。



となりのチロちゃん

2005-03-15 15:45:59 | 子ども
高校の同窓生yukinkoさんが本を出版しました。
本の題名は「となりのチロちゃん」
主役はかわいい猫のチロちゃん。
でも、それは仮の姿で本当は夏休みの研究課題で
地球人観察にやってきた僕。

宇宙に浮かぶかわいい猫の表紙に
さて、どんな楽しいお話かな?と読んでいて
あちこちに散らばる大切なメッセージに気づきました。

「本当は、人間は自分の意思によって、自分自身を自由に
つくりかえてく性質を与えられている。
どのような自分になりたいかは、自分で決定できる。」

「与える側の人生がどんなに素晴らしいか、
悲しみや苦しみを経験したからこそ分かるんだよ。」

読み終わったあと、希望の光を感じ、
温かい気持ちになれる本です。
ぜひ、読んでみてください。

  「となりのチロちゃん」  yukinko 価格\1050

ここから検索・注文できます。(クロネコヤマトブックサービス)

新風舎に直接注文もできるそうです。
  03-3746-4648(代引き手数料300円)

義家先生の講演会2

2005-03-14 22:46:10 | 日記
  「ぱさぱさに乾いてゆく心を
  ひとのせいにはするな
  みずから水やりを怠っておいて

  気難しくなってきたのを
  友人のせいにはするな
  しなやかさを失ったのはどちらなのか

  苛立つのを
  近親のせいにはするな
  なにもかも下手だったのはわたくし

  初心消えかかるのを
  暮しのせいにはするな
  そもそもが ひよわな志にすぎなかった

  駄目なことの一切を
  時代のせいにはするな
  わずかに光る尊厳の放棄

  自分の感受性くらい
  自分で守れ
  ばかものよ」


        (「自分の感受性くらい」茨木のり子)

昨日、義家先生が、最後に紹介してくださった詩です。
これは、私の心にズキンと刺さりました。
一つ一つの言葉に自分自身を振り返りました。

今の私は、自分で選んできた私です。
楽しいこと、嬉しいことも たくさんあるけれど
同じくらい、しんどいこと、つらいことも
毎日の暮らしの中に、たくさんあります。
時々、逃げ出したくなる時があります。
愚痴をこぼしたくなる時があります。
誰かのせい、何かのせいにして
自分に言い訳をしてしまうことがあります。
でも、全部自分で決めてきたことです。
誰のせいでもありません。
自分で選んだ生き方です。
逃げるな!真正面から言われた気がしました。

義家先生の講演会

2005-03-14 00:42:10 | 子ども
今日、高槻まで義家弘介さん(ヤンキー先生)の講演を
聞きに行ってきました。

始めに高槻太鼓の演奏がありました。
太鼓って、力強く激しい中に、哀しみを感じます。
ドラムの乾いた音とは違う響きで、
言葉にできない心の中の熱い叫び声に聞こえました。

義家先生の話で、又、いろんなことを感じました。
今回、いろんなことがあって、退職することになった義家先生。
どんなに悩み苦しんだかと思うのに、
自分の進むべき道を見つめる迷いのない顔でした。
厳しさも引き受ける覚悟を決めたような顔でした。

お話の中で、昨日ここに書いたことと同じ言葉が出てきました。

「ダメなことはダメと線を引き、教えることは大切です。
でも、その前に、その子を抱きしめてあげなければなりません。
君もかけがえのない子どもだと、伝えてあげなければなりません。
その先にこそ、教育やしつけが あるものだと思っています。」

たくさん、心に届いた話がありました。
「いろんな矛盾を真正面から受け止め、悩んだり拒絶する子どもが
いても、自然なことではないでしょうか。
でも、それでいいとは思いません。
なぜ、親はわかってくれない。なぜ学校は、なぜ友達は?
いつも、探しては苦しんでいる子ども達に、こう言いたい。
『なぜ』ではなく、『だから』を探そう。
だから、どう生きる、だからこれから、どうするか、一緒に考えようと。」

私自身にはヤマアラシのジレンマの話が痛かったです。
「本当に大切な人ならば
傷つくことから逃げないで。
みんな個性という名の針をもっている。
だから互いに傷つけあうことがある。
だけど、傷つかない安全な距離にいるだけでは
本物の関係は生まれない。
傷ついて離れても、又、心を寄せ合えばいい。
それを何度も繰り返して信頼関係は作られるのだから。」

子どもだけではありません。
大人と大人も、同じこと。


愛しい気持ち

2005-03-12 11:03:01 | 子ども
学校でも、家でも、いい子で
いつもいつも、一生懸命頑張って生きていて、
どこにも、気持ちを吐き出せない子。

家で、いっぱいいい子でいて、
外で、しんどさを吐き出してしまう子。

子ども達の心の中は同じじゃないかな…。
自分のままを愛してほしくて
でも、このままの自分は認めてもらえない気がして
必死で頑張りながら
いつも不安だったり
とても、さびしかったり…。

そんなことを考えると
自分の子も、人の子も関係ないなぁって感じます。
子ども達の心の深いところに思いを寄せると
みんな、とても愛しい。
しっかり頑張りなさいって言う前に
たくさんの愛で包んであげたい。
抱きしめてあげたい。
いいんだよって言ってあげたい。
子ども達みんなに愛しい気持ちを伝えたい。







ミルキーウェイ・ダンス・デリバリー

2005-03-09 16:20:33 | ダンス
今年の初舞台?が決まりました。
場所は、庄内老人センター。
老人施設へのダンスの配達は初めてです。

ミルキーウェイのメンバーと一緒に踊りたくて、
大人の作品を一つずつ増やしてきました。
子ども達も少しずつ踊れるようになってきました。
以前からの依頼にやっと応えることができます。

とっても小さな舞台ですが、
子ども達は、張り切っています。
大人達も気合が入ってきました。

予定している曲目は
☆キッズ  
 ・二人はプリキュア
(ママ手作りの衣装でプリキュアになりきって。みんなノリノリ元気いっぱいの踊りです)
 ・カレンダーガール
(アンパンマンのドキンちゃんの歌。私が踊ると変ですが、子ども達はとってもかわいい!)

☆ジュニア  
 ・希望~Yell
(NEWSの振り移しから始めました。舞台を重ね、カッコよく踊れるようになりました)
 ・グリーングリーン
(生きることの喜びと悲しみを歌った歌。歌いながら踊ります。ミュージカルみたい!)
  
 ☆ミューズ(ママ達)    
 ・If I only knew
(トム・ジョーンズのとても有名な曲。大きなドアの車のCMで使われましたね)
 ・ハレム
(サラ・ブライトマン。妖しい雰囲気大人の魅力たっぷりの?踊りです。
おじいちゃん達に刺激が強すぎないよう、ただ今、調整中です)
 ・NARUTO
(アニメNARUTOのテーマです。和調で粋。よさこいソーランのイメージです)

☆全員
・ドレミの歌(高齢者の方達と、一緒にできれば楽しいなと考えています)

他に手遊びや、その場でできる簡単な体操なども入れようかな。
ソロも…と言われているので、少しプレッシャーですが
リクエストの多かった冬ソナを、見てもらうつもりでいます。

今年は、ここから、第一歩。
舞台だけでなく、小さな慰問に出かけたり
チャリティーを企画したり
みんなのダンスでできることを広げていきたいなと
思っています。



自分を変えること

2005-03-08 17:40:17 | 日記
〈他人を変えることはできないけれど、
自分を変えることはできるものね。
raisalさんの
「自分自身で変わっていくしかないんだ」の言葉に
エールを送りたいです 〉

友達が届けてくれた言葉です。
本当にその通りだと私も思っています。

私は、ブログを始めて本当によかったなと思っています。
ここで、いろいろな思いを書きながら、
考えさせられることが沢山ありました。
いろいろな人の言葉から
気づかされることもいっぱいありました。

私自身、不用意な発言で人を傷つけてしまったことが、
何度もあります。
もちろん、始めから誰かを傷つけたかったわけではありません。
自分の思いを伝えたかったり、
励ましたかったり…。
「どうして、わかってくれないの…?」と
思ったこともありました。
どんな言葉も相手の心に届かなければ
意味がないのにね。
「どうしてわかってくれないの…?」
本当は、相手が私に言いたかった言葉だったと
気づきました。

今までの私を反省しながら
自分で変わっていくしかありませんよね。
もっともっと、学んでいきたい。変わっていきたい。
そう思っています。
生きているかぎり、人は何度でもやり直すことができますよね。
自分にこだわらず、柔らかな心で生きていきたい
そう思っています。

生きるということ

2005-03-06 22:53:04 | 子ども
薬物について、ドラマでは、どういう伝え方をするのかな?
と思って、先日、久しぶりに、金八先生を見ました。
私自身の感想としては、『う~ん…どうしてこんな描き方にするかなぁ?』
と疑問に思ってしまうところが、いくつかありました。
子ども達に『絶対やめておこう!』と思ってもらうためには、
こんな表現になってしまうのかな?

でも、谷川俊太郎の「生きる」の詩は
私にとっても、とても大切な詩です。

2年続けて、高齢者教室に来られていた方が亡くなりました。
一人の方は全身に癌が転移して。
何も食べられず、どんどん小さくなって…。
それでも、最後まで顔を出してくださいました。
体をさすってあげると「ありがとう。気持ちいいなぁ…。」と。

もう一人の方は、少しずつ息が出来なくなってしまう肺の病気でした。
それでも、「ここに来ると楽しい」と
一生懸命、通ってくださっていました。
奥さんが亡くなって、しばらくして
ご主人が一人で見えました。
「家にいても、寂しいだけ。ここに来たらみんながいる」と。

こうやって一人ずつ見送らなくてはいけないのかな…
と思うと耐え切れない気持ちになってしまいました。
必死でこらえて、精一杯の笑顔をつくりました。
でも、一人になると、涙があふれて…。

そんな時に、友達がこの詩を教えてくれました。
「残りの人生を精一杯前向きに生きている人達に
これからも、今を生きているすばらしさを
 感じさせてあげてください。」と。
今も私を励ましてくれる言葉と詩です。


     「生きる」  谷川俊太郎

 生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
     
(一部抜粋)