milkyway‥☆‥☆∵☆∵

心に通り過ぎるたくさんの思い
あなたにも どうか、届きますように…

花のたね

2005-07-10 20:46:27 | 子ども
昨日、青少年を守る会主催の学習会へ行ってきました。
知っている人が寸劇にたくさん出演していたので
応援の気持ちもありました。

準備期間は短かかったのですが、
台本もよく考えられていて、
繰り返し練習されたのか、
笑いながら考えさせられる中身の濃い舞台で楽しめました。

今年は後半のパネルディスカッションに
中学で不登校支援、学習支援のボランティアをされている大学生が二人
パネラーとして参加されていました。

話の流れから、中学生活の思い出も話されていました。

当たり前のことかもしれないけれどと前置きしながら、
厳しいクラブで疲れきって帰った時、
いつも暖かいお風呂とご飯で待っていてくれたことが
とても嬉しく有難かったという話。
たった一人だったのに、参観にお母さんが来てくれて、
自分のことを思ってくれている気持ちが嬉しかったという話。

誰とも比べられなかったことが今でも嬉しく思うという話。

いろんな話の最後に、二人とも、
自分も親のようになりたいと話されていました。
なんだか感動してしまいました。

まとめの話の中では、コーディネーターの先生が
「私達は種をまく仕事をしているのだと思います。」
と話されていました。
「教師も親も、種をまいているのだと思います。
春に蒔いた種が秋に実れば楽ですが、なかなかそうはいきません。
来年花を咲かせるのか、何十年も先になるのかわかりません。
でも、花の咲くことを信じて育てていきたいです。
親である私達が頑張りましょう。」
聞きながら、私は水谷先生の言葉を思い出していました。
「子ども達は一人一人が、みんな花の種です。
だから、太陽の光のもとで一人一人の花を咲かせてほしい。
大人達は、花の種である子ども達を守り、慈しみ、大切に育ててほしい。
子ども達の花は、明るい太陽の下でしか
咲くことができません。」

たくさんの大人が、子ども達の一人一人こそが
世界にたった一つの大切な花なんだと
心から思うことができるようになれば
もう少し優しい世界になるのかもしれませんね。
又、いろんなことを学び考えさせられた一日でした。