随所随縁

所に随(したが)い、縁に随い、時に随い、想いに随い、書き留めていきたい。

白衣・レディース制服

2005-02-17 21:31:10 | 仕事・ひと

昨日に続いて、本日もユニフォームメーカーの営業の方が来社されました。

最初は、作業服ではトップメーカーのJ社。数年前から、白衣(ナースやドクターが着る白衣で、食品工場やクリーンルームなどで使用する白衣は別のカテゴリになります)のブランドを立ち上げていますが、作業服ではトップメーカーとして一目置かれていても、白衣については後発ということで、いろいろと苦労されているようです。白衣はコンサバティブなマーケットで、製品のバリエーションは極めて少ないのが特徴です。カラーは名前通りの白とせいぜい薄いピンク、サックス程度で無地の製品がほとんどです。そんなマーケットなので、後発のこの会社が前面に打ち出したのが、作業服で培った技術を活かした「銀の糸の白衣」とのこと。糸に銀を織り込み、銀のもつ「抗菌・防臭」および「制電(静電気のパチパチを防ぐ)」機能を活用するというものです。たしかに病院等での「抗菌」は必須ですし、この技術をもつのはこの会社だけとのことで、これはお客様にお勧めしやすいと思いました。当社のホームページにも「銀の糸」を前面に出そう。

また白衣は病院関係者だけでなく、ヘルパー、美容室、エステ、看護学校など、さまざまな職業にも適用できるといった、広がり・可能性があることも確かです。ただし、たとえばエステの方にカタログを配っても、一目見て、「私はナースではないから・・・」といわれてしまうのがオチで、提案の仕方にも工夫が必要になってきます。

2社目は、レディースの制服(いわゆる事務服)のメーカー、J社。こちらは、最近取引を始めたばかりで、初対面ということになります。当社から事前にFAXした、あやしげな地図を頼りに来社されたのは20代後半と、この業界にしては若い方でした。それだけに、さまざまな「自作」の資料でプレゼンしたり、メルマガなども(たぶん)手弁当で発行するなど、なかなか活動的なタイプの方でした。他のレディース制服メーカーが「シック」な路線を歩むのに対し、この会社は「キュート」なタイプの制服が多いとのこと。また、低価格の商品は思い切った価格設定とする一方、高品質・高価格の商品も充実させ、さまざまな組み合わせ・アレンジが可能なカタログ構成になっています。平成元年設立の若い会社とあって、老舗のメーカーとはひと味違ったイキイキとした雰囲気を感じました。当社も創業ウン十年の古~い会社ですが、こういう雰囲気がほしいところです。

昨日、今日と、様々なメーカーの方にお会いして、ご縁が広がりましたし勉強にもなりました。まあ、勉強ばかりでなく、メーカーさんの期待に応えて、当社の売り上げを増やさないといけないのですが・・・・・。