昨日、今日と、松本市内のほとんどの保育園で、一斉に一日入園が行われます。私の勤める会社は、園児服などの園児用品を取り扱っているため、社員総出で各保育園に行き、園児用品販売をします。私も昨日と本日午前中に合計3園の販売に行ってきました。
松本市の保育園では、制服を廃止しており、カバンや上履き、お昼寝ふとんや給食エプロンなども購入するかどうかは保護者の方の判断に任せているところが多くなっています。そのため、売れるか売れないかは、私たち社員の実力次第(というかその場の雰囲気次第)ということになってしまいます。
1園目は、さんざんでした・・・。今年初めての販売ということもあり、開始時刻の30分以上前に行き、見本の商品を並べ、保護者のお母さんにセールストークでも、と張り切っていたのですが、ほとんど売れずじまい。
替わりに群がってくるのは園児ばかり。商品のひとつひとつを指さしては「これなーに?」と聞く園児あり、用意した釣り銭を見て「これ、ちょーだい!」とか、見本で置いてあるふとんに転がる園児あり、・・・と、販売時間中、お母さん相手にセールストークどころか、すっかり園児たちとたわむれる結果となりました。
今朝は気を取り直して2園目と3園目に。こちらは大盛況。お母さんたちが列を作って買いに来てくださったのですが、商品の包装、金額の計算、お金の受け取りと釣り銭渡しを全て一人でこなさなければならないので、これまた大変なことに。会場の暖房もよく効いていたため、かなり汗をかきました。もう、間違えずにお金を計算してお釣りと商品を渡すだけで精一杯で、やはりセールストークはできずじまい。それでも売り切れる商品も出て、一部お渡しできなかった商品は、後日お届けすることになりました。
なんだか慌ただしさの中であっという間に終わってしまいましたが、新入園児さんたちにとっては、これからが新しい生活のスタート。ぜひとも保育園生活を楽しんでもらいたいと思いました。