春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

タイワンツバキ 思い出

2019-11-20 | 樹木


白色の一重、平咲き、
花の大きさは10cm以上、樹木の枝に絡むように多数咲き、

花弁が薄く優しい色合いの花で1~2日開花ですが、霜や
雨で1日で痛み落ちることが多々あります。

原産地が台湾、ベトナム 中国で自分は建設時代に出張で過去に毎年台湾、ベトナムに仕事で
出向き、不思議にこの花に出会うことが多かったです。現地では11月から2月頃が

開花期で公園やお屋敷で出会いが沢山ありました。
花がツバキですから日本的に見て、大好きな白花、いつも見て

安行から当時を思い出してます。何でも挑戦してきた若かりし頃ですよ。
















葉が暗緑色、とても
白花と調和します。長めのノコギリ葉の厚みのある葉は多少寒さに弱い

タイワンツバキですが、今頃の美しさは自分にとっては、最高のツバキです。


















大東茶、大頭茶とも言われ
自分が初めて見たのは東南アジアで、帰国してから後に、交友が始まった
安行の親方の庭で見かけ驚いた過去があります。すでに10年以上の

月日が流れてます。 この樹木は安行の興禅院の奥まった庭の片隅に
樹木や花をこよなく愛するご住職様が植えた苗木が今や4mを越す

大きな木になり見事なタイワンツバキの花を見せてくれてます。月日の流れの早さですね。

















山紅葉 深秋

2019-11-19 | 樹木

日曜日に仙台にて
法要があり昨日の夜半に帰宅、仙台は昨日は珍しく暖かな1日でした。
紅葉が進んでました。

今日の紅葉は安行地区、有名な小林紅葉園、かえで もみじ、小売り卸専門業者の
広大な敷地内、最盛期は見物のお客様で大混雑、本日出向く。

まだ5部これからの季節、部分的に先取りの撮影です。

青紅葉、花紅葉 錦秋 山紅葉 紅葉錦  実の色付き
落ち葉 楓葉 全て小林紅葉園内、いまだ5部の紅葉。









































ドウダンツツジ サルスベリ夏祭り

枯れ落ち葉 最後は安行地区の名刹興禅院参道、青紅葉。山門、カエデ


















    





    






    






    





     








ユリノキの巨木 

2019-11-17 | 樹木

樹高35m以上の3本の巨木は
芝生エリアの中では堂々とそびえ、まさに樹木が生き抜く素晴らしい

景観を見せてくれてます。根周りの姿も強烈な印象を与えます。 新宿御苑の顔と言われる3本のユリノキは、

入場券の絵柄になるほど多くの方に親しまれてます。 





































人気のある巨木は初夏に淡緑色の
オレンジのラインの花を枝に一杯付けてくれます。 ご存じのように

チューリップの様な形で、別名チューリップツリーとも呼ばれてます。ユリノキは樹齢120年以上
で初めて日本に植栽されたのが新宿御苑です。明治40年ごろにこの木から種を採取して払下げされ

育成用に東京都が発芽させ、都内の日比谷公園、四谷の迎賓館前の街路樹に植栽され
今や大きな並木を作ってます。 まさに母樹となったのが

新宿御苑のユリノキと言われてます。 確か天皇陛下、皇后様のパレードの中継に迎賓館前の道路の脇の
街路樹並木がとても鮮やかに見えた樹木が、ユリノキと思われます。 3年前に歩いてみました。
並木の美しさはどこの場所でも忘れられなく、素敵な光景です。






   
 







  




      
  


















コハウチワカエデ 色付き

2019-11-16 | 樹木


安形地区の樹木待機所に

真っ先に紅葉するのが、コハウチワカエデ、とても綺麗な紅葉を

見せてくれてます。 最初は青 黄色に 今が最終の真っ赤な

紅葉になり、最後には落ち葉となり地表を埋め尽くします。





















    




本日、花き市場部の店頭に

葉ボタンの入荷がありました。 もうこんな季節になってしまいました。花き部には最大のイベントがあり

秋の花まつりの季節到来が11月下旬にあります。








        















多肉植物 冬の花各種

2019-11-15 | 多肉植物


寒くなると成長をはじめ、
小さくてもこの時季咲き始める、セネキオ属の、マサイの矢じり 更にグラフトベリア

属のマーガレットレッピン。白牡丹とフィリフェルムとの
交配種このタイプはエケベリアの花と見分けがつきません。

最後は自宅の最強の花と株、ブロウメアナ、クラッスラ属の耐寒性、耐暑性
最高の多肉、1年を通して咲き続け今年の10月に開花、そして再び

更に小さな蕾を再び付けて、2年目の開花に突入の大株。
1年中フェンスに置きっぱなし。

















花茎を茎の中央から30cm以上
伸び上げます。その時点で茎の成長は止まります。 蕾を付けてから
数か月かかり昨日開花を始める。グリーンネックレスの花の形状に

似てますが黄色の花は珍しい。






   




 












 












我が家では最強のクラッスラ属
ブロウメアナ、雪以外は外に1年中フェンスにかけて、2年で大株、耐寒性
、耐暑性抜群、去年の10月から小さな白花を数千開花して再び、今年も10月からの
開花で今日に至る。
 


















  



真冬に雪の積もる
地方は別にして、かなりの寒さでも多肉植物は冬でも成長をします。
過保護に育てると苗が弱くなり、間延びをしたり、色も悪くなり、株自体が貧弱になります。



















八福神  ユーフォルビア属

2019-11-14 | 多肉植物

夏の始まりの7月から咲き続けた
八福神が再び秋口から新芽を出して、その場所から鮮やかな苞葉を出して

中心に花を咲かせ始めました。 色鮮やかな苞葉の色が、晩秋に彩りを
見せてくれてます。 花キリンは小さな苞葉ですが、八福神は上手に

育て上げると真冬でも色鮮やかな大きな苞葉の姿を見せてくれます。
































シマサルスベリ 樹皮の変化

2019-11-13 | 樹木


上野不忍池の畔の7本の大木のシマサルスベリ
が毎年蓮葉を落とす頃に、樹皮が白色からくすんだ白薄茶に変化をいたします。

樹皮の変化には個体差が有り、この場所から50m先のシマサルスベリは
青葉を未だ茂り、樹皮の色も白さが目立ち未だ鮮やか姿で、

秋とは思えないほど樹木自体が美しさに輝いてます。
一つにはこの場所は10時ごろから日が沈むまで太陽があたります。

最後に安行地区振興センター内の特異なシマサルスベリを載せます。
多くのシマサルスベリを知る人はこの場所のシマサルスベリを注目してます。
私もですが、見てください、シマサルスベリとはいささか違う、

雑種か? あるいは新種か?樹皮も違い、葉の姿も違います。
しかし過去に見た花はまさにシマサルスベリの花でした。この場所は梅園内で
2~5月が開門で後は閉められます。 10月の下旬に1回だけ開門の日に撮影。
今後が楽しみです。






















   














 






   




下が振興センターの
特異なシマサルスベリ、樹皮の色が違い、また樹皮に蚊様が入る、また縦にわずかに割れ目が入る
、葉もいささか違います。 研究員と話しましたが雑種の交じりが入ってるのか?

そんな話も出ましたが、センターから県内の植物研究所に紹介してますとの話でした。























  





春先に夏の花の樹木の
サルスベリが毎年注文が多く出ますが、近年シマサルスベリが欲しいと言われる

お客様が増えてます。 シマサルスベリは手に入ることが少ない樹木の一つ

有れば私が購入したいです。
  













 






 





 








街路樹 剪定作業

2019-11-12 | 樹木

川口駅西口前のロータリー内
のモミジバ 、フウなどの樹高10m弱の各種の樹木の剪定を

川口市役所の街路樹課の依頼を受け昨日から取り掛かり本日終了。
仕事内容や剪定の写真、諸々を添付して報告書を明日、市役所に提出。

葉が落ちる前の剪定、シートを引いて小枝、落ち葉を落とし
すぐに布ボックスに入れる、風のない日、雨降りで無い日が条件。

数年前には私たち職人が、木々に上り枝伝いに剪定作業を行ってましたが
他で転落事故があり、去年から大型脚立、車両グレーン車の仕様での
剪定作業が条件付けられてます。











ノコ、剪定ハサミのショート、ロングを使い
小枝を斜めに切り落とすのがこの樹木の剪定作業です。雨や露が切り口から
流れ落ちることが大切、大枝を剪定するのではなく大小の枝をこまめに切り落とす

手間のかかる作業です。 今ではロング脚立やグレーンですから足元が
安定してますが、枝に上り、命綱を付けての作業は過去大変でした。  















 






 

  




  



翌年の街路樹の姿は
秋口の剪定作業の善し悪しで決まります。 三角形の樹形は葉を出した時のイメージを

描きながら剪定をいたします。 造園士は美的センスも大切といつも
親方の口癖です。自治体の仕事は大変、気を毎年使います。 帰宅です。
無事終えて仲間も一安心の今日でした。






  






















白マユミ  割れて赤実

2019-11-11 | 樹木

白マユミが割れて中の赤実

が見えてくる。 赤実の美しさは小さくてもとても愛らしく、

庭木として大変人気の高い樹木です。 とりわけ白マユミは園芸種ですが

見ることが珍しく、希少種、白と赤のコントラスト印象的です。





































下が10月5日頃の
姿です。安行地区樹木待機所。 実のなる多くの樹木が今、色が赤色に変化してきてます。

当然これは長い進化の流れで、子孫を残すのは、種を遠くに運ばなければ

なりません。 鳥の視覚は赤色しか判断できません。食べてもらい遠方に

運んでもらうための手段です。 秋の実で赤の実が多いのはこの理由です。












ブラックアンドブルー アガベ

2019-11-10 | 多肉植物

今、アガベの仲間で
注目の的、ブラックアンドブルーの植え込みを開始。

総数50鉢を植え込み暫く、会社の敷地内で養生して出荷。
値段はこのタイプは高めですが、買手はすでについてます。

また白樺キリンも先端が色付き始め秋色に染まります。
 




























あらゆる種類の
多肉植物 エケベリア クラッスラ セダム カランコエ ハオルシア パキフィズム
その他諸々。持ち込み8角プラ鉢 1面プラ鉢35個、10面約350個を2日で植え込む。

待機させ順番に発注。