トケイソウ 仕組み

今年最後の自宅のトケイソウが咲き始めました。夏ごろに咲き
再びの蕾をつけての開花です。　長くトケイソウを栽培して花を見てきましたが２～3年ぐらいで枯れてしまいますが、
本日のトケイソウは我が家で４年近く、元気に毎年、不思議な花を見せてくれます。

雌しべが中央上部に3裂してます。薄い緑色の部分です。


雄しべは5本在り中央の基部に合着してます。面白いことに開花すると同時に横または裏向きになります。


副花冠は円を描くように糸状に広がってるのを示します。濃い紫色また種類により白、青もあります。
花冠や雄しべの一部が変形して出来た花冠状の構造物を副花冠と呼んでます。良く見ると
副花冠は2列に輪を描くように100本以上あります。副花冠は種類によって数や色がさまざまです。
このトケイソウは副花冠は中央部にも有り合計4列あるのがわかります。









花弁は上から見ると10枚に見えますが色彩が違います。
下から見ると緑の色、薄紫色が5枚ずつ合計10枚。薄紫が花弁、緑が萼です。　





花茎を伸ばし最初にある3枚の葉のようなものが苞葉です。
不思議なトケイソウの花は1日花、真横から見ると蕾の状態で構造が良くわかります。







過去、自宅で咲いたトケイソウ各種。


　　　　　　　　　　　　　　　


毎年咲いてくれるトケイソウは1日花、花は不思議な形、造形美。
、果物トケイソウは4番目、パッションフルーツを作り出します。