時間が余ったからと言って札幌で映画を観る必要はないのだが
下手に動くとまたお金を使っちゃうので、おとなしくさつえきのシネコンへ。
CMの「ハァチィ~~」がなんだか間抜けでまったく観る予定の無かった
「HACHI 約束の犬」くらいしか時間的に適当な映画が無い。
それにしてもなんで今ごろハチ公物語なん?
しかもアメリカが舞台のハリウッドリメイク版って何?・・・さっぱりわけがわからん。
こんな企画で泣けるわけないじゃん。
と思っていたのに最後は号泣、嗚咽まで漏らした俺って何?
一番わけわからん。
時間が余ったからと言って札幌で映画を観る必要はないのだが
下手に動くとまたお金を使っちゃうので、おとなしくさつえきのシネコンへ。
CMの「ハァチィ~~」がなんだか間抜けでまったく観る予定の無かった
「HACHI 約束の犬」くらいしか時間的に適当な映画が無い。
それにしてもなんで今ごろハチ公物語なん?
しかもアメリカが舞台のハリウッドリメイク版って何?・・・さっぱりわけがわからん。
こんな企画で泣けるわけないじゃん。
と思っていたのに最後は号泣、嗚咽まで漏らした俺って何?
一番わけわからん。
秋になったのでサマーウォーズを観てきました。
夏休みに話題のアニメを観るとガキンチョばかりでたまりませんからね(笑)
「時をかける少女」が評判ほど面白いと思わなかった細田守監督の最新作。
ネット上の評価では前作を凌いでるようですが・・・以下ネタバレ
アニメーションの技術には素直に感動しますね。パステルの洪水のような
仮想世界OZの美しさ、ディテールの作り込みにも関心しました。古き良き
田舎風景との対比も利いてます。
ただ、そこで展開されるストーリーには既視感が漂うし
面白さを優先させたがために、登場人物の行動には理解不能な一面も。
(たとえば、おばあさんの「面接」の前にアルバイトの詳細を教えてない・・・とか)
田舎から出てきてる人なら久しぶりに帰りたいと思うだろうし
おばあちゃん子なら今すぐ会いたいと思うかも。そういう意味ではノスタルジックな
いい映画だと言えるけど、50前のおっさんがマジで感動するほどのものじゃない。
まあ70点くらいかな?ハリポタよりは面白いですよ。
娘の付き合いで昨日吹替え版を鑑賞。
シリーズ第6段ですが前作まではまったく未見、原作も未読。
なのでよく分からないところもあるのですが、どうやらブリッジにあたるエピソードなんだろうな
ということは分りました。だって2時間半かけてほとんどストーリーが進んでませんから(笑)
娘曰くだいぶエピソードがはしょられてるらしいですが、まあまあ楽しめます。
ライオンかぶってた娘がかわいいなあ。
先週観たのにレビュー書くのを忘れていたことでも判る通り、期待には届かなかった印象。
いい映画なんだけど・・・ちょっと西川美和監督に対するハードルを上げ過ぎてたかな?
平日の朝いちなのに京都シネマはほぼ満席、両サイドにお客さんがいるのも久しぶりです。
全国的にはどうか知りませんが、初主演の鶴瓶人気もあり関西ではどこも盛況のようです。
そのこと自体はいいことですが、やはり前作「ゆれる」にみられた、粗削りだけど
人間の業が深く描かれ、背筋がぞわぞわするような、あの気分は味わえませんでした。
脚本も演出も腕を上げてるんだけど、なにかか足りないと言わざるを得ない。
次作に期待します!
じつはCBC賞の後名古屋で観る予定だったのですが、前夜三沢さんが
「戦死」してしまったので、あまりにもタイミングが悪いと延期していた「レスラー」を鑑賞。
作中の主人公とリンクするミッキー・ロークの復活劇で話題ですが、彼は「シン・シティ」で
結構いい役をやってるから、私にはカムバックって程のイメージはないけど、今回はちゃんと「人間」を演じてて上手いですよ。アカデミー賞ノミネートもダテじゃない。
マリサ・トメイも随分老けちゃったけどやっぱり上手い。ありがちなストーリーで
完全に先が読めるのに2人の好演でなかなか感動的なドラマになっています。
まあプロレスがガチンコだと信じてる人にはお勧めしませんが、業界の舞台裏が
リアルに描かれていて興味深い。特に試合後ベビーフェイスがヒールを称賛したり
試合前、対戦相手との「打ち合わせ」中、他の試合と技がかぶりそうになって
「Neck or leg?」と確認してる控え室のシーンが笑えます。
去年「クライマーズハイ」の感想で「NHKが素晴らしいドラマを作ってるのに
なぜドラマよりつまらない映画を作る必要があるのか?」と書いた覚えありますが
「ハゲタカ」については「NHKが素晴らしいドラマを作ってるのに、なぜNHKがドラマより
つまらない映画を作る必要があるのか?」と言いたい。
面白いシーンも興味深いセリフもあるにはありますが後半20分は蛇足のオンパレード。
中国の政府系ファンドとアメリカの投資ファンドを共倒れさせたあたりで止めといて
新車転がす守山君でエンドマークなら良かったのに・・・。
冷静に考えればタイムリーな話題をふんだんに盛り込んだ脚本はそんなに悪くないんだけど
ちょっと期待値が高過ぎたかも。
オリジナルのテレビシリーズの前日譚となるJ・J・エイブラムス版STAR TREK
主人公が若返ったことで、スピード感のある青春映画に生まれ変わりました。
旧映画シリーズで登場する「コバヤシマル・テスト」やTVシリーズでおなじみ
サレック大使やパイク船長のシーンではなく、筋金入りトレッキーの私が反応したのは
スールー(カトー)のフェンシングネタやチラッとだけ登場するクリスティン・チャペル看護士。
そんなコアでレアなファンでも素直に感動したのがレナード・ニモイの登場シーン。
御歳78才にして背筋が伸び、矍鑠としたスポックを演じてくれたのは嬉しかった。
続編もありそうですね、どっかでアマンダを生き返らせないとTVシリーズと整合しないし(笑)
当代1・2を争う流行作家にして、私に言わせれば最も過大評価されてる作家
伊坂幸太郎の同名小説の映画化。それにしても次から次に映像化されますね。
トリックの性格上映像化は不可能と思われた「アヒルと鴨のコインロッカー」も
きっちり映画になりましたからねえ。そんなにおもろいですか?
なんかサラッと軽くて奥深さが無い。東野圭吾と並び称されることが多いし
最近じゃ村上春樹と比較する人もいるけど、失礼に過ぎると思う。
伊坂作品には実在の人物、特に有名なアーティストが多数出てきますが
なんというか、ビートルズもディランもゴダールも単にアイコンとして使ってるだけで
別に好きでもなんでもないんじゃないかなあ、そんな気がする。
とまあ、ほぼ全作品を読んでいながらあんまり貶すのもどうかと思うので
肝心の映画の話ですが、原作を無難になぞった感じでしたね。「天然コケッコー」では
下手クソだった岡田将生がちゃんと芝居してたのと、小日向文世のカツラの不自然さ
が印象的、あと渡部篤郎のムカツク演技と吉高由里子の屈折感が上手かったかなあ。
それくらいですかね、感想としては。