畑とともに過ごす日々

~有機農家の暮らし~

野菜の姿

2010-11-19 20:14:19 | 

千葉県の有機農業のパイオニアであり、なにかとお世話になっている「おかげさま農場」のTさんから伺った話です。若いお母さんをレタス畑に案内したら、「レタスって根っこがあるんですね」と感想をもらしたとのこと。
根っこが無いとしたら、木になると思っていたのか?・・・その真意はわかりません。

Tさんは、そういった出来事について、「農業のことを教えない日本の教育」のことに言及されていました。

確かに小売されている野菜の姿は畑にある姿とは違っていますので、見たことがなければわからないのは仕方ないことだと思います。百聞は一見にしかず。そこで今日は今しげファームで採れている野菜の、収穫したての姿をご紹介してみようと思います。

根っこが付いた状態のレタスは、こうなっています。

そしてこちらは、根っこ付きのミニ白菜です。

次に、ここは牛蒡の畑です。4月の種まきの時には5ミリにも満たないいような小さな姿だったのに、今ではこんな大きな葉っぱを付けています。ちなみに夏の草が枯れてモサモサしていますが、これはうち独特の光景です・・・。

牛蒡をたくさん作っている農家なら専用の機械で掘りますが、うちはスコップでひたすら掘ります。縦横無尽に又根を伸ばしている牛蒡。気をつけないとポキっといってしまいます。

そしてこれが葉付き牛蒡の姿です。


普段は葉が付いていると掘りづらいので、葉は落として掘っています。

野菜は虫や小動物や微生物がたくさんいる場所で育っています。根菜や葉菜類などは、収穫したての時は土がたくさん付いています。いろんな野菜があり、同じ品種でもひとつひとつ大きさや形が違います。ほんの一例でしたが、自然の中からやってくる野菜はこんな感じです。


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