自分の気持ちを伝えるためにも、文字を書きたかった。
指は完全に伸びてはいなかったけれど、
文字を書く練習は、結果として指の柔軟性を高めたと思う。
そのころの私は3歳児の気分だった。
太いマジックを握り締め、毎日まいにち文字の練習をした。
判読に困難な文字が少しずつ形になって行くのは、
ささやかな喜びだった。
これは、初めて年賀状に添えた詩。
もちろん、はがきには書けなくて、B4の紙半分に書いて
コピーをし、親しい人に初めて送った手紙でもある。
「つよさのうら側」
人間の
つよさのうら側に
やさしさがあることを知りました
つよさとは
しんぼうづよく がまんづよく
自分に負けないことです
自分のよわさを
トコトン知れば
誰でも
つよくなりたいと願うのです
※今みると面白いですね。
画数の多い字が漢字にしてあります。
私なりの美的感覚のようなものだったのでしょうか?
2000年12月中旬の作品第一号
別館開設おめでとうございます。
この詩は、いいです。
特にいいです。心に響きます。
未歩さんの気持ちが入っているのかもしれません。
詩は、人を時に励まし、
人の心を動かします。
そして、人生に影響を与える詩もあるし、
それを詩からうけとる方もいます。
感動しました!
ありがとうございました♪
とってもうれしいです。
病院から投函した年賀状、
みんなすごく感動してくれて返事をもらいました。
そんなことが病気に向かって行く大きな力となって、ここまで来れました。
今度は私がご恩返ししたいです。
またよろしくお願いします。