病気を乗り越えて(私の奇跡)

「つぶやき」本館ブログ終了で
現在「今日もきらめいて」の
ポエムブログの別館・病気関連&童話です。

明日のことより

2008年05月30日 | いい言葉ねっとより

ブログ・カウンターナンパ


あしたのことより、
今日だよね。

あしたのことで悩むより、
今日を気が済むように
終わらせよう。

あしたは所詮
あしたなんだからさ。

(MAYAMAXX、ほぼ日)


【コメント】

聖書にある言葉に似ているね。

「だから、あすのことを思いわずらうな。
 あすのことは、
 あす自身が思いわずらうであろう。

 一日の苦労は、
 その日一日だけで十分である。」
 (新約聖書 マタイ6:34)

今日を気が済むように終わらせる、
これに、毎日集中していたら、
けっこういい人生を送れるかも…

ただ、これって、
今日さえよければいいとは
違うと思うんだな。

うまくいくかは別にして、
やれることはぜんぶやった、
できる限りがんばった、
そんな感情だと思う。

単なる快楽でなくね…

休みの日だろうが、
勉強や仕事の日だろうが、
それは可能でしょう。


人を愛するよりも

2008年05月29日 | いい言葉ねっとより


ブログ・カウンターナンパ




人を愛するよりも
人に愛されるよりも
まず自分を愛せたら
幸せの始まりだと思う。

(藤原基央)

【コメント】


時おり、思ってしまう。
愛という言葉を使うから、
ダメなんじゃないだろうかって。

愛っていう言葉は、
いい言葉なんですけど、
とてもあいまいなんですよね。

自分のためだけにやっていることでも、
愛してるからなんて言葉を使えば、
なにか「愛」みたいになっちゃう。

そして、それがおかしな方向に進むと、
あたかも、愛が間違っていたかのように
見えてしまうこともある。

愛という言葉に、
どういう意味をもたせるか。

そういう間違った「愛」も含めて、
愛にしちゃうか。
それとも、「愛」という言葉には、
間違いなど含まないものにしちゃうか。

ワタシ的には、後者。
愛という言葉は完全であって
欲しいんですけどね。

愛があったからこそ、
犯罪をやったなんて話はなし、
の使い方であって欲しい。

そうすれば、
他人を愛することも、
自分を愛することも、
もっと幸せに通じることに
なるんじゃないかなぁ…って。

そう思います。


車いすでの運動

2008年05月28日 | リハビリ

ブログ・カウンターナンパ


椅子に座ってできる運動を探してた。
NHKの「みんなの体操」っていすもあるんですね。
「継続は力なり」…頑張ってやってみようと思う。

5分車いすに座るのが大変だったのに、
今では11時間。
やればできることを証明。
やるぞ~。


ダメだと思えば前には進めない。
出来ると信じれば道は開かれる。

まほ(*^_^*)



今の条件でできることを

2008年05月28日 | いい言葉ねっとより


ブログ・カウンターナンパ


今の条件でできることを
毎日、真剣に考えること。
それが5年後の自分をつくる。

(田崎真也[ソムリエ]、雑誌「アントレ」)


【コメント】

もし、~があったら、
もし、~ができたら、
もし、~な人がいたら、
もし、~をしてもらえたら、
そんなことばかり
延々と考えているうちは、
スタートも出来ない。

大切なのは、今の条件。
たしかに、時間があれば、
さらに条件はそろう。

しかし、それは、
自分以外の人、たとえば敵にも、
条件がそろうこと。

だから、今の条件で、
最大限可能なことを、
自分で探ってみて、やるしかない。

そして、結果を見て、
そこで学んだことを、
また、自分の条件(糧)に加えて、
もう一回考えればいい。

人生の本質が見えていれば、
そんなくり返しが何度あっても、
面倒がるどころか、
上手に楽しめるはずだ。

実際、私も、
そんな心境になれる時があるから、
よく分かる。

見るべきは、今の自分にある条件。
そして、そこからスタートする。


続けられる方法で

2008年05月27日 | いい言葉ねっとより

ブログ・カウンターナンパ

続けることが大事なのではなく
「続けられる方法で
 やるのが大事なのだ」
と思っています。また、

楽しくやることが肝心なのではなく
「楽しくやれる方法で
 やるのが肝心なのだ」
とも思えてならないのです。

(原口證)

【コメント】

3.1415926535
8979323846
2643383279
5028841971
6939937510…

これ、円周率πの50桁です。

原口さん(60歳)は、
これの10万桁の暗唱を、
先日(2006-10-4)達成したばかり。
もちろん、世界新記録です。

午前9:00から始まって、
日が変わって間もない
午前1:30頃に暗唱を
終わったとのこと。

16時間30分…、
すごい頭脳労働ですね。

暗唱したからって、
どうしたんだ?
何か腹の足しになるのか?
それで稼げるのか?

拝金主義の社会では、
そんな言葉が出てきそうです。
たしかに、その通りですが…

60歳と言えば、
私よりかなり年上の方。
そういう方が、
人間の頭脳の限界に挑戦し、
成し遂げたことに、意味を感じます。

年をとれば、
ボケる、忘れる、
新しいことが覚えられない、
のが当たり前…。

そんなことを常識として
何の違和感もなく
受け入れていた自分に、
「?」を投げつけられた気分。

鍛えることを止めなければ、
いい方法を見つければ、
何歳までも能力は伸ばせる。

勇気を与えられました。




今日のリハビリ(5/27)

2008年05月27日 | リハビリ
ブログ・カウンターナンパ



いってきま~す。お昼からリハビリです。

今日は頑張って320メートル歩こうと思います。
2月末に3回の休憩で1000メートル歩いたんですから、
徐々に10往復・400メートル楽勝と行きたいです。

ただいま~。

結果は320メートルですが・・・
一気に行かず5往復200メートル、休憩し
3往復120メートルの内容。

感想を言うなら、
水にぬれた洋服のように「重い」。
体が重く膨張している感じ。
梅雨前なのに「なんでやねん」。
仕方ないね。


次回29日は早朝で内科受診後。
もう一度320メートル挑戦の予定。





今日は特別な日

2008年05月26日 | 病気の記録

ブログ・カウンターナンパ


2000年5月26日、ちょうど8年前の今日、
人工呼吸器が取り外されました。
自力呼吸は無理かもと言う中、大きな賭けでした。

無事成功し、「せ・ん・せ・い・あ・り・が・と・う」の
子どものような声でお礼をいいました。

後で話を聞きびっくり。
なんと先生の30歳のお誕生日でした。

今日は命の恩人の38歳の誕生日、
おめでとうございます。

知り合えたブログ友さん、3人のお誕生日と、
友人の結婚記念日です。

26日の和は「8」…やっぱりいい日です。

言葉がしゃべれなかったら、すごいストレスだったと思います。
だから心から感謝です。


掲示版にいただいたコメント

aya 日付:5月26日(月) 14時2分
まほさん、こんにちは^-^
そうですかぁ~!今日は大切な記念日ですね。
そしておめでとうの日ですね♪
たくさんの人達に、そして頑張っているまほさんに
今年の今日の日を迎えられた事・・心からおめでとう^^

ayaさんへ
名前:まほ 日付:5月26日(月) 17時40分
ありがとうです。
人工呼吸器があるのとないのでは雲泥の差。
気管切開しているので、首には穴が空いたまま。
寝てお菓子を食べたら、その穴にカスがたまり、
証拠が残ります。
歩けるようになってから、プレゼントは歩行距離。
2006年…260メートル(36歳・26日にちなみ)
2007年…730メートル(37歳・逆にして)
2008年…累計8080メートル(38歳・8をダブルで)

リハビリの先生のサイン付きで郵送しました。
頑張ってイルジャン…そう思ってもらえそうです。

ayaさん、ありがとう。


ちえ 日付:5月26日(月) 16時24分
今日は、そんな特別な日なのですね!*^^*
そんなひとつひとつの経験を経て、いまのまほさんがいるのだな~と、また思いました^^。
まほさんと、みなさんにおめでとう!^^。

(PS:トマトのほう、いつもありがとう^^)


ちえさんへ
名前:まほ 日付:5月26日(月) 17時48分
ありがとう。
病気になってから記念日を作りまくっています。
5/30はお腹が縫わずに212日ぶりにふさがった日。
治療するためにお腹は横一直線開いたまま。
だからすごい傷跡です。

ゴルフで藍ちゃんのお腹がみえるけれど、
とんでもないですぅ。

自分の誕生日より、忘れられない日です。
これがなかったら、元気になっていなかったと思います。

ファームはとんでもないです。
お世話できること、楽しんでいます。
通行人最高のブルブルハートは210人になりました。






エド・はるみさん

2008年05月25日 | 心にとめておきたい言葉

ブログ・カウンターナンパ



指を立てて「グ~」のギャグでブレーク中のエド・はるみ(年齢非公表)。ブラスバンドを進化させたエンターテインメント「ブラスト2:MIX」(8月6~31日・東京国際フォーラム)の「エキサイティン『グ~』サポーター」を務めるエドに、東京・台場のフジテレビで5月21日、単独インタビューした。テレビでは決して見せない日ごろの思いを、人柄があらわれるように真剣に、そして誠実に語り、最後には芸名「エド・はるみ」がなぜ付いたのかも教えてくれた。


 --先日は「LIVE STAND 08」の「ライブスタンドガールズ」お疲れ様でした。今回は「ブラスト2」を世に広めるお仕事だそうですが?

 ◆エド はい、今回私はブラスト2の「エキサイティン『グ~』サポーター」という、大変うれしいお役目をちょうだいしたんですが、これ、楽器を演奏するだけでも大変で、選ばれた方が出て、なおかつ激しいクオリティーの高い動きをなさる。神様は何役与えているんだろうという方が43名出てらっしゃるんです。ぜひこの2時間、その方々の熱い思いやハイクオリティーな演奏を感じていただけたら、本当に幸せな1日になると思うので、ぜひ楽しんで感動していただけたらなと思います。

 --多忙な仕事をこなされ、ご自身のブログも更新されてますね。まだまだエドさんを生で見たことのない方も多いと思います。生の舞台を見る楽しみを知らない方も少なくないと思いますが?

 ◆エド テレビにはテレビの、生の舞台には生の良さがあると思います。どういうことかというと、生の舞台はまずやり直し、取り直しがきかないという緊張感ですね。それから、毎日お客さんが変われば演者も変わりますね。二度と同じ事はできないわけですよね。そして生の舞台は、収録は別ですが、その場その場で消えていってしまう、はかないものではありますが、そこに集約されるすばらしさもありますよね。

 お客さんとの共鳴性というか、お客さんによってこちらもまた響き方が違ってきますし、きょうのお客さん重いとかすごくノリがいいとか、コンサートでもパフォーマンスでもあると思いますが、それもお客さんも演者さんから感じ取っている何かがあってこそのことかもしれませんし、だから、もちろん家にいながらにして見られる楽しみもありますが、わざわざ足を運びお金を出すことで、じゃあ何を見せてもらえるんだろうという、そこでのハードルが上がっている分、演者さんから緊張感や、やり直しがきかないという高まりとか、その日に向けての自分を磨きあげていくことの厳しさなど、そういうことが集約された2時間になると思いますので、ぜひそれを心で感じていただきたいと思うんです。

 実際その場にいていろんなものを感じますよね、キャッチン「グ~」するわけですよね。それはやっぱり生でのよさだと思うので、ぜひぜひ足をお運びいただきたいと思います。

 --エドさんがお考えになる以上に、現在エドさんへの注目度は高いと思いますが

 ◆エド 「グ~」というのは「good」のことなんですよね。プラスのことを言われていやな人はまずいないわけですよね。こちらもプラスのことを発している。つまりプラスとプラスで、マイナスのことが起きるわけがないと思うんです。私のギャグがどうのっていうよりも、プラスのことが世の中に少しでもあふれるということは、社会が豊かになるということにつながるんではないかと思うので、そういう意味ではすごくありがたいですしうれしいと思います。

 あと、私自身は何一つ変わっていないんですけども、笑いってものが本当に価値があって、社会にとっても有益で、社会をより豊かにする要素の一つとしてすごく大きいものだということが、もっともっと日本という社会の中で認識されて世の中が豊かになることが私の夢なので、そういう仕事に自分も携わっていられたら幸せだと思っているんです。だから、個人として自分がどうのということではなく、わたしの仕事のとらえ方は仕事を通じて自分の人間性を高め、社会に貢献するということが、自分の仕事に対する考え方なんですね。その仕事が今、笑いを一生懸命やらせていただいてることですので、これからもそれは変わりませんし、今までもそうでありましたけど、これからも変わることなくそうでありたいと願っています。



エド・はるみ:ロングインタビュー 中島みゆき・エンヤが好き

映画「カンフー・パンダ」PR秘書に就任したエド・はるみさん=2008年4月18日 --ブログでプロとアマチュアの違いについて書かれてましたが、厳しい世界ですね

 ◆エド 本当に厳しい世界だと思います。どんな世界であれそうだと思いますが、本当に意識を高く持てば持つほど、その道は本当に細くなっていきますね。だから、人間性を磨いていかないといけないと思いますし、いろんなあつれきや、来るものに対してぶれずに立ち向かって行き続けないといけないんです。それがこうしたパフォーマンスであれ、笑いであれ、歌の世界であれ、絵画であれ、どんな仕事も本当はそうだと思うんです。自分がどれだけそういう厳しい、高い意識を持ってやり続けられるかと言うことが、クオリティーを高めていくことだと思います。

 --外側というより自分からということですね?

 ◆エド 自分自身がそうであり、外側からもいろんなことがありますよね。でもその中でもぶれずに、凛(りん)として、質の高い仕事をやり続けたいと願う気持ちを持ち続ける、いろんな課題がありますよね、いっぱい目指すことがあります、それは願えば願うほど本当に道は遠いし険しいと思いますが、そうあり続けたいと願うことが大事なことだと思いますし、そういう思いが結果となって現れた時に人の心を打つことにつながると信じたいと思うので、私もこの「ブラスト2」を見させていただく時にはそういう思いを味わいたいですし、自分が演者の時にはそうでいられるように精進していきたいと思っています。



 --エドさんご自身はどういうジャンルのエンタメに興味を持っていますか?

 ◆エド 基本的にきれいなものが好きなんですね、音楽でも。透明感のある。よく聴くのはエンヤさんであったり、中島みゆきさんもすごく好きでずっと昔から聞いてます。でも自分は、芝居ばかりやっていたので、広く浅くは見てこられなかったのですけど、これからそういうアンテナをどんどん広げて見聞を広めたいと思います。

 --エドさんのポジティブな姿勢、に共感される方も多いと思います。声高に叫ばなくてもテレビに出ておられるだけで、同世代として伝わるのですが?

 ◆エド 若さっていうもののすばらしさは本当にあると思います。肌の輝きであったり素直さであったり、柔軟性であったり。昔、母が、私が20代のころに「本当に若いってすばらしいの!」って涙ぐんでいたことがあって、私は「この人何言ってるんだろう。さむいわ~」って思ったことがあるんですけど、今私が10代、20代の人、若い青年と話してると、本当に若さの命の輝きというか、すばらしくて目頭があつくなる時があって、そうでなくても最近涙もろくて、すぐ涙があふれてしまうんですが、やっと母の気持ちがわかったんですね。つまり、若いってことのすばらしさが本当にわかるんですよ。

 でもそれと同時に、生き続けているすばらしさというのが一方で絶対にあると思うんですね。それは決して負け惜しみとかいうことではなくて、なぜ一つの価値観しか日本にはないんだろうと。つまり、若いことがすばらしくて、年を取ったら「ばばあ」だの「じじい」だの言われて、いや、そうではない時代がもう来てはいいんではないかと。肌の色つやや体力が落ちたとしても、逆にそれだけいろいろな思いをして、経験がすべていいとは私は思いませんが、若い人に伝えられる知恵や思いも絶対にあると思うんですよね。互いに尊重しあって、伝えたいことは伝え合い、刺激することは刺激し合う時代がもう来てもいいと思うんです。


エド・はるみ:ロングインタビュー 「ライバルは考えない」理由
 --「他の芸人さんをライバルとは考えない」ということもブログに書かれています。人間ってなかなかそうした思いに行き着けないと思うのです。そういう心境に至ったというのはすばらしいと思いますが?

 ◆エド ありがとうございます。本当にきれいごとではなくて、そう思うんです。たとえば作品をつくる時には、音響さんがいたり照明さんがいたり、いろいろ制作をしてくださる方がいて、舞台に立てる私たちがいる。その目的はいい作品を作りたい、お客様に感動を伝えたいと、番組もそうですし、舞台もそうですし、そういう一つの目的に向かって皆さんがそれぞれの役割をされているだけであって、それは決して上下はないと思うんです。それがわかっていれば、よく「ライバルは?」と聞かれたい記者の方もいますけれども、自分が本当に打ち勝たないといけないのは弱い自分でしかないと思うんです。

 たとえば、どうしてこんなこと言うんだろう? という人がいるとしますよね、でも戦うべき相手はその人ではなく、そう言われた時に自分はどう対応するのかが問われているのであって、周りの起こっている事柄ではないと思うんです。

 --「おっぱい飲む?」のギャグも含めて。どう対応するかということは、自分の生きてきた人生が結果として出ますよね?

 ◆エド はい。それは考え方だと思うんですよね。生きていれば、いやなこともあったりつらいこともあります。それが100%なく、自分の気持ち、いい思いだけで生きていくことはまず不可能ですよね。じゃあ自分が望んでいないことが起きた時どうとらえるかは、自分がどう生きるかにつながることだと思うんです。

 まだまだ自分の中での弱い自分がいる、それはわかっていますので、もちろん自分に負けることもいっぱいありますよ。甘いもの食べちゃう時もありますし、走れない日もありますけれど。

 でも、大事なことは、それがわかっている、ということだと思うんです。きのうの自分よりも少し高まりたい、というか、自分を超えていきたいという思いが大事なんであって、それがわかって生きていることと、何もわからないでやみくもに時間を生きていることは、私は大きな違いがあると思うので、無限ではなく有限であるこの命という時間を生きていくのであれば、私は少しでも人間性を高め、仕事を通じて社会に少しでも貢献した一生であった、と思いたいですね。だからその答えとしてそう(「ライバルは考えない」と)言っているだけなんです。


エド・はるみ:ロングインタビュー 芸名の由来は
 --吉本新喜劇も「ブラスト2」もまさにひとつの目的に向かって皆さんががんばっていますね。ところで、これだけお忙しくて、心の持ちようもそうなんですが、どうやって自分を高めていこうと思われるのでしょうか?

 ◆エド 私、今それをすごく考えているきょうこのごろなんですが、二つあると思うんです。

 一つは、自分の座右の銘が、自分に対して「動け!」なんです。考えることは大事ですが、考えすぎていいほど人生は長くない。そうすると、ある程度考えたらもう動きだそうと。動き出す中でいろんなことに気づいたり、あ、これは間違ったなと思ったら戻ればいいのであって、動いていく中で、次の答えや次の気づきがあると思うんです。

 行動することで、いろんな刺激を受けて、健全な方向に行くと私は信じているんですね。具体的には私の場合はきょう走りたい、走って体を動かしたいと思っているんですけど。

 もう一つは、気持ちのもっていきようなんですが、どんなに自分が誠実であろうとか正直であろうとしても、それが伝わらない場合もいっぱいあるわけです。それは人間ですから、傷ついたり悲しい思いもするわけですが、でもそうしたときに自分を見失わずに本来の目的に自分を戻すためには、なぜ今自分はこれをやっているのかという本来の自分の目的に立ち返れば、見失わないなと最近思っているんです。

 それは何かというと、自分だけのために、たとえば、このギャグがうけたいとか、こういう結果を出したいからという個人的な気持ちだけでやっていたら、たぶんこういうハードなお仕事を続けていくのは大変だと思うんです。360度見られて、人前に立つわけですから。でも、そうした時に、なぜ自分はこの仕事に就きたいと思ったのかとか、何を伝えたくて今一生懸命がんばっているのかということに立ち返れば、私は笑いを通じて、社会がもっと豊かになればなんてすてきなんだろうという、私なりの使命感があるわけです。

 そこに立ち返れば多少誤解されたり、伝わらないことが発生したとしても、そこは自分の信念を信じて行動し続けていこうと、常にそこに戻れると思うんです。だから、個人的な目的だけのために、たとえば有名になりたいとかお金持ちになりたいとか、そういうことでやっているのではなく、本当にもっと大きな、こういう仕事に携わることで、社会に貢献したいんだと、もっともっと日本が豊かな国になればなんてすてきなんだろうという思いでやっていることを忘れずにやっていきたいと思っています。この二つですね。

 --その「動け!」という考えは劇団の養成所のころから、それとも、もっと前から、そういうお考えでしたか?

 ◆エド 20代のころはもっともっと幼かったと思いますし、若いころは自分のことしか見えませんでした。それこそ「いいお仕事したいな」とか。でも30歳を過ぎて、なぜ私はこんなに役者になりたいんだろう、この思いが消えないんだろうと思ったときに、自分のためだけじゃない、私利私欲のためだけにやりたいんじゃないと気づいてきたんです。

 その思いはさらに、仕事ってものは何なんだろうとか、夢ってなんなんだろう、ひいては命とは、生きるとはなんだろうと考えたときにそういうことが自分なりに、それは正解かどうかわかりませんけど、気づく思いがありまして、今こういう風にお話しているんですけども。

 若いころはもっともっと、わからないでぼんやりしていたと思いますけどね、それなりにはその時は一生懸命がんばっていましたけど。

 もうこの年だからそろそろどうなんだろうって思うのはすごくもったいないことだと思うんです。人間の持っている可能性は命がある限り無限だと思うんです。それを、有限というか、可能性を閉じこめているのは自分自身のマイナスな想像力だけであって、「もう~だ」とか、「もう○歳だから」って、実は何の意味があるんだろうって思うんです。もちろん体力は落ちますし、肌の色つやは老いていきますが、人間の内面の部分は死ぬまで伸び続け成長し続けていけるものだと思うんです。その可能性を自分たちでつみ取ってはいけないと思うんです。もったいないことだと思うんです。

 --長時間ありがとうございました。最後に、芸名「エド・はるみ」はどういうことで付けられたのか、教えていただけますか。

 ◆エド これは二つありまして、一つはカタカナを混ぜて、無国籍っぽい印象にしたかったんです。でも「がっちり日本人だよ」って言われましたが(笑い)。

 もう一つは、エド・サリバンという人がいましたが、ああいう方のようなエンターテイナーになりたいな、という思いで付けました。エドの後、(・)入りますので、よろしくお願いします。





8080メートル達成

2008年05月22日 | リハビリ
ブログ・カウンターナンパ



ただいま~。帰ってきました。

今日で累計8080メートル、目標達成です。

立会人の先生に証明のサインももらいました。
これで命の恩人への誕生日プレゼント、
あと手紙をつけて贈るだけです。






自分のためにしたことは

2008年05月19日 | いい言葉ねっとより
ブログ・カウンターナンパ



自分のためにしたことは
自分がいなくなれば
おしまいです。

でも、人のためにしたことは
受け継がれていきます。

(英語)
The things you do for yourself
are gone when you are gone,
but the things that you do
for others remain as your legacy.

(カル・イチェ・カル)

自分のやっていることが残るかどうか、
っていうのは、年を重ねると、
けっこう大切なことになる気がします。

残らないというのなら
やってもいい、やりたい、
という場合があります。

逆に、
残らないことはやりたくないけど、
残ることだったらやりたい。
そんな気持ちになることもあります。

自分だけでは完結できそうにない、
大きなテーマ、活動、仕事、
というものを始めようという時には、
残ること、誰かに続けてもらえることが、
なおさら、気になるでしょう。

今は、家業だとしても、
自分の子供が継いでくれるとは
限らない時代です。

もしかしたら、それは、
継がせたい気持ちが強すぎて、
「自分のため」になってしまったせい
だったりするかもしれませんね。

受け継がれていくのと、
継いでもらいたいのでは、
根本が違うということでしょう。