衣でにすずしき風をさきだてて曇りはじむる夕立の空
*夏の歌でした(汗)。
いづかたへ雲居の雁の過ぎぬらん月は西にぞ傾きにける 式子内親王
寂しさはその色としもなかりけり槇立つ山の秋の夕暮 寂蓮
恋しさは同じ心にあらずとも今宵の月を君見ざらめや 源 信明