最終回のない連続ドラマ

日本の政局は最終回のない連続ドラマである。
客観的に見える政治家の方々の思惑には少なくとも国民の意思はあまり関係ないようである。
地位と名誉をいかに維持するか、その一点だけにエネルギーの大半を費している
偉人（異人）たち、ある意味滑稽で哀れにも見えてくる。

亀井静香氏が飼い犬に噛まれ政治生命瀕死の重体である。
亀井しは旧自民党を象徴するような政治家で、何かというと
金をばらまき公共工事を増やす・・・これしかない政治家である。
「たちあがれ日本」と組んで新党を作ることが政治家として生きるための
命綱なのでしょうが、「あちあがれ日本」の国会議員は大変ご高齢の方々ばかり
はたして立ち上がれるのでしょうか？一世風靡した燃えつき灰症候軍ではないのか？
古い人たちの集団で新党を作ってももはやそれは新党というのでしょうか？
政治理念心情はむかしのまんま、“夢よもう一度”“過去の栄光すがり”の
ご高齢の方々からの支持はあるのでしょうが・・・超高齢の支持者が多いから自然減は否めない？

そんな方々が寄り合って新党を作る？
果たしてこの疲弊した政治を変えることができるのでしょうか？
大阪市長と連立？
改革と保守が果たして融合するのか？
仮に融合したら、その政策・政治は１００％成就しない！？

鳩山元辞任宣言総理がイランへ行くようです。何？？？

日々新たな展開が繰り返される政治ドラマ・・・
来週は北朝鮮のミサイル発射問題・・・その後は田中防衛相の問責
このチャンネルは変えられない

国民にとっては連日悲しいドラマが続きます。
この先も・・・幕は変わっても終回の無いドラマが！

新安全神話

国民不在の中で日本政府に新たな「安全神話」が生まれようとしている
ていうか、新たな安全神話を作ろうとしている。
大変危険である。
何を急いでいるのか？何も決められない方々が原発再稼働には必死になって急いでいる
というのが不気味に見えてくる。
このままでは電力不足で産業界が持たないとか・・・国内経済が持たないとか
そんな業界の圧力なのか？増税と原発再稼働にだけ必死なのが異様で怖い。
福島の原発放射能汚染事故がなんら総括されていない中でどうやって安全基準が
作られるのかが不思議である。
その安全基準は誰のため？何のため？に急いで作る必要があったのでしょう？

地元の同意が無くても立地県の理解が得られたと判断したら再稼働する。
とにかく再稼働ありきの詭弁だらけ

それでも原発再稼働容認の方々がいるのも事実。
福島の原発事故は俺には関係ない対岸のことと思っている方もいて
電力会社に勤めている方も大勢いる。
「あれは福島で起きたこと」ここでは起きていないし、起こらないという
安全神話が生きているところもある。

人間という生物は不可解な生き物ですが、自己防衛は本能ですからね。