My Movie Awards

映画好き~><bな私の、映画三昧之日々。

ディア・ハンター - THE DEER HUNTER (1978)

2014年09月27日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
戦争の狂気  1960年代末。ペンシルヴェニア州クレアトン。鉄鋼所に働く仲間、マイケル、ニックスティーヴンの3人は、スティーヴンの結婚式の2日後共にヴェトナムに出征する。平和な田舎町に住み、鹿狩りを楽しんでいた若者たちは、戦場での過酷な体験で何を得、何を失ったのだろうか? テーマ曲は知っていて、ベトナム戦争を通してロシアンルーレットの虜になってしまった男がいる物語ということを聞いていて、で . . . 本文を読む

狼たちの処刑台 - HARRY BROWN (2009)

2014年09月23日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
年老いた孤高の狼。  荒れた公共団地に一人で暮らす老人ハリー・ブラウン。入院中の妻を見舞い、最後の親友レナードとパブでチェスをする静かな日々。しかし公共団地はドラッグの売人やギャング団の抗争が相次ぐ危険な地区。彼らは高速道地下のトンネルにいつも巣食っていた。ある日妻の危篤の知らせを受けたハリーはトンネルを通るのを諦めたために妻の最期を看取れなかった。さらにギャング団に嫌がらせを受けていたレナード . . . 本文を読む

ラストエンペラー - THE LAST EMPEROR (1987)

2014年08月15日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
人が時代を作り、そして、人は時代に翻弄される…。  1950年。5年間にわたるソビエト連邦での抑留を解かれ送還された中国人戦犯の中に、清朝最後の皇帝、ラスト・エンペラ―宣統帝愛新覚羅溥儀がいた。 わずか3歳で清朝皇帝の地位につきながらも、近代化の嵐にもまれ、孤独な日々を送らざるを得なかった溥儀。彼が即位してから文化大革命以降に至るまで、文字通り激動の生涯をあますところなく描き出した珠玉の名作! . . . 本文を読む

漆黒の闇で、パリに踊れ - UNE NUIT (2012)

2014年05月17日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
欲望と裏切りが“パリの夜”を疾走する、珠玉のフレンチ・フィルム・ノワール  犯罪取締役班のリーダー、シモン・ワイスは、毎晩パリのクラブやディスコ、乱交クラブ、腐れたバーの巡回をしている。欲望に支配された“夜”は犯罪者や異常者を生み出す。ワイスの様な刑事は、時には見て見ぬふりをしながら犯罪者たちを相手にしなければ、自分の命さえ危ないのだ。  ある夜、この日初めて巡回を務めることになった若い女性警察 . . . 本文を読む

エデン - EDEN (2012)

2014年05月15日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
囚われた少女たち。 穢れた秘密の園から、逃れることができるのか―  1994年。ニューメキシコに住むヒョンジェ(ジェイミー・チャン)は、バーで知り合った男性の車に乗ると、そのまま拉致。ラスベガスに密輸されてしまう。そして名前を「エデン」とされ、売春宿での生活を強いられることに。始めは強く抵抗していたものの、次第に生きるためにその生活を受け入れて行き、地位を築くエデン。しかし、ある再会をきっかけに . . . 本文を読む

100,000年後の安全 - INTO ETERNITY (2009)

2014年01月28日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~  世界中の原子力発電所から排出される高レベル放射性廃棄物が、暫定的な集積所に蓄えられている。フィンランドでは、世界で初めて、高レベル放射性廃棄物の「永久地層処分」建設を、国会が承認した。完成の22世紀に向けて、その巨大な地下都市のようなシステムを建造し続けて行く。それでもなお、安全が保証されたわけではない。10万年後の人類がその施設の危険性 . . . 本文を読む

レッド・ライト - RED LIGHTS (2012)

2013年12月03日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
この男を疑い続けろ。  30年間の沈黙を破り突如姿を現した伝説の超能力者サイモン・シルバーと、超常現象を暴こうとする科学者チームの息詰まる攻防戦。そこにはセリフ、仕草、さらに緻密に計画された構成のそれぞれが、観るものに認識のズレやミスリードといった“脳の錯覚"を引き起こさせるトラップとなりちりばめられている。果たして、サイモン・シルバーの復活に隠された真っ赤な嘘と真実とは一体何なのか。あなたの脳 . . . 本文を読む

HOUSE OF ANGELS - ANGELS OF THE SUN (2006)

2013年11月19日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
わたしの値段は いくらですか?  12歳のマリアは父親に売られ、アマゾンの娼館にやって来た。 男たちの欲望のままに汚される悪夢のような日々。 そして脱走を決意したマリアの自由への戦いがはじまる。 今もなお起こっている、哀しい現実。 つらいですね。 でも、本当につらいと言っていいのか…。 当人にしたら? その家族は? このケースでは? ということで、つらくもあり、でも、いろんなことを考 . . . 本文を読む

黄色い星の子供たち - LA RAFLE. (2010)

2013年11月15日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
約束して。必ず、生き抜くと。  1942年、ナチス占領下のパリ。ユダヤ人たちはそのことが一目で分かるよう胸に“黄色い星”のワッペンを付けることが義務づけられていた。そんな中、ユダヤ人迫害政策を推し進めるヒトラーの求めに応じ、フランス政府はパリ地区に住む外国籍のユダヤ人2万4000人の一斉検挙を決定する。そして7月16日、それは実行され、1万3000人ものユダヤ人がヴェル・ディヴ(冬季競技場)に押 . . . 本文を読む

L.A. ギャングストーリー - GANGSTER SQUAD (2012)

2013年11月13日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
まるでギャングな警察たち  ロサンゼルス、1949 年。ニューヨークのブルックリン生まれのギャングのボス、ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)は、麻薬、銃、売春、そして――手段さえあれば何でもする という勢いで――この街を牛耳り、さらにはシカゴから西の広い地域の賭博も仕切っている。そしてそんな彼の活動を守っているのは、彼自身が雇っている手下だけでなく、首根っこを押さえこんでいる警察や政治家たち。 . . . 本文を読む

バタフライ・エフェクト - THE BUTTERFLY EFFECT (2004)

2013年11月09日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
蝶の羽ばたきが、やがてどこかで台風となる。  少年時代、エヴァンは記憶を喪失する“ブラックアウト”を起こすことがしばしばあった。そこで、精神科の医師の勧めに従い日記をつけるようになるエヴァン。そんなある日、エヴァンが13歳の時、ひとつの出来事が原因で幼なじみケイリーとの仲が引き裂かれてしまう。しかしその時にも彼にはブラックアウトが起きていた。やがて大学生となり、ブラックアウトもなくなり平穏な日々 . . . 本文を読む

マーニー - MARNIE (1964)

2013年10月31日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
赤い恐怖 R社にマーニー(ティッピー・ヘドレン)と名のる女が求職に応募した。面接したマーク(ショーン・コネリー)は彼女が金庫泥棒であることを見破っていたが、彼女にひかれるまま、雇うことにした。やがて機会が訪れると、彼女は金庫から紙幣を盗み出し、いつものように遠い田舎の農場に逃げるが…。 というわけで、初のヒッチコック作品。 ショーン・コネリーつながりで鑑賞してみました。 うーん。 理解の . . . 本文を読む

黒いジャガー - SHAFT (1971)

2013年10月29日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
女には--唇を奪ってから名前を聞く 男には--殺してから身許を確かめる 夜の大ニューヨーク・強烈なロックのリズム 非情の手段で暗黒街に挑戦した男… 男は〈黒いジャガー〉と呼ばれた! ニューヨークで私立探偵をしているジョン・シャフトのもとに、ハーレムのボスから「マフィアに誘拐された娘を取り戻して欲しい」という依頼が入る。仲間と共に、警察とマフィアの両方から目をつけられながらも、人質救出計画を実行す . . . 本文を読む

イン・ハー・スキン - IN HER SKIN (2009)

2013年10月26日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
日常に潜む狂気。 1999年3月、15歳の美少女レイチェルが謎の失踪。家出?誘拐? 実際に起こった少女失踪事件を元にしたサイコスリラー。 怖ろしい話でした。 こんなことは、日常の中で起こりえる話。 改めて自分の日常を見つめ直す、そんな機会を与えてくれる映画ですね。 また、登場する2つの家族の対比がとても顕著に描かれていて、家族のあり方について考えさせられます。 (実際に顕著だったのかはわ . . . 本文を読む

007 ユア・アイズ・オンリー - FOR YOUR EYES ONLY (1981)

2013年09月23日 | 私的映画・ドラマ(洋画)
読後焼却すべし。  ミサイル誘導装置ATACと共にイギリスの情報収集船が沈没。政府の要請で海洋考古学者が探索に取り掛かるが、何者かに殺害される。事件の鍵を握る謎の大富豪クリスタトスを追って、ボンドはギリシャへと向かう。ATACの行方を巡り、KGBとの駆け引きが遂に始まった!  007シリーズ第12弾。シリーズの原点に立ち返り、アクションをフルに生かしたテイストが斬新!ボンド映画の中でも特に完成度 . . . 本文を読む