上海 その②

今回、上海にいきましたのは、この公演を見るためでした。

昆劇「牡丹亭」

演じるご本人のインタビュー記事です。


とても素晴らしい舞台でした。
日本の京都の南座で見たとき以来でした。
（北京・蘇州でも公演がありました)
今回はお一人で前幕を演じるという、蘇州語の台詞も増え、
歌も増え、
想像もつかないほどの大きな事に立ち向かわれた
その努力と情熱に、心からの感動をいただきました。

本当に美しく、繊細な舞台でした。


通し稽古、初日、中日、千秋楽の翌日の上海昆劇院との合同公演。
毎日、少しずつ演出や所作の変わる、各舞台を拝見できて
こんな幸せなことはもう無いだろうと、感激の一週間でした。


貴重な体験ができ、心から感謝しています。
本当に一年の幸運を全部使ったみたいな？？？！！！


会場の「蘭心大劇院」です、道路の向かい側からパチリ
　　　　　

１９３０年建築、上海で初めての洋風劇場ですって。
かつて中国の名優、梅蘭芳がこの舞台に立ちました。
それで、ぜひともこの舞台に立ちたかった、ということです。


入り口は、モダンな雰囲気。
受付の準備も少しずつ。

　　　　　


階段も照明も、とっても素敵

上海万博のマスコットも、お出迎え。
でも、ちょっと目立ちすぎますので、うしろの売店の横のほうに
勝手に移動する、おせっかいみどり。

　　　　　

お花も届き始めて、ますます開演間近の雰囲気ですね♪

　　　　　

　　　　　


中国の花輪には、赤いリボンが下げられます。
向かって右側には贈る相手の名前とか、お祝いの言葉を。
左側には、贈り手の名前を書きます。

風でリボンが左右入れ替わることがあるので、
それを元に戻すのも、暇なときのみどりのおせっかいその２でした