横浜北部 障害児者支援 NPO法人 みどり福祉ホーム

横浜北部で重度重複障害者の日中活動、障害児者の生活支援、セイフティーネット構築を行っています。

神も仏も

2012-10-19 11:22:54 | インポート

みどり福祉ホーム祭り

いろいろな方に支えられました。

ご祝儀という形で支えてくれた方もいらっしゃいます。

本当にありがとうございます。

全ての方を紹介したいのですが

たくさんのご祝儀の中から2つ

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私の父のお墓があるお寺さんです。

私が結婚式を挙げたお寺でもあります。

数珠の交換をして、素敵なにおいのお香を振りかけてもらい祝福してもらいました。

父は私が学生のときに死にました。

重度重複障害児だった弟も含め子供3人を抱えた母をおそった

心細さと重圧は私には到底想像できません。

その時、母を支えてくれた方の中に、私のボス

石橋陽子がいます。

そして、先代の徳恩寺の住職もそうでした。

精神的、物質的に私たち家族を支えてくれて、

学生だった私達を同じ母子家庭の家族と一緒に

スキーやキャンプに連れて行ってくれました。

ひたすら賑やかで楽しかった記憶しかありません。

湿っぽいことはほとんどなく支えてくれたように思います。

その時、一緒にスキーやキャンプをした中に

先代の住職の息子さんもいました。

息子さんは私と同級生でした。

現住職鹿野融完さんが忙しい中、わざわざホームに届けてくれた

ご祝儀です。

本当にありがたいです。

私の弟と知り合った先代は

障害児者を支える基金を作ってくれました。

そして、現住職は神戸、新潟、東日本と本当に体を張って

被災地の支援に尽力されています。

ずっと生意気で不遜な私は、みどり福祉ホーム理事長と、

徳恩寺をずっと、心から尊敬しています。

なんとか恩返ししたいといつも考えています。

裏目に出ることは多いけど

その気持ちに嘘はないです。

徳恩寺HP http://www.tokuonji.jp/

もうひとつ

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第2みどりの家様、ありがとうございます。

お祭りが終わり疲れ切った私は、預かっていた方から

この封筒をいただきました。

開けると

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腰が抜けました。

話は変わります。

お祭りの直前

私のところに訃報が入りました。

前に、みどり福祉ホームで一緒に働いていた方が

山の事故で亡くなったというものでした。

その方には個人的にとてもお世話になっていて

その時の思い出は私にとってとても幸せな思い出です。

教会で行われたお通夜にあたるものに参列させてもらいました。

その時、牧師さん(肩書が適当でなければご免なさい)が

亡くなった彼が好きだった聖書の一説を紹介してくれました。

掟についての話です

一、「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くしてあなたの神である主を愛しなさい。」

これが最も重要な第一の掟である。  【マタイ22:37~38】

二、第二も、これと同じように重要である。「隣人を自分のように愛しなさい。」 

 【マタイ22:39】

結局私は、障害児者やその家族を愛し、職員やヘルパーや地域の方々をを愛し

なにより自分の家族や自分を愛するしかないな

と強く思いました。

そうすることが今まで私がお世話になった方への恩返しなんだと。

妻にあなたはなんの話をしていても結局自分の話に持って行くと

怒られますが

評論家でなく実践者の私はその習慣を変えるつもりはありません。

神と仏の話でした。

学生の頃、学んだ数少ないこと

「職場で宗教と政治と野球の好きなチームの話はしてはいけない」

を破ってしまいました。

そして

トイレの神様だけは本当にいます!

その名は

木下財団様

木下財団HP http://www.kinoshita-zaidan.or.jp/

平成24年度の助成を受けられることになり

みどり福祉ホームのユニバーサルトイレが

2つ新しくなりウッシュレットから勢いよく水が噴き出します!

更にエコエコ

詳細は後日

おまけ

所長が選ぶみどり福祉ホーム祭りベストショット

Ueno