久しぶりの雨の日 今日も気温は低いがまだ暖房は不要かな
一日十数ページほど 朝風呂の中で読み続けていた『芭蕉紀行』(嵐山光三郎著)も 今朝 とうとう終わってしまった
伊賀上野から江戸深川 そしてそこから始まる芭蕉の旅を自ら追体験する作家に 私も後ろからついていくような気持で日々楽しかった
その土地の その季節の空気や自然 光や音 およそ五感を研ぎ澄まして 芭蕉になった気持ちで俳句を味わってみる作家
文字だけでは見えなかった世界が広がっていく
それは 自分で旅をしなければ決して見つけられない世界
それにしても こんなにも芭蕉の句碑があるとは知らなかった
しかもどこに行っても俳句好き 芭蕉好きの人々に出会ったとある
締めくくりは芭蕉終焉の地
嵐山さんはこの場所を探したようだが 私は知っている
というか 大阪への旅の時 御堂筋にある又一ビルを見ていて偶然見つけたのだ
その時に撮った写真をのせておく
旅に行きたくなる