前回乗ったのは1月8日。
2週間ぶりの対面。
雨が止んでから半日以上くらい経過してるがマスキングテープの上には水滴がちらほら。
飛び込んできたのは4番のファンネルからのガソリン吹き返し。
見えないところも開けてみる。
好天が続いた(途中軽く雨が降った日もあったけど)とか仕事が忙しいとか体調不良とか色々言い訳はできるが、もしかして年々億劫になる気持ちが強くなっている傾向かもしれない。
2週間ぶりの対面。
一昨日、昨日は我が地域はそこそこの雨量だったので雨垂れの跡が顕著。
雨が止んでから半日以上くらい経過してるがマスキングテープの上には水滴がちらほら。
雑巾で全体を拭き上げてマスキングテープを剥がして丸めていく。
これまたいつものルーチンワーク。
2週間の間に車のイベント(というか私的な集まり)などもあったがいずれに参加することなく家に籠っていた結果がこれ。
外装を吹いたら今度はエンジンルーム。
飛び込んできたのは4番のファンネルからのガソリン吹き返し。
これは下手したら火災に繋りかねない。
ソレックス自体、元々はレースなどでパワーを上げるためのキャブなので
専ら街乗りにしている自分にはそろそろ過剰なお宝になりつつある気がしてくる。
絶好調の時の吹け上がりの良さは十分理解しているが、それを維持する行動を取れているかというと疑問が湧く。
とはいえ今すぐに、同行することができるわけでもないのでまずはキャブクリーナーで見える所を清掃。
見えないところも開けてみる。
所々にピンク色の汚れが。
ガスをしっかり燃焼しきれてないのだろう。
街中でちょぼちょぼしか走ってないので当然の結果。
以前面倒見ていただいた社長に
「一週間に一回は高速乗ってカーボン吹き飛ばしてやんなよ」
と言われたことを反芻する。
歳を重ねて言い訳ばかりが先に来る。
そんなことを考えていると頭頂部に激痛が。
一瞬目の前が暗くなる。
ケンメリに目をつけた窃盗団が朝から襲いにきたか、ケンメリの扱いが良くないことに対する天罰か・・・
と考えるまでもなく、単にボンネットストライカーに頭をぶつけたドジな49歳。
ファンネル内とキャブ内にクリーナーを吹きかけて綺麗になった。
あプラグも当然磨いてます。
工具類の置き忘れやプラグコードのハメが甘いとかそうしたものをチェックしてボンネットを閉じる。
工具やウエス、雑巾をトランクにしまい運転席へ。
内蔵の時計の秒針の音が聞こえるとバッテリーはまだ生きてるなぁとホッとする。
セルを回してエンジン始動。手こずりつつも2週間ぶりの目覚め。
一度3000〜4000回転まで回してその後1500回転ほどでアイドリング。
月曜日の朝とはいえ時間は9時を回っているので問題なかろう。
水温計が動き始めた頃を見計らってそろりそろりと駐車場を出る。
タイヤの軋む音がいつもと違う?と思いきや空を飛ぶヘリだか飛行機の音が変に反響しているだけだった。
住宅街を抜けて大通りへ。
下り車線を一瞬だけ加速して直ぐに次の信号でUターンして戻るいつもの露払いコース。
しかしUターンする先の上り車線は大渋滞。
走ってから気づいたがUターンする隙間も怪しいいくらい。
2台前の車がUターンしたところで次は自分の番と思ったがこのシチュエーションは視覚からバイクが突っ込んでくるシチュエーション(というのをYoutubeのドラレコ事故動画で見た)。
もしや・・・と思ったら本当に渋滞をすり抜けたバイクがやってきたので危険予測できてよかったと一安心。
渋滞路を避けてすぐに脇道へ退避。
そこから駐車場まで戻るのは数分。
駐車場に戻りボンネットを開けて先般の吹き返しがないかキャブを確認。
鼻につくガソリン臭と高温で若干の空気が揺らいでるだけで特に吹き返しはなさそう。
ボンネットを閉めてカバーをかけて露払い完了。
出勤前にこうして動かせることに感謝しつつ家へと戻る。