岩手県奥州市の書店 Book アクセス松田 大鐘店様です。なんと、二か所で展開してくださっています。後ろの大きなポスターは、書店様向けに国土社さんが作成してくださったもの。
奥州市在住スタッフ田沢五月の本と一緒に!
ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
『東北6つの物語』ご注目をいただき、秋には2つの講演会も予定しています。詳細はまた後日お知らせしますね。
岩手県奥州市の書店 Book アクセス松田 大鐘店様です。なんと、二か所で展開してくださっています。後ろの大きなポスターは、書店様向けに国土社さんが作成してくださったもの。
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『東北6つの物語』ご注目をいただき、秋には2つの講演会も予定しています。詳細はまた後日お知らせしますね。
こんにちは!
「東北偉人物語」の『この道を行く-版画家・棟方志功』を書いた田沢五月です。
私が初めて棟方志功の作品に出会ったのは、ずいぶん昔……学生時代に初めて一人旅に出たときのことでした。倉敷の大原美術館で、何とも不思議な版画をみて、その世界に惹き込まれたのです。そして作者の志功が同じ東北の青森県出身と知って二度驚いたものでした。
あれから半世紀近くも経って、志功の物語を書かせていただけたことを嬉しく思っています。
子どもの皆さんは、偉人と言われる人たちが自分と同じ年頃のときはどんな暮らしをしていたのだろうと興味を持つはずです。この「東北偉人物語」の六つのお話には、偉人たちの子どもの頃のエピソードがたっぷり書かれています。
恵まれた環境で育った人だけではないようです。家が貧しかったり、体に障害があったり……。
志功もそうです。その日のご飯に困ることもあり、遠足にもいけませんでした。その上、視力がとても弱くて、絵を描く姿をバカにされることもありました。
不運なようにみえますが、実は、素晴らしく大きなものに恵まれていました。才能もそうですが、もう一つは、親身になって応援してくれる人たちがいたことです。
4回も帝展に落選し、もう「だめだ」と挫けそうになっても粘り強く頑張り抜けたのは、自分を応援してくれる人たちを裏切りたくないという気持ちの強さだったと思います。
私が今回六つの偉人物語を読んで感じたことは、高齢になった今、微力でも誰かを応援できる人間になれたらいいな~ということです。
皆さんは、どんなことを感じてくれるでしょう。
ぜひ、読んでくださいね。