IBC岩手放送ラジオで、毎週金曜日 昼の12時45分から放送されている
「いわてお話カフェ」。
5月16日から6月6日まで4週に渡って、『東北偉人物語』から
「洋服のサムライ 新渡戸稲造」が放送されます。

お昼のひととき、ぜひ、お楽しみください。
岩崎まさえ
IBC岩手放送ラジオで、毎週金曜日 昼の12時45分から放送されている
「いわてお話カフェ」。
5月16日から6月6日まで4週に渡って、『東北偉人物語』から
「洋服のサムライ 新渡戸稲造」が放送されます。

お昼のひととき、ぜひ、お楽しみください。
岩崎まさえ

こんにちは!
「東北偉人物語」の『この道を行く-版画家・棟方志功』を書いた田沢五月です。
私が初めて棟方志功の作品に出会ったのは、ずいぶん昔……学生時代に初めて一人旅に出たときのことでした。倉敷の大原美術館で、何とも不思議な版画をみて、その世界に惹き込まれたのです。そして作者の志功が同じ東北の青森県出身と知って二度驚いたものでした。
あれから半世紀近くも経って、志功の物語を書かせていただけたことを嬉しく思っています。
子どもの皆さんは、偉人と言われる人たちが自分と同じ年頃のときはどんな暮らしをしていたのだろうと興味を持つはずです。この「東北偉人物語」の六つのお話には、偉人たちの子どもの頃のエピソードがたっぷり書かれています。
恵まれた環境で育った人だけではないようです。家が貧しかったり、体に障害があったり……。
志功もそうです。その日のご飯に困ることもあり、遠足にもいけませんでした。その上、視力がとても弱くて、絵を描く姿をバカにされることもありました。
不運なようにみえますが、実は、素晴らしく大きなものに恵まれていました。才能もそうですが、もう一つは、親身になって応援してくれる人たちがいたことです。
4回も帝展に落選し、もう「だめだ」と挫けそうになっても粘り強く頑張り抜けたのは、自分を応援してくれる人たちを裏切りたくないという気持ちの強さだったと思います。
私が今回六つの偉人物語を読んで感じたことは、高齢になった今、微力でも誰かを応援できる人間になれたらいいな~ということです。
皆さんは、どんなことを感じてくれるでしょう。
ぜひ、読んでくださいね。

14日(火)午前9時からABS秋田放送ラジオ「朝採りワイド秋田便『MAYAの子育てランド』」にて、「東北ふしぎ物語』「Tのかまくら」(前編)の朗読が放送されます。 雪まつりの日の不思議な物語 プロのアナウンサーによる素敵な朗読をお楽しみください。
来週と前後編に分けての放送になります!
秋田県横手市のかまくらは、2月ですが、その前にぜひ!!

みなさま、こんにちは。みちのく童話会の吉田桃子です。
東北アンソロジー、前期に続き続編が無事出版されました。
今回は「こわい物語」の執筆プチ裏話です。

実は、わたしは「こわい話」は聞くのも書くのも苦手……! 担当になったときは、はて、困ったと思いました。
福島県にはこわい物語の題材になりそうな伝説は何個かありますが……みなさまによく知られている、二本松市の「安達ケ原の鬼婆」を取り上げました。
二本松市には「ふるさと村」といって、鬼婆をテーマにした施設もあります。小学生のころ行きましたが、鬼婆のからくり人形にギョッとした思い出が。今は鬼婆をコミカルにしたお土産や食堂のメニューもあるみたいですね。
この鬼婆物語……執筆のために改めて伝説を紐解いてみると、ご存知の方も多いと思うのですが、実はとてもせつない理由があって恐ろしい鬼婆になってしまったことがわかります。
なので、アンソロジーの物語も「最初はそんなつもりはなく、相手のことがたいせつだったからこそ……だったのに」ということをテーマに書こう! と思いました。鬼婆にどうからめたか、よかったら本を読んでみてくださいね♪(吉田桃子)
こんにちは。みちのく童話会スタッフの 岩崎まさえ です。
『東北おいしい物語』では、宮城県の笹かまぼこと牛タンをテーマに
「おとなボタン」を書きました。

宮城県のおいしい物と聞かれたら、隣県の岩手に住む私でも
「笹かまぼこと牛タン」とこたえます。仙台の駅や街中で、
〝笹かまぼこ〟〝牛タン〟の文字をよく見かけます。
ところが、地元の人は家庭で、牛タンはあまり食べないと知りました。
おいしいというより、あこがれの味なんだそうです。
さぁ、たいへん。大人でもなかなか食べない牛タンを、
物語の子どもたちに、どうやって食べさせよう……。
そこで思いついたのが、タイトルにもなった「おとなボタン」です。
このボタンを押したら、子どもでも大人の味がわかるというもの。
大人たちが「おとなの味」と言って、なかなか食べさせてくれない、
牛タンと笹かまぼこも、これを押すと食べることができる
はずでしたが、創作の神様はそう簡単に、させてくれませんでした。
ああだ、こうだと、苦労して、やっと主人公の子どもに
食べさせられたときは、ホッとしました。
さあ、子どもたちが初めて食べた牛タンと
わさびをつけた笹かまぼこの味は、
いったい どんなだったでしょうか。
ぜひ、本でたしかめてくださいね。
ところで、『東北おいしい物語』を担当したスタッフが、
このブログで創作裏話を紹介するとき、必ず表紙をアップしております。
じつは、途中から、微妙に表紙の絵が変わっています。
お気づきでしたか。
変わったところを見つけていただいても、なにも出ませんが、
座敷わらしのような、こんないたずらがお気に召しましたなら、
ぜひぜひ、東北にも おいでくなんせ。

みなさん、こんにちは。みちのく童話会スタッフ、吉田桃子です。
みちのく童話会でつくった東北アンソロジーをお読みいただいて、本当にありがとうございます。
わたしは、地元、福島県を舞台にした物語を書きました。
題材にした食べ物は「お米」です。
実は、当初は「ラーメン」で書くことが決まっていました。
福島県には喜多方ラーメンをはじめ、おいしいラーメン屋さんがたくさんありますので、
旅行中、食べたという方もいらっしゃるかと思います。
わたしも、ラーメンを題材にどんなお話を書こうか、あれこれ考えはじめていました。
でも、ふとひらめいたのです。
「ラーメンもおいしいけれど、福島といったら、これだ!」
それが「お米」でした。
お米は、わたしたち日本に住むひとにとっては、空気のように当たり前の食べ物です。
だからこそ、見落としてしまっていました。
しかし、食卓になくてはならないたいせつな食べ物です。(というのも、「空気」と同じようですね。)
わたしは、福島県のお米はとてもおいしいと思います。
そのまま食べてみると、ほんのりやさしい甘みがあり、おかずがなくても
何杯でもおかわりしたくなります。特に、今頃の時期に出る新米は最高です。
2011年の東日本大震災、福島県では原発事故が起き、それにともなって
農業は大変な苦境に立たされました。
風評被害はいまだ完全になくなったとはいえません。
しかし、あきらめずに農作物をつくり続けてくださった農家さん、業務にかかわるみなさんの
おかげで今は「福島のお米はおいしいね」という声がたくさん聞けるようになりました。
「手のひらサイズのしあわせ」は、震災後の2012年に福島県へ遊びに来た女の子が、そこで出会ったひと、自然、そしてお米のおいしさに感動し、自分の将来の夢を決めるお話です。
本が出来上がり、「題材をお米に変更してよかった!」と思いました。
(ラーメンのお話も、いつか、また……!)


こんにちは。みちのく童話会スタッフおおぎやなぎちかです。
『東北6つの物語』シリーズ、読んでくださった皆様、ありがとうございます。まだな方は、ぜひ読んでください。なにしろ、10月に入りました。秋です!
食欲の秋です!
『東北おいしい物語』には、東北のおいしいものがぎっしりつまっています。

みちのく童話会は、13人のメンバーで活動してますが、各県の在住(出身、ゆかり)にはばらつきがあります。例えば、宮城県には、在住作家が現在5人! でも青森県は、出身作家として、もえぎ桃さんがいるだけなんです。そこで、他の県の出身者が助っ人として青森の物語を書きました。この「東北おいしい物語」では、私おおぎやなぎが、担当したわけです。
青森県、特に弘前市には、私が所属している俳句結社の支部のようなものがあり、何度か句会で訪れています。知り合いもいます。なので、書けそうだなあと思ったんです。
そうだ、八食センターがいい。まずはそう思いました。八戸にある市場です。ここの魚介類が、おいしいんです。ここで食べたお寿司、おいしかったー。でも、待てよ。弘前もフレンチの町だし、ここに主人公が住んでいることにして・・・と妄想がふくらみ、実際に改めて取材がてら、弘前にホテルととり、朝電車で青森市を経由して陸奥湾を眺めながら青い森鉄道に乗り、八戸へ日帰りという、いわゆるロケハンをしました。

八食センター

せんべい汁と焼きホタテ(三陸の牡蠣も)。実際に行って食べたものです。これを本にも載せていただきました。
両親がフレンチレストランを経営しているという設定なので、フレンチも食べましたよ! リンゴのポタージュスープ、おいしかったなあ(物語に最初出したけど、ちょっと浮いてたので、泣く泣くカット笑)。
「チームじょっぱり」の「じょっぱり」は津軽弁で、強情っ張りのこと。弘前の俳句仲間は「じょっぱり句会」という名前で俳句を楽しんでいます。頼もしい言葉だなあと思います。
ストーリーは、クラスの男子とそのお姉さんといっしょに八食センターへ行き、大事なことを思い出す。そして大人の恋をちょっとかいま見るという内容です。
ぜひ、読んでください。
そして、青森へ行って、おいしいものを食べてください。
これからは、リンゴの季節ですね。
こんにちは みちのく童話会スタッフのおしのともこです。
「東北物語シリーズ」では、挿画を担当しました。
今日はイラストの制作秘話をお話ししますね!
「東北まつり物語」の場合
「祭り」は、地域の人と人をつなぐものであり、東北の魂でもあります。
その大切な祭りを描きたいと思いました。
挿画を描くときには、物語を何度も何度も読み込みます。
その物語の世界にどっぷりと入り込むイメージです。
必要があれば、その祭りの動画を見たり
歌や踊り、衣装や小物を調べたりします。
幸いにも今回は6つの祭りを観たことがあったため、
それぞれを思い出しながら絵を描いていきました。
一枚の絵を完成するまでにはラフスケッチを何枚も描きます。
特に、今回は表紙を描くふるやまたくさんとキャラクターを合わせるため、
服装や髪型を何回か描き直しました。
そんなふうに出来上がった「東北物語シリーズ」です。
東北の魅力が伝わりますように!

「青森ねぶた祭り」
母の生まれ故郷である青森は、私にとって「第二のふるさと」です。普段は大人しい青森県民の『魂の祭り』であるねぶた。そんな想いで描きました。

「福島わらじまつり」
初めて見たときは、わらじの大きさにびっくりしました!
全国一大きなわらじを心をひとつにしてかつぐ。祈りを込めて。

「仙台七夕まつり」
七夕飾りの華やかさ。
飾りをくぐると確かに、時を超えて不思議な世界に迷い込みそうな雰囲気です。

「山形花笠まつり」
うちの子どもが小学校のとき、発表会で踊った花笠踊り。大きな花笠をくるくる回してとても素敵でした。練習は羽奈みたいに大変だったかな?

「秋田竿燈まつり」
秋田で見た竿燈まつりの行列。身長の何倍もある提灯の竿は迫力満点!
子ども達も本当に上手でした。その影にはこんな練習とドラマがあったのかも。

「盛岡さんさ踊り」コロナ禍で地域の祭りは中止あるいは縮小して、例年のような活動ができないもどかしさがありました。そんな中でも香里のように、「あきらめずにできることをやろう!」と行動するパワー。大切だと思います。