みちのく童話会スタッフブログ

第3回を持ちまして、みちのく童話賞は終了ました。これからはみちのく童話会として、活動をしていきます。

みちのく童話会

 東日本大震災から10年のくぎりの2021年、東北地方の皆様から第1回みちのく童話賞を開催し、第3回まで、たくさんの作品、作家との出会いがありました。  童話賞終了後は、みちのく童話会として、活動を続けています。

「さがしものクリニック(令和版)」ちばるりこ作 ~河北新報で連載開始

2022-06-27 | スタッフ新刊・活動紹介

         

6月23日(木)より河北新報夕刊「ものがたり」のコーナーで連載が始まりました。

いつも物をなくしてしまい、さがしものばかりしている小4のゆめこの物語。

平成19年に刊行した同タイトル作品の令和版。毎週木曜日の夕刊に掲載されます。

   

《作者より》

 皆さんは、さがしものが見つからなくて苦労したことはありませんか?

私は小さな頃から忘れ物、さがしものばかりしていました。(;^_^

文房具や提出しなければならないプリントとか。大人になってからも預金通帳、車の鍵など書ききれません。なかなか見つからず、さがしものが見つかる道具があればいいのにといつも考えていました。その思いを作品化したのが「さがしものクリニック」です。

 イラストは親交のある漫画家の佐香厚子さんにお願いしました。とにかく、主人公のゆめこが可愛くて、毎回楽しみで仕方ありません。

 佐香さんは、私と同じ岩手県盛岡市の在住です。代表作は「よいこの味方スーパーシッター」、これはテレビドラマ化もされています。(安達祐実さん主演)

 単行本、雑誌、ネット配信などで活躍されている漫画家さんです。

*お読みいただければ幸いです。<(_ _)>

 


みどりネコさんが、スタッフに参加!

2022-06-17 | スタッフ便り

 第1回みちのく童話賞で、大賞を受賞された、みどりネコさんが、このたび、童話賞スタッフとして参加されることになりました。

 HPスタッフ紹介をご覧ください。 *赤をクリックすると、飛びます。

  こちらも、ぜひお読みくださいませ! 

アマゾンにて、電子書籍、オンデマンドで発売中。ご購入の際は、電子かオンデマンドかをご注意ください)

 


一次選考通過作品発表

2022-06-16 | 童話賞

 厳正な選考の上、一次選考通過作品24編が決まりました。

 HPでご確認ください。

 引き続き選考を進め、10月に受賞作および受賞者の発表をいたします。

 通過の皆様、おめでとうございました。おしくも、通過ならなかった作品も、おしいものがありました。どうぞ、あきらめず、他の公募や来年のみちのく童話賞へもご応募ください。

      

 第1回みちのく童話賞作品集「まほうの天ぷら」は、アマゾンで購入ができます。電子書籍と紙の本(オンデマンド)とでは価格が異なりますので、ご注意ください。*赤をクリックすると、飛びます。

 読み返すと、いい作品ばかり。アマゾンのレビューも、今初めて読みましたが、嬉しい感想です。第2回の受賞作品も、今から楽しみです。(書籍化になるかどうかは、未定


『ふたごに溺愛されてます!! ②』もえぎ桃作・雨宮うり絵(講談社)

2022-06-13 | スタッフ新刊・活動紹介

       

 スタッフもえぎ桃の新刊です。

 待ちに待った『ふたごに溺愛されてます!!』2巻です。

 泉中学校の美形ふたご=すりる(姉)とこおる(弟)は、地味なメガネっ子の陽彩にメロメロ。さらに、陽彩がこおるの彼女だといううわさも、流れ始めている。そんな中、下級生からこおるへの、度がすぎるストーカー行動から守るため、すりるが、「こおるの彼女のフリをすれば」と提案してきて……。やきもちやきで陽彩大好きなすりるがなぜ? 溺愛三角関係、どうなる!?
<小学中級から・すべての漢字にふりがなつき> 

 

(もえぎ桃より)

1巻では、読者から「女の子が女の子を好きになったので、最初はびっくりしました。でも、好きになる気持ちに性別は関係ないんだと思いました。」という感想をいただきました。

LGBTQという言葉を使うまでもなく、「好きになる気持ち」を肯定できる。

そんなふうに読んでもらえてとてもうれしいです。

また、主人公の陽彩は地味でぼっちですが、「ひとりでもいい。わたしには小説を書くという楽しみがあるから」とがんばる、ある意味とても芯の強い女の子。

好きなこと、楽しいことをしていると、世界がどんどん広がっていく。

そんなメッセージも伝えられたらと思います。

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すりるとこおるの双子の美形っぷり、メロメロっぷり、とにかく楽しめます! (お)

 


『トモダチデスゲーム 昨日の友は今日の敵』(もえぎ桃作・久我山ぼん絵)講談社

2022-06-12 | スタッフ新刊・活動紹介

        

 スタッフ、もえぎ桃の新刊です! 発売直後から、おもしろい! ハラハラ。そして、友だちって、何なんだと考えさせられるなどなど、反響続出! 

 久遠永遠は、訳あってお金持ち学校に入れられた、ちょっとケンカっ早い女の子。当然、入学以来ずっとぼっち。
 夏休みの登校日、永遠のクラスは突如全員、「特別授業」という名義で、地下にあるシアタールームに集められた。壁一面のモニターに映しだされた、不気味なくらいに満面の笑みを浮かべたスマイルマークは言った:『やあみんな! トモダチゲーム、始まるよ! ぼっちは削除だ!』
<小学中級から・すべての漢字にふりがなつき> 

 (もえぎ桃より)

ぼっちは削除します!……というなにやら刺激的な帯がつきました。

意外だったのは、大人や保護者の方から「おもしろいだけでなく、SNSの使い方や怖さを子供に伝えられる!」と、とても好意的な感想をたくさんいただいたこと。

それを意図したわけではまったくないのですが、SNSでトモダチの数を競い合うというストーリーの中で、“リアルなSNS”を伝えることができたのかなと思います。

内容に共感してくれた方が多くて、とてもうれしいです。

児童文庫の棚で、ひときわ目立ってますよー! (お)


「おばあちゃんの土用餅」佐々木ひとみ~「『家の光』7月号

2022-06-05 | スタッフ新刊・活動紹介

     

 

「家の光」7月号に、童話『おばあちゃんの土用餅』(佐々木ひとみ作)が掲載されました。絵は星野イクミさんです。夏の日盛りの草いきれ、土の匂い、シソの香りまで漂ってくるような迫力ある絵をお楽しみいただけます。ちなみに「土用餅」というのは、茨城の実家で作っていた、シソの葉っぱで挟んだ素朴な夏のお餅です。