6月8日。仙台で、「東北6つの物語」シリーズの打ち上げと、、メンバー岩崎まさえデビュー作『ぼくへのレファレンス』のお祝い会をしました。
東京から編集のSさん、デザイナーの品川さん、そして地元仙台にお住まいの古山拓さんも来てくださって! メンバーは13人一人も欠けることなく、みんなが笑顔笑顔!
いい会でした。
6月8日。仙台で、「東北6つの物語」シリーズの打ち上げと、、メンバー岩崎まさえデビュー作『ぼくへのレファレンス』のお祝い会をしました。
東京から編集のSさん、デザイナーの品川さん、そして地元仙台にお住まいの古山拓さんも来てくださって! メンバーは13人一人も欠けることなく、みんなが笑顔笑顔!
いい会でした。
ABS秋田放送ラジオ「あさ採りワイド秋田便」マヤの子育てランドコーナーにて、『東北6つの物語』の朗読をしていただきます。
6月10日・17日が「バラアイス」みどりネコ作(『東北スイーツ物語』)
7月8日・15日が「南極をめざして」おおぎやなぎちか作(『東北偉人物語』)
8月12日・19日が「黒い石」みどりネコ作(『東北こわい物語』)
パーソナリティの酒井茉耶アナは、今年第46回NNSアナウンス大賞のラジオ部門大賞をご受賞してらっしゃいます。3作品のうち1作品はきっと酒井アナの朗読なのではと思います。楽しみです! *放送は、AM9:30~。予定ですので、変更になることがあります。
こんにちは。
スタッフの千秋つむぎです。
「東北スイーツ物語」の山形編を担当させていただきました。
山形にはおいしいスイーツがいくつもありますが、
私は「からからせんべい」を元に物語を書きました。
からからせんべいを初めて手にしたのは小学生くらいだったかと思いますが、
そのときのことは今でもよく覚えています。
「何が出るんだろう?」とわくわくしながら、
一生懸命せんべいをわっていました。
実は父の車には、私が子どもの頃につけた「こけしのストラップ」が
今だに交通安全のお守りのようにぶらさがっています。
からからせんべいは、一人で中身を見るのはもちろんですが、
数人で一緒に見ると、より楽しい時間を過ごすことができるなと思っています。
お互いに何が出たかを見せ合って。
なので、からからせんべいを通して、新たな友情が育まれる優しい物語が書きたいと思いました。
主人公の花凛は、友達の気持ちを考えすぎて自分の気持ちに正直に行動することが苦手。
そんな花凛が、からからせんべいをパリッとわるように、
少しずつ自分の殻をやぶっていきます。
本作には、山形に実際にある水族館も登場します!
作中にも書いていますが、クラゲの展示は印象的でした。
ぜひ、からからせんべいと一緒に、物語を楽しんでいただけますと幸いです。
スタッフのもえぎ桃です!
この記事を書いているのは1月8日ですが、年末から青森は大雪!
『東北スイーツ物語』で私が書いたお話「りんごの気持ち」と、状況がそっくりです。
「十二月にこんなに降ることはめずらしくて、外は横なぐりの雪で真っ白。雪が道路やブロック塀をおおって、白一色の世界だ」
子どものころの冬は、ずっとこんな感じでした。
朝から晩まで雪が降り続け、歩道は除雪した雪で道路より1メートルも上。
夜中に外を見ると、雪が青白く光って、すごくきれい。
冬の夜空は澄んでいて、星がたくさん見えました。
そういえば、日中はずっと吹雪いてるのに、なぜか夜になると雪がやんで「シーン」とするんです。
雪が音を吸い込んで、本当に静か。
星空の下、青白い雪がどこまも広がる幻想的な世界……でも朝になるとまた吹雪くんですよね〜。
昼に吹雪いて夜に凪ぐ。なにか理由があるんでしょうか?
さて、青森の冬といえばりんご。りんごのスイーツといえばアップルパイ!
青森県弘前市はアップルパイのお店がたくさんあって、ガイドマップも出ています。
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=cat03_food09
「りんごの気持ち」は、アップルパイが上手なてきぱきお母さんと、自立心が芽生え始めた凛子ちゃんの攻防(⁉)です。
りんごの皮むきをきっかけに不満が爆発する凛子ちゃん。
「口うるさいお母さんに負けるな〜!」と凛子ちゃんを応援しながら書きました。
凛子ちゃんの超簡単りんごスイーツ、ぜひ作ってみてくださいね。
いよいよ来月、シリーズの最終巻「東北偉人物語」が発売です!
みなさま、こんにちは。
みちのく童話会メンバーの吉田桃子です。
「東北スイーツ物語」はもう手に取っていただけたでしょうか? 読んでいるとおなかが空いてきそうなスイーツが沢山出てきます。
わたしは福島県の「桃パフェ」を題材に物語を書きました。
作中に福島県にある「まるせい果樹園」様の桃パフェの写真も載っていますが、まさに、このパフェを想像しながら執筆しました!
わたしも「まるせい果樹園」さんには桃を買いに行ったことがあります。
その日は福島県のポケモン「ラッキー」さんも遊びに来ていたこともあってすごい人! 行列! しかも、暑い!
でも、みなさん、とても幸せそうな顔なんです。
きっと桃がおいしいからですね。
さらに、桃はとても栄養がありますから暑い夏を乗りきるための力もくれます。
今は冬ですが、こんななかでも桃の木は、夏、実をつけるためにジッと寒さに耐えています。
わたしも、今年の桃をたのしみにしています。
本物の桃を食べる前にぜひ「東北スイーツ物語」でひとあし先に桃を楽しんでいただけたら嬉しいです。
物語の主人公も「桃」がつく名前の女の子にしました。
自分もそうなので少し照れくさいですが(*´ω`*)
せっかく「桃」のお話ですからね……
スタッフのおしのともこです。
今まで東北物語シリーズでは、挿絵担当でしたが
この東北スイーツ物語では、
初めて物語を書かせていただきました。
「東北スイーツ物語」の中で『宮城県』のスイーツ担当になり、
『宮城県』なら『ずんだもち』でしょ!
さらに『ずんだシェイク』も出てくるお話がいいなあ〜と考えました。
私は関東出身ですが、『ずんだもち』も『ずんだシェイク』も大好き!
枝豆の季節になると手作りするくらい大好物です。
「グリンプロテイン」は、
小学5年生の野球少年マサシが主人公のお話です。
試合でエラーして落ち込むマサシ。
2つ年上のねえちゃんが、練習を付き合ってくれることになったけど
実はねえちゃんには思惑があって……。
主人公のマサシは、
初めてのずんだもち作りに汗だくになりますが、
茹でた枝豆を薄皮まで剥いて、すり鉢でするのは大変な作業です。
フードプロセッサーがあれば楽かもしれませんが、
我が家でもすり鉢で作っています。
自分の手で作るずんだもちの美味しいことと言ったら!
マサシは野球に一生懸命打ち込む少年ですが、
実は私の父は、長年プロ野球チームのスポーツトレーナーでした。
ケガなどで故障した選手のリハビリやマッサージをする仕事です。
子どものときから、家には選手のサインや野球グッズ、
優勝した写真パネルがズラリと並んでいました。
私は残念ながら、大の運動オンチで野球は本当に苦手。
絵を描いたり、本を読んだりするのが好きな女の子でした。
今回、野球のお話を書かせていただいて
ほんの少しだけ親孝行ができた様な気がします。
天国の父も喜んでくれたかな。
こんにちは。みちのく童話会 会員のみどりネコです。
『東北スイーツ物語』では、秋田の物語「バラアイス」を書かせていただきました。
タイトルの「バラアイス」というのは、ババヘラと呼ばれるアイスのこと。
中高年の女性が、アイスをコーンにへらで盛り付けて販売するスタイルからそう呼ばれるようになったそうです。
夏、秋田の道路沿いに立てたパラソルの下で、大きな缶を前に置き、パイプ椅子に座り、頬っかむりのような帽子をかぶっている方がいたら、それはババヘラの売り子さんの可能性が高いと思います。
ババヘラはシャーベットのような口当たりでとてもさっぱりとしています。
そのためか炎天下では急いで食べないとすぐに溶けてしまいます。
そんな美しくも儚いアイスから生まれた物語が「バラアイス」という淡い初恋のお話です。
山育ちの私が、海沿いの町で育った亜美の初恋の話を書くのはなかなか大変なものでした。
そんなとき、みちのく童話会の心臓的存在のOさんが私にこんなものをプレゼントしてくれました。
物語の舞台となったM海岸の砂です。
M海岸の砂は、私にこう語りかけました。
―― 考えるな、感じろ ――
その日から私は、砂のにおいをかいだり、空箱に移した砂にハートマークを書いたり、夏を海を肌で感じ、なんとか作品を書き上げることができました。
優しい甘さのスイーツがいっぱい「東北スイーツ物語」をお楽しみいただけると幸いです。
そして、東北のスイーツを食べに来てくださいね!!
みどりネコ
こんにちは!スタッフのもえぎ桃です。
青森県弘前市ってどこ……?と思う方も多いですよね笑
青森市のとなりです。アップルパイの町と言われています。
こちらの弘前中央公民館の主催で、「みんなの小説アカデミー」を開催します!
講師は、同じ青森出身作家の風祭千先生とわたし。
風祭先生は青森生まれ青森育ち青森在住の津軽っ子。
実は同じ高校の後輩でもあります。
といっても年齢は31歳差! 親子です笑
風祭先生は20歳という若さでデビュー。
そしてわたしは50歳デビューの遅咲きです。
小説家は作品が評価されるので、年齢は関係ないんですよね。
個人的には、「小説を書いてみたい」という大人の方にもぜひ来ていただきたいです。
無料です!
講座は風祭先生とわたしへのQ&A、すぐに使える文章のコツ、実践編の3部構成。
特に実践編は、自分の「推し本」の紹介文を200字ほどで書いてもらいます。
書きましょう!絶対勉強になります!
見学のみもオーケーなので、ハードルが高いと感じた方はお話を聞くだけでも大丈夫です。
【詳しくは】 https://city.hirosaki.aomori.jp/chuokominkan/novel_academy.html…
【申込フォーム】 https://customform.jp/form/input/201795…