みちのく童話会スタッフブログ

第3回を持ちまして、みちのく童話賞は終了ました。これからはみちのく童話会として、活動をしていきます。

みちのく童話会

 東日本大震災から10年のくぎりの2021年、東北地方の皆様から第1回みちのく童話賞を開催し、第3回まで、たくさんの作品、作家との出会いがありました。  童話賞終了後は、みちのく童話会として、活動を続けています。

柏葉幸子さんからメッセージエールをいただきました!

2020-09-30 | 童話賞

盛岡在住の柏葉幸子さんから、みちのく童話賞にメッセージエールをいただきました!! HPをご覧下さい。

 主な作品に、デビュー作である『霧のむこうの不思議な町』しか載せていませんが、ご存じのように、野間文芸賞ご受賞の『岬のマヨイガ』他、『モンスターホテル』シリーズ、『ミラクル・ファミリー』産経児童出版文化賞『牡丹さんの不思議な毎日』産経児童出版文化賞『つづきの図書館』小学館児童出版文化賞

 などなど多数のご著書があります。

 デビューは、講談社児童文学新人賞から。ずっと児童文学の第一線でご活躍の大先輩からのメッセージは感涙です。そして、うんうんと。本当に自分が書いたものをいろんな方が読んでくださるって、こんな嬉しいことはありません。

 そこへの第一歩、ぜひ踏み出しましょう。

 


「光」というテーマについて

2020-09-29 | 童話賞

 募集要項に「光」をテーマとした童話と出しました。

 光をテーマと言われても・・・。となった方、構える必要はありません。

 光には、直接的な電気や太陽の光もあれば、黄金の光もあれば、はげたおじいちゃんの頭の光もあるでしょう。

 でも、一番思い浮かべるのは、希望の光でしょう。

 ハッピーエンドにして、希望を! と決めなくてもいいのです。どこかに一筋の光があれば、私達は一歩を踏み出せる。読み終えて「楽しかった」と思うこと。これだって「光」だと思います。

  


だったら、どんな童話を?

2020-09-28 | 童話賞

昨日、民話のようなものを求めているわけではないです。と書きました(民話がだめというのではないのですよ)では、どんなものを求めているのか?

 ずばり!

 あ~、あたし、こういうのを書きたかったのよ!

 やられた~~~。 と思わせてくださったら、もうこれは間違いないです。え? そんなの無理? そんなことないです。

 私は俳句をやっていますが、時々「ああ、これ、あたしが作りたかった」と思う句に出会います。高校生の俳句甲子園とかで。

 次は、テーマの「光」について、書きます(お)。

  

 


どんな童話を?

2020-09-27 | 童話賞

 ある方から聞かれました。

 みちのく童話賞って、民話のようなのを送ればいいのでしょうか? と。

 ええ?

 なるほど、「みちのく」という言葉からそう思ったようです。

 そんなことはありません! もちろん、民話は素晴らしいです。でもあくまで私達が求めているのは、現代に生きている子ども、未来を生きる子どものための童話です。民話タッチのものが駄目ということではありません。その内容によります。

 お待ちしています! (お)


もえぎ桃さんから、メッセージエールをいただきました!

2020-09-26 | 童話賞

 みちのく童話賞HP に、もえぎ桃さんからのメッセージエールを追加いたしました。

 もえぎさんは、青森出身、秋田市在住の作家さんです。講談社青い鳥文庫でデビューしたばかり。フレッシュな新人さんです。でも来年の刊行が決まっているのですから、すごい! メッセージエールは、作家さんの50音順になっていますので、スクロールしてごらんください。そして、他の作家さんのメッセージをごらんになってない方はぜひ、他のも。みなさん、いろいろな賞へチャレンジして道を切り開いてらっしゃいます! 


9月14日秋田さきがけ新聞でご紹介いただきました。

2020-09-15 | 童話賞

 みちのく童話賞の紹介記事が、秋田さきがけ新聞に載りました。

 井嶋敦子さんのブログ川天使空間で、読むことができますので、ぜひ! 

 若い人は新聞をなかなか読まないようになっているけど、地元はやはり強いです。きっと目にとまり、応募してくださる方がいると思います。

 

 


河北新報夕刊連載「みちのく山のゆなな」

2020-09-09 | スタッフ新刊・活動紹介

       

 河北新報木曜夕刊に「みちのく山のゆなな」の連載が始まりました。夕刊のない地域では、金曜日の新聞。週一回で17回連載。

 東北地方のどこかにある山、みちのく山の山神の娘ゆななの日常と成長を、民話を織り交ぜながら描いています。

 

 イラストは、『しゅるしゅるぱん』でコンビを組んだ、仙台在住イラストレーター古山拓さん。

 東北地方ならコンビニで購入できますし、東北以外の方でしたら、バックナンバーとして郵送でのご注文ができます。私は以前この物語が載っている夕刊のみお願いしていて、一ヶ月500円弱でした。ご利用ください。


『文芸ラジオ』6号を通して考えたこと(丸山千耀)

2020-09-07 | スタッフ新刊・活動紹介

胸が苦しくなるとき、今、目の前にある「空気」って何でできているんだろうと思うことがあります。相手と自分の間にある関係性? 組織の中で一番力のある人の主張? 世間がつくったルール? おそらく、空気はいろんな要素がごちゃ混ぜにされてできているのだと私は考えます。単純じゃないからこそ、「空気を読む」行為は難しい。

『文芸ラジオ(※)』6号の特集「同調圧力から離れる」を開くと、私が抱える悩みへの解決の糸口があるような気がしました。同特集は、インタビュー記事4本とコラム「文芸作品に学ぶ 同調圧力からの受け身の取り方」で構成。同調圧力との向き合い方を問いかけていました。

圧力をかけられていると感じていた空気。その空気をつくっている要素1つ1つを丁寧に想像し、自分の思いと照らし合わせた上で行動を選択できたら、感じていた圧力が緩和されるのではないかと思いました。「空気を構成しているもの」と「自分にとって大切にしたいもの」のバランスの取り方、それこそが「個性」といわれるものなのかもしれません。

同文芸誌には、お世話になった楠先生のインタビュー記事も掲載されてありました。子どもの気持ちを一番に考えて書き続ける姿勢、これからも大切にしたいと思います。

※『文芸ラジオ』は私の出身校である東北芸術工科大学文芸学科の学生さんと先生方が中心となって編集・執筆している文芸誌です。(丸山千耀)

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 豪華執筆陣です!! 

 空気感・・小説でも童話でも、これがあるかどうかが、その作品の文学性のあるなしにつながる気がします。大事! ということは、日常でもそれを感じ、言葉に置き換える訓練が必要、などと考えました。

 丸山さんには、以前、東北芸術工科大学文芸科のことも書いていただきました。こちら。1回目2回目

 ぜひ、お読みください。(お)

 

 

 

 


「家の光」10月号に記事を寄稿しました(堀米薫)

2020-09-05 | スタッフ新刊・活動紹介

「家の光」10月号に記事を二件書きました。

 一つは、山形県高畠町のぶどう農家のkさん。
自分も農家ですが、知らないことがたくさんあります。
ぶどう農家さんの手間と生産技術に圧倒されました。
ぶどうを見る目がガラリと変わりました!
2つ目は、台風19号で甚大な被害を受けた、宮城県丸森町の稲作農家佐の若き担い手oさん。
浸水した米の発酵熱で、プラスチックのパレットが溶けた話には度肝を抜かれました。
青い稲の中に立つ、oさんの勇姿に、農家の底力を見るおもいでした。 堀米薫

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 ぶどうって、買うと髙いけどおいしいですよね。それだけ手間がかかっているのですね。ありがたく一粒一粒いただきます。

台風が九州に近づいています。どうぞお気をつけてください。(お)