福岡の病院に行ってきた

炎症性腸疾患（IBD）の治療は、とにかくステロイド。

ステロイドが効かないと予後が良くないらしい。

ステロイドが効かない子には免疫抑制剤を使うらしいけど

チャイはステロイドが効いてないようだし、免疫抑制剤も合わなかった。

下痢は悪化、以前より弱って食欲もない。

ステロイドの副作用も出てるのに、残りの選択肢は別の免疫抑制剤か抗がん剤。

無理無理、死んじゃうって！

食べれない、吸収できないで痩せていく一方なのに。

でね、炎症性腸疾患と診断されてから

ずっと気になっていた病院が1件あって、それがふ●せ動物病院でした。

IBDを栄養療法で治療したり、幹細胞治療もやっているらしい。

幹細胞治療なら、点滴で入れるだけだし

弱っているチャイでもできるのでは？と連絡したところ、

IBDで幹細胞治療はできないことはないけど

先生の実感として高額な割にあまり効果を感じていないとのこと。

何て正直者!!（免疫介在性溶血性貧血や脊髄損傷には効果があるって）

だったら、食欲ないし弱ってるけど最後の望みで

栄養療法を試してみたいと予約を取ってみた。

今までの検査結果、治療の経過がわかるものと便を持ってくるよう言われ

飛行機で💩運んだよ。

受付で検査結果などの資料を渡し、30分ぐらい経ったかなあ？

診察室に入ると、先生はしっかり資料に目を通してくれたようで

色々質問されたあと、顕微鏡で長い時間ウンコを観察してました。

調子が悪くなってから、こんな感じでノートをつけてたんだけど

これをもとに、何が良くて何がダメかを推理する感じで

進めていくの。

便の様子や使った薬、食べたものなど

こんなに詳しく見て聞いてくれた先生は初めて。

うちの場合、短期間にあれこれ食べさせ過ぎてるので

参考にならなかったようだけど(汗）

また、💩の顕微鏡検査ではこの歳にしては珍しくラセン菌が多いと言う事で

(スマホに録画して見せてくれた）

それに対する抗生剤と高濃度ビタミンＣ、膵炎の薬などを点滴、

飼い主には手作りご飯、必要なサプリのアドバイスなど

今までの病院とはだいぶ違う感じの診察で、

1時間ぐらいじっくり時間をかけて診察終了。

当然すると思った血液検査も、「どうせ悪くなってるだけだから」と

やらなかったよ。

菌の話とか点滴の薬とかは、正直よくわからないけど、

こんなにじっくり診てもらえたので、これでダメなら仕方ないと

やれる事はやり切った感があった。

犬連れの移動は荷物もやる事も多くて疲れるし、

犬は歩く元気もないし、

お姉さまに夕飯買ってきてもらって、

私はホテルから一歩も外に出ず。

チャイは食欲ないし元気もないし

食べれるかなあ？と持ってきたお弁当（鶏と野菜の水煮）を

出したら目の色変えて食べて（あれ？）

ついでにお姉さまが買って来た寿司の卵も

目を輝かせ美味しそうに食べました。

点滴して元気出た？

次の日は朝一番の飛行機で島に戻り、その日の💩は

水7割、泥3割で少し泥分が増えたかなという程度。

でも、その翌日に出た💩は軟便だけど明らかに形があったのよ。

（船が座礁したとかで、散歩道に人がいたので💩の写真撮れず残念！）

その後も、泥と軟便の間ぐらいが続いてたけど

形がある!!

その前はこれだったもんね

昨日からまた食欲不振と、泥水寄りの便になっちゃったけど

以前と比べるとそれでも良くなった気がするわけ。

先生にはとりあえず3日おきに電話で様子を報告し

食事内容の相談とか、薬を送って貰ったりしている所です。

調子が悪くて食欲がないと、薬を飲ましたり、

栄養とれるようにいつもと違う食べ物を

あげたりするでしょ？

(チャイの場合食べないとヤバいので）

するとそれがまた調子悪くする原因だったりして

なかなかいつも同じ食事にできないけど

泥水から泥～軟便が見れただけでも、

福岡行った甲斐があったと思うのね。

何が効いたのかわからないんだけど

できるなら、週一ぐらいで行きたいぐらいよ。

何とかここから少しでも良い状態に戻せますように！

今のチャイは、朝ご飯が食べれず、さっき少し食べたら

クサイおならを連発しているので、嫌な予感がするんだけど、

何とぞ何とぞ、夜ご飯が食べられますように。

こんな感じで毎日状態が安定しないので

なかなかブログで報告も出来ず、

心配して見に来てくれている人ゴメンなのよー。