県の国際交流協会の方が、避難所にいる外国人(主に中国人)たちの
現状を把握をしたいとのことで、3/29、30は
お手伝いとして、避難所めぐりをしてきました。
といっても、結局、中国人たちのほとんどは既に帰国
もしくは移動済みだったので、
何もすることがなかったんですけど。
宮古、山田、大槌と回りましたが、
宮古の街中の避難所は、人数もだいぶ減ってきて一人あたりの区画も広く、
のんびりした感じでした。
日用品などは、段ボールなどに入れられ、ご自由にお持ちください状態。
食事の配給はどうなっているのかわかりませんが、
スーパーも開いているので、必要ならば買いに行けると思います。
それに比べて、大槌、山田は人数も多く、避難所が大規模です。
体育館だけでなく、教室も避難所として使われていて
窓の外には布団や洗濯ものが干してありました。
校庭には、移動郵便局があり、そこだけで一つの街みたい。
大槌は街全体が壊滅してしまったので、避難所の人数も特に多いのかも。
川沿いなのに、海の生臭い様な嫌な臭いがしていました。
次に行った山田高校の校庭には自衛隊車両がずらっと。
AUやdocomoの移動基地局があり、バス乗り場ができていて
避難所から役場、乗り継いで隣町へ買い物に行けるようです。
婆さんたちが皆ドーナツを食べているので「何で?」と思ったら
本部前に、箱入りのミスドのドーナツが。
食べたければ勝手に貰っていいみたい。
docomoからの支援物資?なのか、
新品のギャラクシータブレットなども2台置いてあり、
インターネットにつながってました。
外には風呂が出来てた!
旭川の部隊なので、お風呂の名前は「大雪の湯」。
く~っ。入ってみたかったー。
排水はどうなっているんだろう?
どこでも作れる、こんなお風呂セットあるんだねえ。
高校から少し離れた山田中学校は、避難場所ではないけど
支援物資置き場?ができていて、
洋服が自由に持ち帰れるようになってました。
通販会社の下着、ヒートテック各種、アディダスのジャージなど
「新品」が箱ごと積まれていて、中には、
新品ばかりを大きなゴミ袋にどっさり持ち帰る人も。
他の避難所で下着不足と聞いていたので、係りの人もいないし
点数制限もないし、この配り方はどうかと思ったけど。
全体として物資はあるのに、うまく配分されていないので
足りてないのかも。もったいないわあ・・・。