８月７日、生協の産地見学会で陸前高田の八木澤商店に行ってきました。
ここから出発すると、気仙方面へは片道３時間。
途中の山道はカーブがきつい箇所もあって、マイクロバスでの移動は
かなりしんどかったけど、いろいろためになる話も聞けて楽しかったです。
街中にはなまこ壁の蔵。時代を感じさせます。
簡単に言うと、八木澤商店は２００年以上続く昔からの醤油屋さん。
小さい（失礼？）お店ながら、地元の食材を使い昔ながらの製法で
高品質の醤油を作っています。
雑誌でも紹介されたり、テレビでも取り上げられたり有名なお店です。
本物の醤油と安い醤油の違いを説明してもらったり、
今のキュウリと昔の日本キュウリの違いを教えてもらったり
植え付けから一切水を使わないで育てたトマトを食べさせてもらったり
食べ物へのこだわりを熱く語る社長さんのおかげで、
私もスッカリ洗脳されてしまいました。
実際、帰り際には飛ぶように商品が売れてました。
さすが社長！商売上手！
すすめられて買ってきた自根きゅうり。
今普通に売られているキュウリの苗は、
かぼちゃに接木したものがほとんどなので皮が硬い。
それに比べ、昔ながらのこのキュウリは皮も薄くて味が良いそうです。
表面に出ている白い粉（ブルーム）が特徴なんだけど、
これを農薬だと思って敬遠する人が多いんだそうです。
違いますよ～！
美味しいので、見かけたら試してみてください。