日々つれづれ

~心思うままに/一日一笑~

もろもろ思う事

2007-10-12 | 日記
・社保庁の告発について。

あれは正しい判断だと思う。
お金をネコババしておいて、見つかったらすべて返金して退職して終わりなんて許せない。

だって、あれは「万引きして捕まって、物を返してお金を払って無罪釈放」と言うのと一緒でしょ?
誰がどう考えたって、警察に捕まって刑罰を受けなきゃいけないのに、開き直って「返金したからいいじゃん」って言うのは、理屈がおかしいでしょ。

各支店(?)の所長が刑事告訴しないのは、自分も悪い事をしてるからでしょ。


・校長先生とのディスカッション

たまにお仕事が終わって、校長先生とお話をしている。
とても穏やかな方で、見るからに「小学校の先生」という雰囲気が出ている(と思う)。

そんな校長先生とお話中、
「学校というのはいろんな柵(しがらみ)や規則でやりたい事も満足にできないでしょうが、それにも負けず、楽しんで授業に参加してください」と言われた。

・・・・
私は、学校という職場は思ってたより自由でのびのび仕事ができて(子供の教育というのは大変だけど)楽しい場所だと思っている。
しかも、別に規則など大した物はない。
小学校の免許を持っていないので授業はできないし、授業参加時間数も決められているし、態度の悪い子には拳骨も落とせないが、ごく普通に一般家庭で大勢の子供に勉強を教えてるような感覚だ。

逆に一般の企業の方が、がんじがらめの会社独自の規則で大変だと思う。

私の立場はあくまでも非常勤なので、そこまで教育委員会の柵が見えてこないのかもしれないが、「こっちを立てればあっちが立たない」という状況は社会に出れば誰もがぶつかる壁だと思う。
そこをどう楽しむか、どう攻略するかを考えるのが、仕事人の1つの大きな課題ではないだろうか?


・敬謙なイスラム教徒が宇宙へ

ロシア(カザフスタン)から宇宙へ飛び立った、マレーシアの宇宙飛行士さん。
彼は、とても熱心なイスラム教徒で宇宙からもちゃんとお祈りをしたいと申し出られたようだ。

宇宙ステーションは1日に16回くらい地球の外を回っているらしい。
お祈りは1日5回。
じゃあ、16*5回お祈りをするのかと思ったら、それでは宇宙でのお仕事が「お祈り」になってしまうので、宗教学者たちが集められ大幅に緩和されたようだ。
打ち上げた場所の時間から24時間を1日とし、その間に5回のお祈りをすれば良いと。

ついでに姿勢についても、出来ればきちんと座ったり立ったりできるのがいいのだろうが、無重力の関係で「まぶたで示す」「頭の中で想像」という緩和もされた。

メッカの方角については、これまた適当で「メッカ」「地球」、最終的には「どこにでも」となったようだ。

ラマダン(断食)月の期間が何日か残ってるようだが、それも「宇宙では断食は体に及ぼす影響が大きく危険」という理由で、地球に帰ってきて出来なかった期間をやり直すようだ。

私のように無宗教(祖父母は神道・仏教)な人間には、「そうしてそこまでして頑張るの?」と思うが、やはり何かを心の拠り所にしている人にとっては1日でも1回でもサボったりすると心が痛むのだろう。
しかも、「神様はあらゆる所にいる」と思ってる私にとって、方角を気にするというのは考えつきもしない。

他の人の宗教観に口を出す事ではないし、否定も肯定もしないのだけど、イスラム教の人って一日中忙しいんだなぁと思った。