妖魚

2006-01-22 23:46:10 | ・アート・展覧会
鏑木清方(1878-1972) 大正9年第2回帝展出品作品

まっしろな肌に したたる黒々とした髪
岩場に横たわるなまめかしい人魚
泉鏡花からインスピレーション
ロマンティシズム 空想的 伝記的

鏡花本『高野聖』
神か魔かと思われる
妖しくも美しい紫陽花を描き込んで


つい最近、私は季節はずれの不思議な紫陽花をみた。 
鈍い蒼い色の固まりだった。
それは、まことに妖しかった。


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2 コメント

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美人画コレクター (美千夜)
2006-02-10 20:37:00
゛妖魚゛は、福富太郎コレクションです。



バブルの頃、岡田三郎助の「あやめの衣」を泣く泣く手放したらしい。

今思えば「いいところに嫁に行った。」



東京美術倶楽部創立百周年記念

大いなる遺産 美の伝統展

色っぽい「あやめの衣」は、ポーラ・コレクションとして出品しています。

2/26まで。



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福富太郎コレクション ()
2009-11-18 23:56:51
洗足池美術館て、今もあるのかしら、場所的には家からもお近くだけど。
そこの福富太郎コレクション「近代美人画名作展」図録は手に入れてあるのです。

福富さんはさすが美人画コレクター、
そのコレクションは日本画洋画を問わず、
あっ、北村四海の大理石「長閑」も。

どれも、おおっ~~て思うもの。

「妖魚」出てた。ひさしぶりに観た。
けっこう腕逞し、くちびるあかいよ、青金地だし→けっこう明るくまぶしい。

福富コレクション まだまだ観たい観たい。
本日初日のサン美の清方も展示替えがあるから、チェックするわ。
後半の鷺娘や廓の宵とか。
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