それでも恋は・・

2008-10-21 00:20:07 | ・こころ
高二の時、想ってたクラスの男子、
修学旅行のバスの中で♪長い夜 を歌った。
♪おまえだけに~この愛を誓う~
とっても上手だった。
わたしは ♪浜辺 が好き。 ♪今夜はおまえを離さない~ 

このコイ、イイ感じだったの。 このコイね・・・。

恋に生きる

2008-10-21 00:15:52 | ・ドキュメンタリー・スポーツ
「なんで、そんな男性(ひと)を好きになるかなぁ。」これまで私はそのたび思うのだった。私のある友達の恋愛は若いときからものすごくて、駆け落ち、借金男、DV男、ひととおりの苦い経験をしている。彼女自身は恋したらいつもまっすぐひたむき、一生懸命に相手につくす。そして、その恋の結果、どんなに傷つこうが、どん底から這い上がるたくましさも持ち合わせている。そこが彼女のすごいところだ。

「やめときな、もっとイイ男性(ひと)いるって。」私は前のとき、そう言った。そして、今度こそ大丈夫という、またもや本気で彼女が愛した相手、彼はシンガー、ボーカリストだ。インディーズだけどライヴだって全国区、たまには大物歌手のバックコーラスにだって参加してる、夢は久保田利伸と競演すること。彼女より歳は10コ下。またもや私はため息をつく。年の差10歳、下って・・・。キビシイよ。いくら彼女が歩くファッション雑誌のごとく、見た目も気持ちもすごく若いといったって・・。彼女は自分に自信を持っているのだけれど。それはステキなことだと思う。もちろん彼と結婚したい、ママにもなりたい、タイムリミットがあって女にはそんなにゆっくりした時間はもうない。

ライヴ追っかけはもちろん、何枚も同じCDアルバム買ってあげる。最初、彼は自分の名を呼ぶとき、○○さんだったけど、今では下の名を○○ちゃんと親しく呼んでくれるし、手作りのカレーをおいしかったって食べてくれてうれしいのだと彼女は無邪気な笑みをこぼす。ある日、連れて行かれた地下のライヴハウス、天井ライトがまぶしい若い子ばっかりの熱気あふれるスタンディングライヴ、私は歌を楽しむ余裕などまるでなく、手拍子もそこそこほとんど仁王立ちでフクザツ気分、彼にばっかり視線を送ってた。あなたはどんな男性(ひと)? 悪い子じゃないよね? 私は彼女の友達なんだから、友達としての責任があると思っている。だから、この時間で見定めようと。ステキなラブソングの詞を書く、確かに歌もうまいと思う。MCではときおりユーモアも交えて、ファンへの配慮もうかがえて、ありがとうの気持ちがあった。大事にしているのは伝わった。そうだ、歌い手に真の心がなくてはその歌は誰にも届かない。これからシンガーとしてもっとメジャーになっていくかもしれない。その可能性は秘めているだろう。

しかし、この恋の行方はどうなるのだろうか。彼女が心から望むようなスペシャルステディな関係に発展できるのか、すべては彼次第か。手料理カレーを食べるって、ふつう安易に一ファンと親しくなったりしないものじゃないの? ファンの中でも知り合いってほどのレベル? それとも他の子より大切だと好意を持ってくれてると望みをもっていいのかな。わからない。また彼女が目立って女の子ファン同士の諍いに巻きこまれやしなかいと心配になったりもする。その点、ちょっと気をつけてねとは彼女には言ったのだけれど。女の嫉妬はコワイから。ああ、私のほうがあれこれ思って悩んでしまう。この恋、うまくいけばいいけどなぁ。私は見守るしかできないけれど。どうかなぁ。彼女は頭で考えるタイプではなくセンス抜群の感覚派、だからアーティストやミュージシャンといったペアとはうまくいくんじゃないかなと思うんだ。そこが今度の恋の相手として、ちょっぴり私なりに安心できるところ。恋に生きる友達の波瀾万丈な人生も、今度こそ今度こそ、最後はやっぱりしあわせであってほしいと願う。