ひなたぼっこ日記

マクロビオティックを実践中の主婦が綴る日々のあれこれ。

がんばる人

2008-12-16 00:55:10 | イベント
先月頑張らない会の集まり「第一回G3世界会議」がヘルシーBARにてありました。
初めて会う方もいらっしゃいましたが、不思議と初めて会った気はしません。
頑張るという共通の意識で繋がってるからなのかな。
まるで10年来の友人と再会したかのような心地よい空間でした。
頑張らない事について熱い討論を交わすという事も一切なく、ただまったりと交流を楽しんだのでした。

あなたも私も頑張っている。
その思いをただ共有して、肯定する。
それだけでいいんだよね。

当日のヘルシー料理。



これに玄米黒豆ごはんと豆乳シチュー、デザートがつきました。
豆乳シチューには小麦粉のダマが多数発見され、参加者の皆は「頑張らない」脱力系の真髄に触れる事が出来たのでした(笑)
こんなこと書いちゃってなんですが(汗)、料理はとても美味しゅうございましたよ。
自然栽培の野菜を惜しげなく使ったシンプルで滋味豊かな味はヘルシーさんにしか出せない味です。
そんなヘルシーさんが私は好きさ♪



さて、「頑張る人」の特徴は以前ブログ(その1その2)でも取り上げました。
「頑張る人」がなんのために頑張るのかというと、要約すれば

「頑張った自分を誰かに認めてほしくて、さらに頑張ってしまう」のです。

この誰かというのは友人であったり会社の上司であったり、夫婦であったり様々です。
これは「誰かに認めてもらうことで自己肯定を得る」という事でもあります。
つまり「頑張る人」は自己価値が低い、自分に自信がない人たちなのです。
どんなに周りがその成果を認めてくれても、自分で自分を認めてあげなくては満足感は得られません。
評価を他者に依存してる限り、自分は救われないのです。

あなたは誰のために頑張っているのですか?
誰に認めてもらいたいのですか?

その要求の根っこの部分にある気持ちをのぞいてみましょう。
ちなみに私の場合は夫やムスメに対して頑張ってしまいます。
夫に対しては「私が頑張ってるんだからあなたも頑張ってよ」と無意識のプレシャーを与えているかな。
または「私はもう頑張ってるんだから、これ以上あなたの要求には応えられない」と頑張る事を断りの道具に使ったり。
自分が頑張る事で、相手になんらかの見返りを強要しているのです。

でもそうじゃなくて、自分の本当の気持ちに気づければ、もっとシンプルに生きていけると思うのです。
「私が頑張ってるんだからあなたも頑張ってよ」ではなく、「自分ひとりでやるのじゃなくて、あなたの事をもっと頼りたいの」ってひとこと言えたら、それでいいだけなのに。

そんな事をある友人に話したら「頑張らない会じゃなくて「無駄に頑張らない会」に名前変えたら?」と言われました(笑)
そう、私たち「頑張る人」は無駄に頑張っている…。

まずは少しずつ自分を認めてあげる事から始めればいいと思います。
そして本当の意味で自分のために頑張ろう。


関連ブログ
マクロビパパさんのブログ
コメント欄にあるなかなかさんの「頑張る」についての陰陽分析が素晴らしい。
無双原理は万物を測る物差しですね。陰陽マニアにはたまりません(笑)

和心美さんのブログ
そして陰陽を超越するものが「愛」だと気づかせてくれたのは、和心美さん、あなたです。
この記事も頑張る皆様にはぜひ読んでいただきたいです。