添乗員任せの旅行。28日は、インスブルック観光の後、ザルツブルグ入りし、夜はベルリンフィルのコンサートに行くことに決めておりました。岩の壁を利用して作られているコンサートホールです。いろいろわからないために、お店の買い物もコインが使い分けできず、あたふたするし、移動はいつもバス。この夜は、一人でタクシーで会場まで行き、帰りは、バスに乗ってザルツブルグ中央駅まで帰り、駅から歩いてホテルに帰ることにしました。不安でどうしようもなかったのですが、行きは添乗員さんが付き添って下さいました。
会場前は、ドレスアップした女性と、正装の男性が、たくさん。スパークリングワインを外のカウンターで売っていましたので、飲んでみました。やっぱりお金であたふた。
ホールが開場になりチケットを見ると、前から1列目の 横から30番目。真ん前の席、しかもラトルの指揮棒が見えやすい右手側。
こんな位置で見えるのです。指揮者を見るのにこれ以上良い場所はありません。
マーラーの交響曲7番。5楽章まで同じテーマのリズムで構成されています。曲は少しずつ変わりますが、マーラーの作品の中では地味と言われていました。しかし、ベルリンフィルはすごいんです。みんなの音が調和していて、心地よい音の響きが、体に伝わるんです。
そして指揮者ラトルの、ドラマチックな構成と演出。第五楽章は特に凄かったです。
帰りなのですが、すぐそばの馬洗場の向かい側でバスに乗るのですが、お隣が、日本から来たお若い女性でしたので、ご一緒することができました。やれやれです。
ベルリンフィルの演奏が素晴らしすぎて興奮して眠れません。マーラーのリズムも体が覚えております。
こんな夢のようなことが実現できたなんて、ありがたいです。