ゲームソフトの週間販売本数やゲーム市場を追いかける記事の第24回。
→コンシューマソフト週間販売ランキングTop20(4gamer.net/メディアクリエイト調べ)
※上記の週間販売本数以外のデータ(前作データ等)はすべてゲームデータ博物館様(ファミ通データ)より転載。
■「エースコンバット」が首位、PS3版の好調で7年ぶりに初週15万本突破
今週の首位はPS3「エースコンバット アサルト・ホライゾン」(14.9万本)。6位のXbox版(2.1万本)を
合計すると17.0万本に達している。
ここで近年の「エースコンバット」シリーズの販売推移を見てみよう。
今作「アサルト・ホライゾン」は、5年ぶりにPS系の据え置きハードに復帰。XB360版と合わせて初週15万本突破は
2004年の「~5 ジ・アンサング・ウォー」(初週17.3万本)以来、7年ぶりのこと。
「エースコンバット」シリーズは、2006年にPS2「~ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」が出て以降は、同年にPSP、
そして2007年にはXB360でナンバリングタイトルが発売されるなど、固定のプラットフォームを作らずに展開。
PS2市場の縮小後、次のハードを決め込めず、ユーザーが分散したシリーズのうちのひとつだろう。
PS3は普及スピードがPS2に比べて遅く、やむなくマルチプラットフォームに舵を切ったシリーズが多かったけど
そのPS3も今年で700万台突破。「テイルズ オブ エクシリア」がシリーズ最高初動を記録するなど、PS2のコアな
ゲーマー層はほぼPS3に移行している模様。PS3版の発売で勢いを取り戻すシリーズは、案外多いのかもしれない。
■「JUST DANCE Wii」は2011年発売の“洋ゲー”で最高初動
今週は「JUST DANCE Wii」(9.0万本)の好調も目を引いた。今作は海外で750万本を販売した人気作を
任天堂が自らローカライズして日本で発売した作品。いわゆる“洋ゲー”(海外開発ゲーム)だ。
ここで2011年発売の洋ゲーの初週本数ランキングを見てみよう。
見ての通り、2位の「L.A.ノワール」に大差をつけての首位。任天堂発売のファミリーゲームということで
大量のテレビCMも功を奏し、「リズム天国」を買ったようなファミリー層に受け入れられたのだろう。
今作はたまたまヒットするツボにはまったとも言えるけど、まだまだ浸透したとは言えない洋ゲーも
丁寧なローカライズと分かりやすいテレビCMによって、国内でも売れる余地があることを
示した例と考えることもできるのではなかろうか。
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今週の首位はPS3「エースコンバット アサルト・ホライゾン」(14.9万本)。6位のXbox版(2.1万本)を
合計すると17.0万本に達している。
ここで近年の「エースコンバット」シリーズの販売推移を見てみよう。
今作「アサルト・ホライゾン」は、5年ぶりにPS系の据え置きハードに復帰。XB360版と合わせて初週15万本突破は
2004年の「~5 ジ・アンサング・ウォー」(初週17.3万本)以来、7年ぶりのこと。
「エースコンバット」シリーズは、2006年にPS2「~ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」が出て以降は、同年にPSP、
そして2007年にはXB360でナンバリングタイトルが発売されるなど、固定のプラットフォームを作らずに展開。
PS2市場の縮小後、次のハードを決め込めず、ユーザーが分散したシリーズのうちのひとつだろう。
PS3は普及スピードがPS2に比べて遅く、やむなくマルチプラットフォームに舵を切ったシリーズが多かったけど
そのPS3も今年で700万台突破。「テイルズ オブ エクシリア」がシリーズ最高初動を記録するなど、PS2のコアな
ゲーマー層はほぼPS3に移行している模様。PS3版の発売で勢いを取り戻すシリーズは、案外多いのかもしれない。
■「JUST DANCE Wii」は2011年発売の“洋ゲー”で最高初動
今週は「JUST DANCE Wii」(9.0万本)の好調も目を引いた。今作は海外で750万本を販売した人気作を
任天堂が自らローカライズして日本で発売した作品。いわゆる“洋ゲー”(海外開発ゲーム)だ。
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見ての通り、2位の「L.A.ノワール」に大差をつけての首位。任天堂発売のファミリーゲームということで
大量のテレビCMも功を奏し、「リズム天国」を買ったようなファミリー層に受け入れられたのだろう。
今作はたまたまヒットするツボにはまったとも言えるけど、まだまだ浸透したとは言えない洋ゲーも
丁寧なローカライズと分かりやすいテレビCMによって、国内でも売れる余地があることを
示した例と考えることもできるのではなかろうか。
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