【MH3GHD】とある団長の狩猟日誌HD Vol.3 USBキーボード「予測変換」回避法。

2013年02月23日 | 団長は断腸の思い
ようやくUSBキーボード(ハードウェアキーボード)対応となった「モンスターハンター3(トライ)G HD ver.」。しかし入力時の「予測変換」に困っている人はいないだろうか?

予測変換はケータイなどの文字入力がしにくい機器には向いているが(ケータイの方がしやすいって人もいるだろーけど)、フルサイズのハードウェアキーボードがある場合にはまったく無用。妙な予測ばかりでイラッときてる人もいるかもしんない。


例えば「け」と入力してみる。


普通に「毛」と変換したくてスペースキーを叩いても、「結果」「経済」「結局」・・と候補が続き、「毛」はなかなか出てこず、非常にメンドイ。「結果」とか「経済」を出したかったら、普通に「けっか」や「けいざい」と入力するのに。キーボードがあるとそんな入力は一瞬であり、「け」一文字とそんなにスピードは変わんない。


しかし実はTabキーを押すだけで予測変換はカンタンに解除できたりする。偶然これを発見したときは何とも言えない解放感が!


ついでに、「カタカナひらがなローマ字」キー(キーボードによって名称は違うんかな?)を押せば、カタカナ入力も可能。

電源を落とすとデフォルトの予測変換に戻ってしまうのがもどかしいところ。しかしなんで予測変換をデフォルトにしたんかねえ?

ちなみにミーバースやインターネットブラウザーではまだキーボードは使えないようで、タッチペンで文字入力をするしかない。キーひとつで入力方法を切り替えられるようにできんもんかな。


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【週刊ゲーム市場分析】「7」も100万本突破、リメイク作品で空白を埋めて常に露出する「ドラクエ」シリーズ

2013年02月21日 | 団長は断腸の思い
ゲームソフトの週間販売本数からゲーム市場を分析する記事の第82回。予定より1日遅れてすんまそん。
毎週のゲームソフトの販売本数を予想し、ポイントを競うYSO3の参加型企画Y1は遅延なく毎週開催中!

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→最新のファミ通TOP30
※前作データ等はすべてゲームデータ博物館様(ファミ通データ)より転載。
※年間販売本数データ等はGEIMIN.NET様よりお借りし、独自集計。
※アニメディスクの販売枚数はアニメDVD・BD売り上げまとめwiki様よりお借りしています。
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■「ドラクエ7」が3DSで最高となる初週83.7万本のスタート

満を持して登場した「ドラクエ7」は3DSで最高となる83.7万本を販売するスタートを切った。2週目までの累計は100.8万本で、「とびだせ どうぶつの森」と同じく2週で100万本を突破している。以下は3DSソフトの初週販売本数ランキング。



また、DSシリーズにおける「ドラクエ」ナンバリング作品のリメイクは「4」より始まったが、「4」と「5」は二度目のリメイク、「6」は初のリメイクという違いはあれど、累計本数は大きくは変わらない。「6」と同じく初のリメイクとなる今作「7」も、「4」~「6」と同程度の累計本数となるか、それとも3DSの普及とともにさらに販売本数を伸ばすかはまだ分からないが、「7」の2週目の本数は「6」と同じ初週の2割程度となっている。


※「7」の2週目以降の本数は2週目のみの本数
※「7」はダウンロード版も同時発売


■リメイク作品で空白期間を埋め、常に露出する「ドラクエ」シリーズ

「ドラクエ」シリーズの特徴のひとつは、オリジナルの本数が大きいこともあるが、今回の「7」のようにリメイクでも大きな実績を残せるところ。ここで、2006~2013年までの8年間における「ドラクエ」シリーズのオリジナル作品とリメイク作品の販売本数推移のグラフを掲載してみた。これはナンバリング作品だけではなく、「ドラクエモンスターズ」シリーズ等の本数も含まれる。



「ドラクエ」シリーズのナンバリング作品は、言うまでもなく、発売間隔が長い。リメイク作品はその間隔を補う役目も果たしてきたが、当然ながらリメイクできる作品数にも限りがあり、本編の空白期間を埋めきれなくなってきていた。そこで、空白を埋めた上で低年齢層も獲得できる「モンスターズ」シリーズがより重要になってきていたが、その「モンスターズ」シリーズのリメイクも、2011年にDS「~モンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル」が累計50万本以上、2012年には3DS「~モンスターズ テリーのワンダーランド3D」が累計90万本以上を販売した。これらタイトルの成功で、「ドラクエ」シリーズは8年連続で100万本以上を販売するに至っている。

「ドラクエ」シリーズが現在も普遍的な人気を誇っている理由として、ナンバリング作品は十分な発売間隔を空けて大作をリリースしつつ、その間をリメイク作品、または派生シリーズ、さらにはそのリメイク作品で空白を埋めて、店頭や雑誌・ネットといったゲームメディアで常に「ドラクエ」ブランドを露出できている事実を外すことはできないだろう。


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【MH3GHD】とある団長の狩猟日誌HD Vol.2 ようやくUSBキーボードに対応!

2013年02月19日 | 団長は断腸の思い
Vol.1から20日も経ってしまった!
今回の話題は・・そう。このゲームがついにUSBキーボード(ハードウェアキーボード)に対応したんです。発売日から実に73日。随分待ったねえ。
Wii U版「ドラクエ10」の発売日が3月30日、ベータテスト開始は3月6日に決まったけど、それに先駆けて対応する形に。

→「モンスターハンター3(トライ)G HD ver.」公式サイト
→機能アップデートについて(上記公式サイト内)


「ハンターからの熱い要望にお応えして」って、ボイスチャットはともかく、USBキーボードは「熱い要望」がなくても察してほしかったモンだ。


チャットの文字数は全角40文字まで(半角は打てない)。こういった結構長い文章も打てたりする。オリジナルのWii「トライ」は20文字だった気がするから、その2倍。ヴァイス。


USBキーボードのエンターキーを押すと、画面右下にちっこいウィンドウが出てきて、ここに文字を入力して再度エンターを押すと発言できる仕組み。当然ながら上の写真のように部屋名の入力もキーボード対応。何文字まで打てて今何文字目かのガイドは通常のチャットにでも出てきてちょっと便利。


ちなみに荒らし対策のためか、一度の入力で数字を5文字以上打てない。これは数字が連続していなくても、例えば「2012年12月発売!」なんて一文も打てなかったりする。ふむぅ。

◇◇◇

とまあそういうワケで、これでWii Uゲームパッドにはまったく触らなくてもゲームができるようになったってワケだ。ゲームパッドだけでプレイできるゲームが歓迎されるWii Uにあって、ゲームパッドに触れなくていいことが歓迎されてしまう珍しいゲームである。そんなゲームがWii Uゲーム市場の2割を占める販売本数だなんて。

ともかくこれで、「ゲームパッドが重すぎて」MH3GHDから一月半も遠ざかっているじおりー名人の復帰は確実。やったぜ!


名人の復帰を待ちつつ、ハンター生活を続ける3人であった。つづく。


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【週刊ゲーム市場分析】年末年始において同様の販売軌跡をたどった「どうぶつの森」2作品

2013年02月12日 | 団長は断腸の思い
ゲームソフトの週間販売本数からゲーム市場を分析する記事の第81回。週1回の更新は持続中!
毎週のゲームソフトの販売本数を予想し、ポイントを競うYSO3の参加型企画Y1も毎週開催中!

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→今回のファミ通TOP30
※前作データ等はすべてゲームデータ博物館様(ファミ通データ)より転載。
※年間販売本数データ等はGEIMIN.NET様よりお借りし、独自集計。
※アニメディスクの販売枚数はアニメDVD・BD売り上げまとめwiki様よりお借りしています。
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■3DS「とびだせ どうぶつの森」が年明けも好調を持続、DS「おいでよ~」の約1.5倍ペースで推移

年末商戦明けということで有力な新作が少ない中、今回も3DS「とびだせ どうぶつの森」が首位。累計本数は276.7万本に達した。ここでDS「おいでよ どうぶつの森」と販売推移を比較してみた。



3DS「とびだせ~」は今回の集計期間で発売から13週となるが、DS「おいでよ~」の1.4~1.5倍のペースでの販売が続いている。


■年末年始において同様の販売軌跡をたどった「どうぶつの森」2作品

上記2作品はともに年末商戦に投入され、クリスマスを含む週に大きく販売を伸ばしており、似た販売推移をたどっている。しかしDS「おいでよ~」が11月4週発売だったのに対し、3DS「とびだせ~」は11月2週に発売された。ここで集計週を合わせた週間販売推移のグラフを掲載してみた。(DS「おいでよ~」が発売された2005年と3DS「とびだせ~」が発売された2012年は暦が異なるため、12月~1月にかけて集計週の表記は異なっている。)



見ての通り、12月以降はほぼ同じ推移をたどっている。DS「おいでよ~」も3DS「とびだせ~」ほどではなかったが、発売からしばらくは品薄が続き、需要が供給を上回っており、出荷本数≒販売本数という期間が続いていた。3DS「とびだせ~」の品薄については言わずもがな。つまり2作品とも、年末年始にかけての任天堂の出荷計画がほぼ同じだったと言えるだろう。

なお、3DS「とびだせ~」にはダウンロード版もあり、上記のデータ(ファミ通集計)は店頭販売のダウンロードカードも集計されている。そのためROM自体の生産は3DS「とびだせ~」のほうが少なかったことになる。任天堂としては今回はダウンロード版もあるので、少なくとも年末年始のROMのリピートに関してはDS「おいでよ~」を大きく上回る数は必要ないと考えたのだろう。そういったことがほぼ同じ推移をたどる2本の折れ線から読み取れそうだ。

3DS「とびだせ~」は、販売店によってはなおも品薄が続いている。一方、DS「おいでよ~」は、この直後にDS Liteが発売となり、同時購入ソフトとして大きく販売を伸ばしていき、最終的には累計500万本を超えるメガヒットになる。3DS「とびだせ~」の勢いがどこまで続き、DS版の金字塔にどこまで迫れるかはまだまだ見えてこない。


■好調な“コミュニケーション系”タイトル、次のウェーブは「トモダチコレクション」?

かつてDSを大きく牽引した“脳トレ系”タイトルは3DSでは沈黙しているが、同じくDSの主力となっていた“コミュニケーション系”タイトルは好調だ。「どうぶつの森」以外にも「牧場物語」「ルーンファクトリー」はDSの前作以上の販売を見せ、この年末商戦では「ファンタジーライフ」、ロングセールスとなった「こびとづかん」もこのジャンルに含まれるだろう。「nintendogs」も今のタイミングなら数を伸ばせるのかもしれない。そうなると、同ジャンルでDSでブレイクした「トモダチコレクション」も、3DSを大きく牽引するタイトルとして期待が持てるのではないだろうか。


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本命か対抗かはたまた大穴か

2013年02月07日 | 超一級ハンター講座@じお
YSOのメイン活動となりそうな期待の新作達を独断と偏見でお送りするよ!


☆モンスターハンター4 3ds 2013夏?
いわずとしれたハンティングアクション。待望のオンライン対応のようでYSOメインとなるか。
縦方向のアクション変化が吉となるか凶となるか。
本命度100%

☆ゴッドイーター2 psp/vita 2013年?
psp最後の希望。VITAちゃんの救世主となるか。
モンハンの発売日変更でいったいいつ発売したらいいのかわからない状態に。
5月くらいに出せばいいのに。
対抗度90%

☆ソウルサクリファイス VITA 2013.3.7
モンハンの発売日変更で希望が見えてきたか。
魔法メインらしいがどう代わり映えするか気になるところ。
グロっぽさが仇となるかどうか。
大穴度60%

☆討鬼伝 psp/vita 2013年?
ファミ通にのってた。ωフォース製モンハンか。
当然古風和風な感じ。あまり最近の無双みたく萌え萌えにならないと嬉しい。
和風は歓迎だけどω一作目はちと不安。
ダークフォース度80%

☆pso2 vita 2013.2.28
酒井先生の次回作にご期待ください。
打ち切り度120%




【週刊ゲーム市場分析】「デモンゲイズ」等が好発進、オリジナルタイトルではPSP以上の強さを見せるVITA

2013年02月05日 | 団長は断腸の思い
ゲームソフトの週間販売本数からゲーム市場を分析する記事の第80回。また遅くなってすみませぬ。
毎週のゲームソフトの販売本数を予想し、ポイントを競うYSO3の参加型企画Y1は毎週開催中!

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→今回のファミ通TOP30
※前作データ等はすべてゲームデータ博物館様(ファミ通データ)より転載。
※年間販売本数データ等はGEIMIN.NET様よりお借りし、独自集計。
※アニメディスクの販売枚数はアニメDVD・BD売り上げまとめwiki様よりお借りしています。
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■VITAオリジナルタイトルの「デモンゲイズ」と「限界凸騎 モンスターモンピース」が好発進

年明けでまだまだ新作が少なく、3DS「とびだせ どうぶつの森」が首位に返り咲いているが、今回はVITAの新作2タイトルに注目してみた。「デモンゲイズ」と「限界凸騎 モンスターモンピース」はオリジナルタイトルながら、ともに初週2.5万本を販売する好発進となった。両タイトルとも発売直後から品薄となっており、初週消化率は95%前後と報じられている。

「デモンゲイズ」はパッケージ版とダウンロード版の販売が合計5万本に達したことも告知されており、ダウンロード版のシェアが非常に大きそうだ。「限界凸騎 モンスターモンピース」もダウンロード版の販売本数が5,000本に達したことが早々に告知されており、両タイトルとも“見た目”以上の販売実績となっているようだ。

ここでVITAのオリジナルタイトルの初週本数ランキングを掲載してみる。もちろん、パッケージ版のみの本数のランキングとなる。



「デモンゲイズ」と「限界凸騎 モンスターモンピース」は3位と4位にランクイン。比較のために3DSのランキングも再掲載してみた。



3DSは昨年10月以降に「ブレイブリーデフォルト」と「ファンタジーライフ」が初週10万本以上を販売、既存のシリーズだけではなくオリジナルタイトルも初週から大きく動くケースが出てきた。これはハードの普及台数が伸び、年明けには累計1000万台を突破した点が大きい。

それに対してVITAはようやく累計100万台を突破したところ。3DSとVITAはハード普及台数に10倍近い開きがあることを考えると、今回の2タイトルをはじめとするVITAのオリジナルタイトルは健闘しているといってよさそうだ。


■オリジナルタイトルではPSP以上の強さを見せるVITA

VITAは今回の集計週で発売から59週となるが、ここでPSP本体発売から59週目までに発売されたオリジナルタイトルの初週販売本数ランキングを掲載してみた。


※5位タイトルを「プリンセスクラウン」から「Twelve(トゥエルブ)~戦国封神伝~」に差し替えました。

見ての通り貧弱なランキングであり、今回の「デモンゲイズ」や「限界凸騎 モンスターモンピース」以上の動きを見せたタイトルはひとつもない。VITAの普及台数はPSPの4割程度(発売から59週目同士の比較)なことを考えると、PSPとの比較でもVITAのオリジナルタイトルは光る。

今回の2タイトルは好調といっても、ダウンロード版の本数をプラスしてもそれほど大きな動きとは言えないが、シリーズの続編でなくても積極的にソフトを購入するユーザーが比較的多い市場であることは確かだろう。今回のような動きをみたメーカーがオリジナルタイトルの投入を増やし、それによって新たなユーザーが増えれば、停滞しつつあるVITA市場にも少しずつ光明が見えてくるのではないだろうか。


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