先延ばしにするのはいけないと言っておいて、またサボってもうた・・。
よく旅行中でテンションが上がったり下がったりしませんか?
あまり期待していなかった観光地が想像以上に良かったり、
逆にトラブルによってモチベーションが下がったりと、
まあ楽しいことばかりじゃなかったりするもんです。
なので、今回の記事では行く先々のテンションを表記していくぞ。
快活クラブで清算を終えたなな野郎は搭乗する電車の時間に余裕を持って出かけようとしたものの、
店を出ようとした直前にあることに気づく。
あれ、着替え足りなくね?
ブース席は狭いし出る前にさんざん確認したので、置き忘れるはずがない。
悩むこと数分、あることに気づく。
シャワールームに置きっぱなしなんじゃね?
店員にお願いして回収してもらうようにおねがいするものの、中に人が入っているらしく、作業は難航。
十数分の時間ロスをしてしまった結果、電車に乗り遅れてしまう・・・。
何が厳しいかというと、電車の本数が少ないので、失う時間も大きいのだ。
おかげで最初の目的地である吉野ケ里遺跡の滞在時間が40分と、
どう考えてもまともにじっくり見られる時間ではなくなってしまった。
スケジュールを変更しようにも、予定はビッシリだ。
それに佐賀県はたぶん最初で最後の訪問になるかもしれない(失礼)
そのうえ本日中に長崎にまで到達しなければいけないのであり、
そういうこともあってスケジュールはとてもシビアなのだ。
ということで、予定から30分ほど遅れて吉野ケ里遺跡に到着(テンション★★☆☆☆)
園内はかなり広く、歩いてまわるだけでも一苦労だ。
それであって時間が足りないのだから余計慌ててしまう。
竪穴式住居。
実は中にも入れて、当時の生活を再現している人形の姿もあったぞ。
物見やぐら。
遠くを見渡せるようになっている。
村を守るために敵?から攻められるのを防ぐ際に役に立ったに違いない。
実際に登れる物見やぐらもあったのでのぼってみたぞ。
ななほど。たしかに遠くまで見渡せる。
3階建てくらいの高さなんだろうけど、昔は当然高い建物なんてなかったんだから、
これでも十分だったんだろうな。
景観と調和しすぎ!
昔ながらの水田、らしい。いや、周辺も田んぼばっかやんけ!
(かまわんけど)
などと、ツッコミをいれながらも早足で駆け抜ける。
もうちょっと時間があればじっくり堪能できただろうけど、予定がびっしりなので仕方ない。
その後、佐賀駅に移動したなな野郎は佐賀の有名店「ミーレ珈屋凪」へ。
ご当地料理である「シシリアンライス」を食べる。
見た目からしてB級グルメ感満載だけど、味はgoodだ。
それにしても量が多い・・・。
ここで食べ物のちからを借りてテンションは★★★☆☆にアップ!
その後は佐賀城本丸歴史観へ
写真は鍋島直正の像だ。
佐賀藩第10代藩主で、教育をはじめ様々な改革を行った人物だ。
実物より大きいぞ。
内部を撮影した写真が無いけど、本丸御殿を再現した館内は広く、入場無料ながら展示物も飾られている。
畳が敷かれた大広間では様々なイベントが開催されているらしい。
ちなみにゾンビランドサガ第2話でライブをやってた場所だ。
まあアニメと同じでライブ会場というよりは大広間という感じのほうが強いかな。
城めぐりとはちと違うけど、佐賀の歴史を学ぶにはもってこいだ。
その後は鏡山展望台へ。
ここもゾンサガの11話で夜景として描かれていた場所だ。
さすがに夜に来るのは難しいが、昼間でも街並みと小島と海の調和が美しい。
ちなみに海辺の手前が森のようにそびえているのは虹ノ松原で17世紀はじめごろに防風、
防砂を目的に作られたようだ。
長さは4.5キロもあり、中には県道が走っている。
その広大さには圧巻だ。
唐津城。豊臣秀吉の家臣であった寺沢広高によって築城された城だ。
寺沢は先述の虹ノ松原を手掛けたことでも知られている。
廃藩置県により建物は解体されたが、現在の城は昭和41年に再建されたらしい。
展望フロアからの眺望は鏡山展望台からの見晴らし同様絶景だったぞ。
唐津銀行。
東京駅を設計したことで有名な辰野金吾が弟子である田中実に託したことで建築されたと言われている。
レンガ調のデザインもその影響を受けてそうだ。
内部にも入ることができ、当時の様式をじっくり堪能できたぞ。
辰野金吾と同じく建築家で唐津出身の曽禰達蔵の銅像。
どっちがどっちやねん?
とまあここまで、思いのほか佐賀を満喫しております。
行く前まではガンダムのおまけ程度で、むしろ「どこに行けばええんか?」
と頭悩ませながら行先を決めたものですが、発見が多くて充実した時間を過ごしています。
想定外の展開にテンションは★★★★☆にアップ!
さて、佐賀のラストの目的地はゾンビランドサガで一躍有名となった(多分)ドライブイン鳥です。
地元の有名店であり、休日なので当然混雑することも考えられるのだが、
電車に乗り遅れることが出来ないなな野郎としては「順番待ち」できる時間は限られている。
そこで到達時間は夕食には早めのPM5時に設定。
綿密に予定を立てたこともあって、ほぼ時間通りにドライブイン鳥に到着!
しかし…。
27組まち・・・。
さっきも言ったけど、電車の時間に間に合わせるには、順番が来るまでは待っていられないのだ。
つまり諦めるしかないのね・・・。
順調だった計画が一気に崩れてしまい、テンションは★☆☆☆☆にダウン・・・。
今後滅多に佐賀に行く機会が無いことを考えると、このショックはあまりにも大きい・・。
伊万里駅から約2時間半かけて長崎駅に到着。
ローカル線の本数の少なさ故に、乗り換えに不安を感じるのは私だけではないはずだ。
着いた時にはあたりはすっかり真っ暗になっていた。
駅からさらに歩くこと15分。2日目の宿に到着。
長崎駅周辺にネットカフェが少なかったため今回はカプセルホテルを選択したぞ。
ネットカフェと違ってベッドが標準!お風呂は大浴場が備えられていたぞ。
今までは費用を抑えるために入浴はシャワー、寝床はたいてい床がマット仕様だったが、
旅先でベッドで寝られるのはやはりいいものだ。
ということで2日目佐賀編はここまでです。
後編では長崎での出来事を書いていくぞ。
今度はそんなに待たせないはず。。