心の栄養♪映画と英語のジョーク

日々観た映画のレビューと英語のジョーク♪心の栄養いっぱいとってKeep smiling♡

「K-20 怪人二十面相・伝」

2009-09-28 | 映画「か」行
1949年、第二次世界大戦を回避した日本の都市、帝都。そこは、19世紀から続く華族制度により
極端な貧富の格差が生まれ、ごく一部の特権階級が富を独占する社会となっていた。折しも
巷では、そんな富裕層だけを狙い、鮮やかな手口で窃盗を繰り返す怪人二十面相、通称
“K-20”が出現し世間を騒がせていた。ある日、サーカス団に所属する天才曲芸師・
遠藤平吉(金城武)は、見知らぬ紳士から羽柴財閥の令嬢・羽柴葉子(松たか子)と名探偵・
明智小五郎(仲村トオル)の結納の儀を写真に撮ってほしいとの依頼を受ける。しかし、
それは二十面相の罠だった・・。



少し前に「ウォーロード 男たちの誓い」で、突然金城武♡になってしまった私^^
今回も彼を堪能させていただきました♪
松たか子演じる令嬢の“良家の子女のたしなみです”の台詞も面白かったし、
仲村トオルも好きな俳優さんですし、役者さんたちにも満足でしたし、
思ってたよりもずっと面白かったです。

こういった現実離れしたような世界の映画って、今ひとつかなぁって思って
見てなかったんです。でも、ブログ中間さんが勧めてくださったので
観てみたんですが、見て良かったです。
この独特の世界感がとてもユニークで、受け付けないどころか、
映画をとても面白いものにしていたと思いました。第二次世界大戦を回避した
世界という発想がなかなかでしたわ。怪しげなレトロ感も気に入りました。

こういう娯楽を前面に出した映画って、最近の邦画にはあまりなかったので、
余計に楽しめました。バットマンっぽいところとか、なにやら観たことが
あるような設定とか映像とかもあったんですが(バットマン、ラピュタ、
Vフォー・ヴェンデッタ、プレステージ、三丁目の夕日、などを思い出させる
シーンあり^^)、サーカスの軽業&曲芸を見事に見せてくれたり、
コミカルなところもあり、続編があれば観たいくらい。

予告編で見た時は、なんかなぁ~・・と思ったんですが、それを払拭して
くれました。それに予告編では(私がいい加減に観てたせいもありますが(^^ゞ)
金城武が怪人二十面相かとおもってたら、そうじゃなかったんですよね(^_^;)
あ~そうか~、そういうお話だったのね~・・と、わたし的には意外性も
あったので余計に楽しめたかも。

それと邦画にしては珍しいアクションの良さで、痛快活劇とはこういうものだ、
という感じがあって印象に残りました。盛り上がりにはちょっと欠けたかな
という気もしないでもなかったですが、テンポが良かったですし、
後日談を入れたラストもなかなか粋でした。
この映画の監督、佐藤嗣麻子さんの映画って「アンフェア」も観てないので(^_^;) 
私には初だったんですが、遅ればせながら他の映画も見てみようかなぁって思いました。

肩の力を抜いて、気楽に観るにはちょうど良い作品でした。
でも、やっぱり金城武は日本語しゃべってるよりも、中国語の方が似合ってるかも(^^ゞ

個人的お気に入り度3.5/5

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これは見たいんです♪ (may)
2009-09-28 16:13:26
面白いと聞いていたので(^^ゞ
金城武は深キョンと共演したドラマ(タイトル忘れてしまいました^^;)の頃から好きです(笑)
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mayさんへ♪ (メル)
2009-09-28 19:13:42
mayさん、こんにちは☆^^

面白かったですよ~!
こういうタイプの映画は、今ひとつかも・・と思ってたんですが、ブログ仲間さんに勧めていただいて、見て良かったです♪^^

mayさんはもうずっと前から金城さんが
お好きだったんですね^^
(深キョンと共演・・というと、神様、もう少しだけ、でしょうか。未見だわ。
今度時間があるときに連続して観たいです^^)
私も好きは好きだったんですが、この映画の前に観た「ウォーロード 男たちの誓い」で、今さらですが、すっかり惚れちゃいまして(^^ゞ この映画でも、良いわぁ~・・と思いながら見ました(*^^)v
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TB有難うございました (なおこん)
2009-09-28 19:38:03
金城君の大ファンの次女が五月蝿いので見ましたがカッコイイデスよね
台湾で歌手だったというのも驚きましたが こんな男性まだいるんですね(笑)
女流監督ならではの細かいシーン良かったです
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女性監督らしい細やかさ (keyakiya)
2009-09-28 23:02:34
いつもありがとうございます。メルさんからのTBは、映画の記憶を呼び覚ましてくれます。今回も、あのちょっとおかしな金城二十面相を思い出させていただきました。原作の方もなかなかノスタルジックでいい雰囲気でした。松たか子のちょっと可笑しなお嬢様ぶりもいい感じでした。入浴シーンはちょっとした話題でした。いろんな部分で女性監督らしい細やかさをみせていた作品だと思います。
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面白かった!! (ヒロ之)
2009-09-29 02:19:42
こんばんは~。
日本映画もきちんとやれば、それなりの作品が出来るものですよね。

ユーモアとアクションが絶妙で、尺の長さを感じさせませんでした。
ラストに結びつくまでの騙しも良かったと思います。
只、金城もそうですが、セリフが聞きづらいのが難点ですよね^^;

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なおこんさんへ♪ (メル)
2009-09-29 07:45:35
なおこんさん、こんにちは☆^^

なおこんさんの次女さん、金城くんのファンなんですね^^
私は、にわかファンですが(^_^;) かっこいいわ~と思いました♪
しょっぱなのサーカスのシーンから惹かれて見ちゃいました。
これまで何本も彼の出てる映画を観てたのに、先日観た「ウォーロード」まで
惚れ込むことは無かったんですが(^^ゞ
今ではすっかりファンになっちゃいました^^

>台湾で歌手だったというのも驚きましたが 

そうなんですよね~。
CMに出て、デビューはその後歌手として・・だったんですもんね。

>女流監督ならではの細かいシーン良かったです

そうそう!この映画、女性監督なんですよね~!
見終わって知って、ビックリでした。
この監督さんの他の作品を見てないんですが、他のも見てみたい、と思わせてくれました。
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keyakiyaさんへ♪ (メル)
2009-09-29 08:04:06
keyakiyaさん、こんにちは☆^^

こちらこそ、いつもTBではお世話になっております。
さらに、いつもTBかけ逃げ状態で、コメントも残さず失礼をしております(^_^;)
ほとんどDVDでの鑑賞になってしまってますので、公開から最低半年以上後に観てるので、私のTBが、keyakiyaさんの記憶を呼び起こしてるとのことで、嬉しいです^^

keyakiyaさんは原作もお読みになってるんですね。
ノスタルジックな感じ・・確かに映画の方にもありましたよね。
第二次世界大戦を逃れた世界・・想像もしたことなかったので、新鮮でした。

そうそう!松たか子の入浴シーン。
ありましたね~^^
お嬢様だから、服の脱ぎ着もいつもなら
召使いの方たちに任せてるような彼女でしたので、あの純粋な??(^^ゞ立ち振る舞いにはドキっとしました(^^ゞ

その他諸々、確かに女性監督らしい細やかさがありましたよね。
もおちょっと詳しく観てみたいエピソードもありましたが、満足できる娯楽映画だったです♪
返信する
ねねねね! (sakurai)
2009-09-29 08:13:05
良かったでしょ!!
痛快って言葉がぴったり!
見て、スカッとしました。
思わず、2回見に行きましたもん。
うちのちびすけが、どうしても見たい!つうもんで。で、2回見ると、色々と見えてくるものがあって、またおもしろかったです。
あとは、音楽。
今年も、いくつかいい映画音楽、ぴったりの映画音楽を聞かせてもらいましたが、「これはいい!」と思うと、間違いなく佐藤直紀さんです。
これはもう外れなし。
「ハゲタカ」もよかったし、最近だと「BALLAD」もそうでした。
音楽がいいと、また映画が一段とよくなりますよね。

で、松たか子嬢ですが、とっても上手でしたね。こんなにうまい女優さんだったとは気づかずに、悪かったぁ。
10月に公開される「ヴィヨンの妻」を一足先に見ましたが、これもものすごく松ちゃんがよかったです。機会がありましたら、ぜひ。

そうそう、「イノセント・ワールド」でした。世界をつけるの忘れました。
フォン・シャオガン監督って、あんまり日本では聞かなかったのですが、中国では3本の指が入る・・・じゃなくて、とっても有名な監督さんなんだそうで。
この「イノセント・・」で初めて知ったのですが、その後もはまりまくりです。
ぜひ。
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ヒロ之さんへ♪ (メル)
2009-09-29 10:45:48
ヒロ之さん、こんにちは☆^^

そうなんですよね~、邦画も頑張れば
こういった娯楽作品が作れるんだなぁって
感心&感動しました。
面白かったです!

そうそう、特に金城さんとかの台詞が聞き取りにくかったですよね(^_^;)
邦画ってどうも聞き取りにくいのが多いので、字幕がある場合は(最近字幕付きが多いので嬉しいです^^)かならず字幕もつけて観ています(^^ゞ
金城さんは、やっぱり日本語よりも中国語の方が似合うなぁなんて思ったりもしましたわ(^ー^* )フフ♪

アクションとユーモアの配分も絶妙でしたし、騙しの部分も良かったですよね^^
次回作がありそうなので、楽しみです(*^^)v
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sakuraiさんへ♪ (メル)
2009-09-30 06:43:15
sakuraiさん、おはようございます☆^^

今日は雨・・だけど、息子を送って軽井沢までいかなくっちゃいけなくて、寝不足&早起きです(^_^;)
というわけで、明日からは通常が戻ってくるはず・・です♪

で、この映画!
面白かったです♪
そうそう!痛快って言葉がピッタリでしたわ(*^^)v
こんな風な娯楽映画がちゃんと日本でも
撮れるんじゃん♪と嬉しくなりました。

音楽も良かったです。
でも、私ってば、音楽・誰々・・というのをあまり意識してなかったんですよね(^_^;)
佐藤直紀さん・・覚えたので、今度から意識して観てみますね。
これまた教えてくださってありがとうございます。お陰様でひとつ賢く(?)なりました(*^^)v
でも、ほんと音楽って大切ですよね。
最近つくづく思います。うわぁ~、このシーンでこの音楽使うか?とか、なんじゃこりゃ~!ってのがあると、映画自体がもうなんだかつまらないものに思えてきちゃうんですよね。

「イノセント・ワールド」ですが
近所のお店に置いてないようで
ちょっと足を伸ばさなくてはならないので
もうちょっと後になると思いますが、是非観てみます!
同監督の作品、「女帝」と「ハッピー・フューネラル」しか観たことないんですが、「戦場のレクイエム」も観ようかなぁ~・・と思ったことがあります。
・・で、今、途中でこれ中断してsakuraiさんの感想を観にそちらにお邪魔したら・・・おぉ!満点!!!^^
是非これも観てみることにします♪
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