「偽造」

国際紛争に介入する合衆国。テロリストたちは、そんなアメリカのやり方に激しく
抵抗していた。フランスのアメリカ大使館は、そのあおりをくらってテロが暗躍するのを
懸念する。そんな折、謎の連続殺人事件が発生。事件の背後には、偽造パスポートと
謎めいた一人の美女の存在があった・・。


ピーター・ウェラー、それにロイ・シャイダーが出てる！　それになにやら
面白そうなこの邦題・・と、主人が喜び勇んで借りてきたんですが、
う～～～ん、どうもなぁ～・・という内容でした。
あまりにも安易に作ってあるというか、そこそこ楽しめるんだけど、
火サスの域を出てないというか、テレビドラマとして見るには、
それなりに・・でしょうが、これが映画となると、全然物足りなかったです。

ピーター・ウィラーもロイ・シャイダーも、そんなに活躍しないんですよね。
どっちかが主演かな？と思ってたんですが、どちらも主演じゃなくて、
特にロイ・シャイダーなんて、ちょい役という感じ。
で、主演だったのはゴードン・カリーという俳優さん。
今回初めて見たかも。ルックスはそれなりに・・でしたが、
あまり華がないと感じてしまいました。それはこの映画のストーリー展開が
お粗末だったからかもしれませんけどね。

パスポート偽造集団。これがまたなんだかちゃっちいの(^_^;)
偽造集団も一つだけではなくて、お互いに縄張り争いをしてるらしい。
そのあたり、もうちょっと描いてあれば面白かったのかもしれませんが、
結局偽造集団も一つだけしかまともに出てこないし、主役ピーターがあっさり
パリのアメリカ大使館の通訳である、ロシア女性カテリーナに
惚れちゃうところも、細かな設定や流れもいい加減っぽかったです。

そんなわけで、あまり良いところがなかったんですが(^_^;)
カテリーナ役を演じたエカテリーナ・レドニコヴァは、なかなか
魅力的ではありましたし、ピーターとのベッドシーンでも、サービス満点？＾＾
でも、すごく光ってるか・・というと、女優さんとしては普通だったかも。

パスポート偽造、そしてそれを暴く敏腕アメリカ大使館員、そこに
どんな謎が？・・・な～んて期待して見たんですが、ちょっと
“とほほ”な作品でした。
記事にしないでもいいかなぁ～・・って思ったんですが(^_^;)　こういう
作品こそ記事にしておかないと、見たことを忘れてしまって、
また借りてきて見てしまう・・という現象が起きそうでね（時々やるσ(^◇^;)）。
相当マイナーなのか？！今回は写真も見つけられなかったなぁ。
個人的お気に入り度1.5/5

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