心の栄養♪映画と英語のジョーク

日々観た映画のレビューと英語のジョーク♪心の栄養いっぱいとってKeep smiling♡

「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」

2009-11-12 | 映画「ま」行
共にジャーナリストのジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)は、
結婚を機にミシガンから温暖なフロリダへ引っ越し、子犬を飼うことに。そして、ジェニーの
誕生日プレゼントとしてやって来たラブラドー ル・レトリーバー、“マーリー”が一家の一員と
なる。しかし、マーリーはほかの犬や飼い主に飛びかかった挙げ句に顔中をヨダレまみれにし、
家具を噛みちぎっては何でもかんでも食べたがる。雷に異常なほど怯え、犬の訓練学校では
インストラクターからお払い箱にされる。それでも夫妻はマーリーとの忙しくも楽しい日々に
心癒されていく。そんな中、彼らはついに子供を持とうと決意し、ジェニーはめでたく妊娠
するのだが・・。



犬が出てくる物語としては、正統派とでも言いましょうか、こういう感じのお話に
なるだろうという予想通りで、特別意外性はなかったけど、王道という感じで
楽しませて(ホロリとさせて)もらいました。でも、犬ものとはいえ、
この飼い主の夫婦の結婚生活についてのお話も、なかなか上手く
描かれていました。どっちかというと、この夫婦の物語に
犬ものの王道ストーリーがくっついてると言った方が良いかも。

まだ子供を持つ自信はないけど、犬なら・・ということで飼い始めた
ワンちゃん、マーリー。でも、予想以上に大変な生活となるんですよね。
だいたい子犬の時はやんちゃだし、なんでもかじるし、そのあたりは
子供の世話と一緒ですね。だっこをねだる表情とか、ほんとに
可愛らしかったし、やんちゃをしても、やっぱり可愛い^^

マウンティングをするから困る・・ということですることになった去勢手術。
手術をするのがわかるのか、車から逃げようと必至なマーリー。
でも、そこも確かに可愛かったけど、危ないでしょ~あれは!と
思ったシーンもあり、長年犬を飼ってる経験があると、ちょっと
危なっかしかったり、それで良いのかなぁ?って思うところもありました。

子供が出来て、そしてまた次の子供も妊娠して、奥さんであるジェニーは
仕事を辞める決心をするんですよね。そこから、ぐぐっと物語は夫婦の
お話がメインになってきました。奥さんの気持ちがわかるなぁ~・・と
思うことしばし。最初の子供が無事生まれる前、一度彼女は妊娠するんだけど
流産してしまうんですよね。そこでマーリーが彼女を慰めてくれるシーンが
あって、そこもグッときました。

ジョンは本当は新聞社のレポーターになりたいんだけど、マーリーのことを
書いたコラムが、最初は人気になり、そして名コラムニストになる。
コラムニスト・・というと先日見た「路上のソリスト」を思い出しましたが、
やはり毎日何を書くかって本当にネタ探しは大変なんですね~。
人気コラムニストになっちゃうと、さらにその上を期待されるし。
仕事で悩むジョン。やり手の記者だった奥さんは家庭に入り、それはそれでまた
悩みが出来る。こういう普通の夫婦の生活の描写が良かったです。
犬と家庭、人間たち、その絡みと見せ方が上手かったなぁって思いました。
全てにおいて、そんなに掘り下げてはないんですが、この映画では
それで良かったのかも。

そのコラムを実はずっと切り取ってファイルしていたジェニー。
それを“あなたを知る5分間”と呼び、懐かしそうに見るシーンもこれまたホロリ。

人間よりもどうしても早く年をとってしまう犬。
老齢になってからのマーリーとジョンが一緒に草原にたたずむ姿が
たまらなく好きでした。そこでマーリーにジョンが言う言葉も、
ラストに言う言葉も、全く持ってそうだよなぁ~・・と犬好きの琴線に
触れるものでした。
犬に人格を置いた映画というのもありますが、これはあくまでも犬は犬として
扱っていて、その犬を飼う飼い主家族の視点だったところも良かったです。

個人的お気に入り度3.5/5

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
動物もんは、やっぱ反則的なとこあるよね (ちゃぴちゃぴ)
2009-11-12 21:06:14
どーせ、また笑って泣かすんだわよって思いながらも、まんまとはまりました(笑)
でも、犬が心の声を聴かせたり、超人パワーをもっていたりということもなく、ごくごく普通そうな家庭の情景なんですよねぇ。
この夫婦と家族に犬がいるという…
そうなのよねー、飼い主の視点であくまで犬というメルさんのおっしゃるとおり!それが、よかったですね。
オーウェンもジェンも、犬好きなんだなぁっていうのも好感が持てました。
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オーウェン・ウィルソン!! (はるはる)
2009-11-12 22:12:10
観てませんが、彼が出ているなら観ます(笑)!最近すっかりご無沙汰で、彼の出演作だなんてことも知りませんでした‥。
メルさんの記事を拝見すると、いつものドタバタモードだけでは無さそうだし、結構しっとりしたシーンもありそうで楽しみです~♪
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ちゃぴちゃぴさんへ♪ (メル)
2009-11-13 09:17:55
ちゃぴちゃぴさん、こんにちは~☆^^

そそ、動物ものはね~、笑って泣かせて・・という定番がありますもんね~^^
でも、私もすっかり罠にはまりました(^^ゞ

>犬が心の声を聴かせたり、超人パワーをもっていたりということもなく

そうでしたよね。
そこ、好きでした。
勿論犬の視点で・・という映画も良いことは良いんですが、こういう映画もいいなぁ~・・とつくづく思ったのでした。
飼い主の視点で、犬は犬でしたもんね。
なんかそのあたりが良かったなぁって、私も思いました。

>オーウェンもジェンも、犬好きなんだなぁっていうのも好感が持てました。

そうなんですよね^^
あんだけべろべろ舐められても、嬉しそうにしてる彼らに好感でしたわ♪
あのシッターさんはダメダメでしたけど
まぁあの気持ちもわからないではないか(笑)
老犬になってからのマーリーがまた良くて、最期までしっかり見届ける飼い主たちの様子にはやっぱり涙でした。
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はるはるさんへ♪ (メル)
2009-11-13 09:21:40
はるはるさん、こんにちは~♪^^

良かったですよ~!この映画でのオーウェン(*^^)v
はるはるさんの予想通り、いつもの(?)ドタバタはなかったんですが、しっとり
素敵なオーウェン様がご覧いただけます(*^^)v
主演ですしね~♪^^
この映画を見て、オーウェンのポイントがさらにアップした私です。
新作オチしてからでもいいので、是非ご覧になってみてください♪
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Unknown (kiyotayoki)
2009-11-13 13:18:13
この日本語タイトルは、日本中の愛犬家を敵にまわすんじゃないかと思いました(だって、みんな我が家の犬が世界一のおバカだと思っているでしょうから)が、やっぱり可愛いくておバカなワンちゃんが見てみたいという欲求には勝てなかったのか、ちゃんとヒットしましたね(^^ゞ。
かくいう僕も、まんまとホロリとさせられちゃったクチです(^^;
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kiyotayokiさんへ♪ (メル)
2009-11-14 09:24:37
kiyotayokiさん、こんにちは~☆^^

そうか!そうですよね~、犬の飼い主は
みんな自分の犬を世界一おバカ・・あるいは天才?(笑)と思ってますもんね^^
バカだなぁ~!って言いつつ自分の犬が
一番可愛いんですよね(*^^)v(笑)
ワンちゃん映画、最近いっぱい出てますけど
これが一番見たかったんです。
というわけで、私もその誘惑&欲求に負けちゃいました(笑)
で、まんまと私もやられちゃいました(^^ゞ
kiyotayokiさんもまんまとホロリ・・だったんですね。
やっぱりホロリとしちゃいますよね~。
ちょっと笑えて、じーんとしたりホロリとしたり・・見て良かったです♪
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こんにちは♪ (yukarin)
2009-11-15 17:11:01
飼い主視点からのお話が良かったですね。
初めてペットを飼う人にはまず観て欲しいなと思う作品でした。
笑わせてもらったけど最後はほろっとさせられてとても素敵なお話でしたね。
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yukarinさんへ♪ (メル)
2009-11-16 10:10:33
yukarinさん、こんにちは☆

そう、ワンが擬人化したりワンの視線じゃないところが良かったですよね。
人を中心に、犬はあくまでも犬として存在してて、家族の一員なんだってところがたまらなく胸に堪えました。

>笑わせてもらったけど最後はほろっとさせられてとても素敵なお話でしたね。

ほんとそうでしたよね。
ラストはわかっちゃいるけど泣けて・・でした。
そうそう、初めて犬を飼う人も見てみるのは良いかもですね。
これだけイタズラしたり、手がかかるってところも見てもらいたいし、ちゃんと最期まで見る、面倒を見続ける、そして犬も家族なんだってところ、しっかり見て、わかって飼うのって必要ですもんね。
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Unknown (rinda)
2009-11-16 19:28:51
動物モノは絶対に泣くから見ないって決めてましたが、他のDVDに収録されていた予告編の
「君もちゃんと幸せでしたか?」のセリフに・・・ついつい見てしまいました。

私が、感じたのはおバカ?なマーリーがしつけ教室を退学になりますよね。。それすら、笑いながらむしろ誇りに思っているような明るい夫婦が私は嬉しかったです。

中盤になってジェニーが育児ノイローゼ?気味になり、少し心の余裕が無くなる・・それでも、優しいジョンや、いつもと変わらないやんちゃなマーリー。

私も犬と暮らして長いですが、飼い主の私がどんな状況の時も変わらないで居てくれるって事。

そして、変わらないと思って過ごす日々、でも
必ずやってくる老い、ジョンと年老いたマーリーが草原でたたずむシーン
私は、自分もいつかこんな風にワッティ&エルマーに語りかけるんだろうか?などと、自分と重ねてしまって、泣きまくりでした。

アメリカでは、犬の死因の1位が安楽死だと言われてます。
それに対して、メルさんどう思われましたか?

まぁ、状況や早く楽にしてあげたいと思う気持ちは分かるんですが、ラストはちょっと・・でした。

話が全く変わりますが、チェイサーご覧になりましたか?
韓:復讐3部作に似てるテイストで、私好みで面白かったですよ~
あと、ハンソッキュの「カル」にも似ている気がしました。

未見でしたら、是非ご覧になってくださいね♪
返信する
rindaさんへ♪ (メル)
2009-11-17 08:26:16
rindaさん、こんにちは~♪^^

コメント、ありがとうございます~m(__)m
そう、私もこの映画は、見ようかどうしようか・・って迷ったんですが(rindaさんと同じ理由です)、結局見てしまった^^

そうそう、しつけの学校を退学になっても、我が子はこれでいい、という感じで、むしろマーリーを誇りに思ってましたよね。
私も、いいなぁ~、やっぱり我が子は我が子だよね~・・って思いました♪

育児ノイローゼ気味になったとき、ジョンも優しかったし、変らず接してくれるマーリー。良いですよね~。

>私も犬と暮らして長いですが、飼い主の私がどんな状況の時も変わらないで居てくれるって事。

そこ!
それがとっても嬉しい!!!
明日のことを考えてくよくよしたりしないし、病気になったとしても、その時辛いのはやっぱり辛いから何とかしてあげなくっちゃ・・って思うけど、明日はこの病気が悪化してるかも・・と心配してくよくよしたりしない。
やっぱり犬って良いなぁ~、天使だなって思います。

草原にジョンとマーリーがたたずむ姿のショット・・・私もじーーーーーーーーんとしまくりでした。

安楽死・・どっちとも言えないけど
あのマーリーの状態だったら(苦しんでなかったでしょ?!)ずっと撫でてなりつつ、最期を迎えさせて揚げても良かったんじゃないか、って思いました。
これまで飼ってたワンたち、みんなうちで、安楽死させないで、最期まで看取ったので、それで良かったと思いたいっていうのもあるんですが、やっぱり安楽死させるっていうのは、私はできそうもありません。
勿論状況によるんですけどね。

で、チェイサーですが
見ました~♪ でもね、あまりにも衝撃が強すぎて、あのくらい以前だったら大丈夫だったはずなのに、今回はダメだったんですよ~。
っていうか、あまりにもイライラしちゃって(^_^;) ちょっと~、なんとかしてよ~!って怒りすぎて(笑)
そんなわけで、結局記事にせず終いになってしまいました(^_^;)
でも、とっても良く出来た映画で、見たのを忘れるから・・と始めたこのブログですが、忘れそうもないし、まぁいいか~・・と記事にしないで終わりそうです(^^ゞ
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