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「ククーシュカ ラップランドの妖精」

2007-02-28 | 映画「か」行
ククーシュカ ラップランドの妖精

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1944年、第二次世界大戦末期のラップランド地方。フィンランド軍は
ドイツ軍と同盟を組みロシア軍と戦っていた。フィンランド軍の狙撃兵
ヴェイッコ(ヴィッレ・ハーパサロ)は反戦的態度が問題とされ岩に鎖で
繋がれ置き去りにされてしまう。一方、反体制という濡れ衣で秘密警察に
逮捕されたロシア軍大尉イワン(ヴィクトル・ビィチコフ)は、護送中に
味方の誤爆に遭い、重傷を負ってしまう。近くを通りかかったサーミ人の
アンニ(アンニ=クリスティーナ・ユーソ)は、イワンを自分の小屋へ連れ帰り
手当てする。やがて、その小屋に、岩から自力で脱出したヴェイッコもやって
来て、3人の奇妙な共同生活が始まるが、それぞれロシア語、フィンランド語、
サーミ語しか話せない彼らの会話はまるで噛みあわない・・・。

フィンランドの原住民であるサーミ人のアンニがとてもユニークで素敵な女性でした。
夫が兵にとられて以来、4年間男なしの生活をしていたので、この2人の紛れ
込んできた男性たちに欲情しちゃうんですが、それがまた素直で可愛くて♪
それに、彼女は自然とともに生きていて、ちゃんと自給自足の生活が
できるし、人としても素晴らしかったです。

寒い厳しい冬も、ちゃんと乗り越えられるように準備をしなくちゃいけないし
日々の糧も自分でなんとかしなくちゃいけないし、まるで医者のように
怪我も病気も自然にあるもの(ハーブとか)と祈祷(?)で治しちゃうし
スーパーウーマンでした。

3人が3人ともまったくお互いの言葉が全くわからないのに、こんな生活も
できるんだなぁ~って思ったし、案外言葉なんて通じなくともいいじゃない、と
思ったりしました。 その噛み合わなさが笑えたりするんですよね~。
が、その言葉が通じなかったことで、ある悲劇も起こったり・・・。

ラップランド地方の雄大な自然の美しさにも目を魅かれました。
ラストも、おぉ!と思うことがあるんですが、私は結構現実的なので?!
見ている途中で、もしかしてこういうことが起こるのでは・・・と
想像したりしてました(^^ゞ
戦争映画でもあり、根底には戦争って悲惨、戦争なんてだれも望んでない、という
ことが流れてる作品なんですが、悲惨な様子をほとんど出さず、ユーモアを交え
上手くまとめてあったと思いました。

個人的お気に入り度3.5/5


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9 コメント

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Unknown (hibi)
2007-02-28 09:24:29
妖精という言葉って、北欧と合ってますよね。
なんだか心温まる映画みたいですね。
「抱いて」って、素直に言えるのは、可愛い女性かもね。
僕は・・・ (らいおん)
2007-02-28 11:56:49
あまり現実的でなかったせい(?)で最後にビックリ。(笑)
戦争映画なのにそれを感じさせないところが良かったですね。
Unknown (hibi)
2007-02-28 19:47:13
記事と関係ないコメントですいません。
でも、今朝メルさんが残してくれたジョークを
記事にしたら、評判が良くって、人気です。

お礼を言いにきました。
記事に登場していただきましたが、
出演料は、払えません、、、、
hibiさんへ♪ (メル)
2007-02-28 20:22:32
ほんと、妖精って言葉はいかにも「北欧」って感じがしますよね~♪^^
そう、この映画、心も温まるし、ちょっと笑えるし
戦争の悲しさもあるし、不思議な魅力のある映画でした。

で、わざわざ記事のこと伝えに来てくださって
本当にありがとうございます♪^^
さきほど読ませていただいたんですが、まだコメント残してません(^^;;)
これからコメント書きにお邪魔いたしま~す^^
出演料ですね、え~~~っと、いくらにしようかな~・・・って(^ー^* )フフ♪
勿論無料でOKですよ~~~(^▽^)V
出演させていただいて、こっちがお払いしたいくらいですわ(^ー^* )フフ♪
らいおんさんへ♪ (メル)
2007-02-28 20:30:38
(^ー^* )フフ♪そうですか、やっぱり女性の方が
現実的ですね(笑) 危ないんじゃ・・・な~んて
思ったりしたもんですから(^^ゞ
でも、彼女にとってはそんな思いは全然なかったでしょうね^^ これがしごく自然なことで、彼女の場合はそうでなくっちゃ!って感じ♪
やっぱり私は現実の生活に苛まされてる?ただのおばさんだな、と感じちゃいます(^^;;)

ほんと、戦争映画なのに、ほんとは悲惨なんだけど
それを感じさせないような、いい映画に出来上がってましたよね~♪
いい映画を紹介してくださって、本当にありがとうございましたm(_ _)m
Unknown (Cartouche)
2007-03-02 20:47:25
劇場で見逃しました。もうDVDになっているのですね。第二次世界大戦下のフィンランドの事情などはまったくわかりませんからこういう映画を観て少しでも知りたいです。ラップランドの映像もきれいそう。
Carthoucheさんへ♪ (メル)
2007-03-03 08:26:13
ほんと、フィンランドがどのような立場だったのかって(戦争において)全然知りませんでしたので
へぇ~、というとこともありました。
が、この映画、そっちに重きを全然置いてないので
最初の部分のほんのちょっとだけ、そういうことに
触れられていて、サラッとしたもんでした(^^ゞ
そこがまた良かったんですけどね♪

そうそう、ラップランドの風景が、そりゃもう綺麗でした。その自然の中で生きてるアンニ自身が、自然そのものでしたし♪
お時間がありましたら、是非ご覧になってみてください♪^^
こんな妖精だったとは‥ (はるはる)
2008-04-22 08:49:55
最近、ロシア関連作品に浸っているはるはるです。
なんだかフワフワしたような、可愛らしい妖精かと思ったら、ずいぶんたくましい妖精でした(笑)。「道祖神」のような土着の神様って、性に関してアッケラカンとしたところがあるので、きっと彼女も、そんなイメージのキャラだったんでしょうね。
言葉が通じなくて、みんな勝手に解釈して、それでも何とかなってましたね。「俺は女運が悪くて‥」なんて告白するところなんぞ、あまりに可愛らしくてイイコイイコしたくなっちゃいました(笑)。
フィンランドがロシアと戦争をしていたことは初めて知りましたが、あんなに自然が美しいところも戦場になっていたんですねぇ‥。死線をさまようシーンも、とてもきれいでした。
はるはるさんへ♪ (メル)
2008-04-22 17:38:49
ほんと~、この題名とジャケット写真のイメージからいくと、ふわふわ可愛らしい妖精を思い浮かべますよね^^
にもかかわらず・・です(笑)
ほんと逞しい妖精でしたね~(^^ゞ

>「道祖神」のような土着の神様って、性に関してアッケラカンとしたところがあるので、きっと彼女も、そんなイメージのキャラだったんでしょうね。
おぉ!道祖神!
そうかも~!土着の神様は性にたいて、ほんと
あっけらかんですもんね~。お祭りでも、かなりきわどいのとかありますよね。子孫繁栄はやはり基本ですからね~^^


そうそう、言葉が通じなくてもなんとかなってましたよね(^^;;)
かな~り間違った解釈もありましたが、なんとか
暮らせるじゃん、って思った覚えがあります。

>。「俺は女運が悪くて‥」なんて告白するところなんぞ、あまりに可愛らしくてイイコイイコしたくなっちゃいました(笑)。
(≧∇≦)/ ははは、ほんとほんと~、可愛かったですね~(笑)

>フィンランドがロシアと戦争をしていたことは初めて知りましたが、あんなに自然が美しいところも戦場になっていたんですねぇ‥。
ほんと、この映画ではしらないことがいっぱい、でした。
サーミ人なる原住民がフィンランドにいたことも
この映画で知りましたし、戦争のことも初めてしりました。