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「イラク 狼の谷」

2008-03-28 | 映画「あ」行
VALLEY OF THE WOLVES IRAQ

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2003年7月、イラク北部のクルド人自治区で、同盟国であるはずのアメリカ軍がトルコの
秘密司令部を急襲、トルコ兵たちを拘束した。誇り高き将校スレイマンは屈辱的扱いに
耐えかね自ら命を絶つ。元トルコ諜報員ポラット(ネジャーティ・シャシュマズ)は、親友の
理不尽な死に怒りを覚え、アメリカ軍指揮官サム・マーシャル(ビリー・ゼイン)への復讐を誓い、
数人の仲間と共にイラクへと潜入を図るが・・・。



いやはや、こんなにアメリカを悪し様に描いていいの?って
映画でしたが、面白かったです!
(面白がってはいけないのか?!という気もしないでもないですが)
地元トルコでも空前のヒット作となったようですが、それもわかるな、と
思いました。多分これで溜飲下げてる人、あちらではたくさん
いるだろうなぁって思いましたもん。閣僚もご覧になったっていうのを読みましたし。


反米アクションだから、当然アメリカでは上映禁止。
日本はアメリカとこんなに仲良し(??)なのに、上映されたし
こうやってDVDにもなったんですね~。ちょっとホッとしたわ^^

でも、ほんとこの映画見てると、だれでもアメリカ人・アメリカ軍
アメリカって国が憎ったらしくてしょうがなくなる、という作品。

遊び感覚で女子供を殺すわ、拉致するわ、強奪するわ、
捕虜をめちゃくちゃ殺すわ、捕虜に虐待するわ、捕虜を切り刻んで
臓器売買するわ、もう鬼畜なり、アメリカ・・でしたから。
それにキリスト教・ユダヤ教をも言葉の端々で批判してたなぁ~・・・。
お互いにこんなことやってるうちは、平和は絶対に訪れないんじゃないかと
感じました。


多分に誇張されてる部分があるだろうと感じましたが
これに近いことが実際に起こってたんでしょうね~。
宗教的指導者(この映画ではケルクーキ導師)があちらで
どれだけ尊敬されてるかってことも描かれてたし、彼の言葉で
自爆はしてはいけない、それは教えに反するという
ことも言ってたりしたんだけど、自爆のシーンはすごい迫力・・・。


アクション性の高い娯楽作品としてもかなり楽しめますが
導師の言葉や行動などに、反戦も感じ取れる、いろいろ考えさせられる
作品でもありました。

個人的お気に入り度3/5


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