お墓参りとキンモクセイ

お彼岸の期間中に行けなかったお墓参りをして来ました。

我が家のお墓、
かつては入り口に鉄の扉がついていたそうなんですが、
「第二次世界大戦中の鉄の供出でなくなった」
と、

子どもの頃から何回も聞かされて来ました。

確かに、周りを見ても、
お墓の囲いに不自然なすき間のあるものが多いです。

そしてそのせいで、
途中にあるお墓を見ても、
「ここも鉄がない」
「ここは鉄が残ってる、供出しなかったのかな」
と思ってしまう羽目に。

やな感じの子ども…。


今考えると、
そうやって持って行かれた金属類は、
果たしてちゃんと（というのも変ですが）武器か何かに使われたのか、
そもそもそんな必要なかったのか、
それとも、全然そんなのじゃあ間に合わなかったのか。

なんかなぁ、
という気もするんですよね。


自分ん家のお墓の扉が、
溶かされて武器になっててもやだし。
持ってかれたもののその辺に積まれて終わっててもなんだし。


いや。まだ積まれたままのがいいかな。




とかなんとか、そんなことを考えたお墓参り、
隣のお墓に生えてるキンモクセイの花がたくさん散ってて、
辺り一面オレンジ色でした！

そういえば「キンモクセイ」ってバンド？ありましたよね？？
「二人のアカボシ」
って曲が好きだったんだけどな。