PKディック著。
映画の原作、48年前に早川書房から発刊されていて未読だと思う。
SFはそれほど読んでいなかったので、
今回、続編をみて原作はどんなかと思い、
近くの本屋に、2049、での映画画像表紙があったので買った。
読みにくいは、はずれ、320ページ三日で読了。
文庫でも字が大きく、老眼でもまあ辛くはなかった。
人間とは何か?それがテーマ、
世界戦争で生きた人間は他の惑星に移住している。
地球にはアンドロイド、それも多種の型が人と同じようにいる。
人とアンドロイドとはどう違うのか?
戦争とは何だったのか?
と書くと思想、哲学、でもそれほど難しい小説ではない。
シンプルな小説。登場人物も少ない。
83年「ブレードランナー」何回か見ているが、
もう一回見直さないと、原作と比較はできない。
記おくでは、映画は、かなり脚色していると思う。

まず、意外だったこと。
動物の話が多いこと。
本物の動物はほぼ全滅していて、本物を見つけたら
たとえクモ一匹でも大事にする。
ハリソン演じるリックデッカード、
中肉中背、事務員のような容姿。彼は電気羊を買っているが
本物の馬が欲しいと思っている、
常に本物の動物がいたらいいな…
うさぎ、猫、フクロウ、キツネ、タヌキ、ことり、
羊、リス、ヒキガエル、昆虫などでる。
子供がいない世界なのでか?
こだわって書かれる。
映画では夢野エピソードがいくつかあるが、本では、ほとんどない。
戦争で放射性降下物が充満した薄暗い町。
妻、イーランと暮らし、映画では、ブレードランナーと呼ばれるが、
本ではバウンティハンター、賞金稼ぎ、一体殺害で千ドルもらえる。
まるで西部劇のようだ。
彼は妻との離婚を考えたこともある。
人間には「情調オルガン」という機械?があり、
それで気分のコントロールが可能!
素晴らしい!リックと妻も利用する。
共感ボックスというものもある。
なので、ここでは人もアンドロイドに近いものでもある。
死の灰にに覆われ移民が始まると、人にはアンドロイド一体を無料貸与された。
それでも移住を拒む者がいて、まだ何千万人が残っている。
リックと妻、アンドロイドのレイチェルの話と、
もう一人の人、イジドアとアンドロイドのブリスの話が交差する。
人の世界には、マーサーという宗教家~超生物らしい~、教祖?
が登場しマーサーに祈ったりする。
これは何の意味か?不明。
アンドロイドかを見分けるテストを、リックはレイチェルにする。
フォークトカンプラ検査といい、一般的に行われる。
幾つかの質問での反応を見る検査で、嘘発見器みたいなもの。
質問は例えば、「誕生日の贈り物に、子牛革の札入れをもらった」に対する反応をみる。
機械の針が、おおきくふれるかどうか、SFではないよう、原始的^ ^
リックは検査をする中で、もしかして、自分もアンドロイドではないか?
実は本当の自分は殺され、アンドロイドと入れ替わっている~真実は?
疑問をもつ。
リックがアンドロイドではないかという記事が、プログラムに載っていたが、
この原作ではリックは人である。
ただ、アンドロイドと人とはどう違うのか、自分は?
どうなのかという疑問は常にもっていながら、ハンターをしている。
原作はそれほど話題にならず、映画公開前に、フィリップは亡くなる。
彼は薬物依存でもあった。
読んでいて、そんな雰囲気も感じた。
82年、映画は、リドリースコット監督、
ハリソン。
レイチェル役はショーンヤング、
ケバいネオンの町は今も記憶にある。
原作は69年。13年後に映画化だった。
もう一度見直してみたい。
アンドロイドオペラ歌手がでて、モーツァルトの魔笛を歌う。
リックは、レイチェルに恋をしている?
問題はSEXだよ、と同僚に言われる。
植民地ではアンドロイドが妾として使われている。
それは法律違反だ。
もしSEXでなく愛だとしたら?とリックが言う。
愛はSEXの別名さ^ ^
それも真実かな~
この会話は楽しい。
精神病院、精神病のエピソードもある。
レイチェルは言う。
「子供を産めない、病気もしない、成長しない、
ただいる反射機械なのよ。」
PKディック。
1928年、イリノイ州シカゴにて二卵性双生児の一子として生まれる。
双子の妹ジェイン・シャーロット(Jane Charlotte)は40日後に死去した。
その死は、彼の作品、人間関係、人生にまで影響を与え、
多くの作品に「幻影の双子」のモチーフが登場する原因となった。
作家になってからは、ずっと貧乏だったとあった。
七十年より前の作品は、アンフェタミンを飲み書いたと語っている。
この本も、その時期に書いたことになる。
公開前、53歳で亡くなる。
映画の原作、48年前に早川書房から発刊されていて未読だと思う。
SFはそれほど読んでいなかったので、
今回、続編をみて原作はどんなかと思い、

近くの本屋に、2049、での映画画像表紙があったので買った。
読みにくいは、はずれ、320ページ三日で読了。
文庫でも字が大きく、老眼でもまあ辛くはなかった。
人間とは何か?それがテーマ、
世界戦争で生きた人間は他の惑星に移住している。
地球にはアンドロイド、それも多種の型が人と同じようにいる。
人とアンドロイドとはどう違うのか?
戦争とは何だったのか?
と書くと思想、哲学、でもそれほど難しい小説ではない。
シンプルな小説。登場人物も少ない。
83年「ブレードランナー」何回か見ているが、
もう一回見直さないと、原作と比較はできない。
記おくでは、映画は、かなり脚色していると思う。

まず、意外だったこと。
動物の話が多いこと。
本物の動物はほぼ全滅していて、本物を見つけたら
たとえクモ一匹でも大事にする。
ハリソン演じるリックデッカード、
中肉中背、事務員のような容姿。彼は電気羊を買っているが
本物の馬が欲しいと思っている、
常に本物の動物がいたらいいな…
うさぎ、猫、フクロウ、キツネ、タヌキ、ことり、

羊、リス、ヒキガエル、昆虫などでる。
子供がいない世界なのでか?
こだわって書かれる。
映画では夢野エピソードがいくつかあるが、本では、ほとんどない。
戦争で放射性降下物が充満した薄暗い町。
妻、イーランと暮らし、映画では、ブレードランナーと呼ばれるが、
本ではバウンティハンター、賞金稼ぎ、一体殺害で千ドルもらえる。
まるで西部劇のようだ。
彼は妻との離婚を考えたこともある。
人間には「情調オルガン」という機械?があり、
それで気分のコントロールが可能!
素晴らしい!リックと妻も利用する。
共感ボックスというものもある。
なので、ここでは人もアンドロイドに近いものでもある。
死の灰にに覆われ移民が始まると、人にはアンドロイド一体を無料貸与された。
それでも移住を拒む者がいて、まだ何千万人が残っている。

リックと妻、アンドロイドのレイチェルの話と、
もう一人の人、イジドアとアンドロイドのブリスの話が交差する。
人の世界には、マーサーという宗教家~超生物らしい~、教祖?
が登場しマーサーに祈ったりする。
これは何の意味か?不明。
アンドロイドかを見分けるテストを、リックはレイチェルにする。
フォークトカンプラ検査といい、一般的に行われる。
幾つかの質問での反応を見る検査で、嘘発見器みたいなもの。
質問は例えば、「誕生日の贈り物に、子牛革の札入れをもらった」に対する反応をみる。
機械の針が、おおきくふれるかどうか、SFではないよう、原始的^ ^
リックは検査をする中で、もしかして、自分もアンドロイドではないか?
実は本当の自分は殺され、アンドロイドと入れ替わっている~真実は?
疑問をもつ。
リックがアンドロイドではないかという記事が、プログラムに載っていたが、
この原作ではリックは人である。
ただ、アンドロイドと人とはどう違うのか、自分は?
どうなのかという疑問は常にもっていながら、ハンターをしている。
原作はそれほど話題にならず、映画公開前に、フィリップは亡くなる。
彼は薬物依存でもあった。
読んでいて、そんな雰囲気も感じた。
82年、映画は、リドリースコット監督、
ハリソン。
レイチェル役はショーンヤング、
ケバいネオンの町は今も記憶にある。
原作は69年。13年後に映画化だった。
もう一度見直してみたい。
アンドロイドオペラ歌手がでて、モーツァルトの魔笛を歌う。
リックは、レイチェルに恋をしている?
問題はSEXだよ、と同僚に言われる。
植民地ではアンドロイドが妾として使われている。
それは法律違反だ。
もしSEXでなく愛だとしたら?とリックが言う。
愛はSEXの別名さ^ ^
それも真実かな~
この会話は楽しい。
精神病院、精神病のエピソードもある。
レイチェルは言う。
「子供を産めない、病気もしない、成長しない、
ただいる反射機械なのよ。」
PKディック。
1928年、イリノイ州シカゴにて二卵性双生児の一子として生まれる。
双子の妹ジェイン・シャーロット(Jane Charlotte)は40日後に死去した。
その死は、彼の作品、人間関係、人生にまで影響を与え、
多くの作品に「幻影の双子」のモチーフが登場する原因となった。
作家になってからは、ずっと貧乏だったとあった。
七十年より前の作品は、アンフェタミンを飲み書いたと語っている。
この本も、その時期に書いたことになる。
公開前、53歳で亡くなる。
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