25日放映。YBS山梨放送制作。
山梨に一人だけ、手話ができるヘルパー植田さんがいる。40代。
自身もろう者。生まれた時、6人家族で一人だけ聴こえなかった。
家族間で一人聞こえず辛い思いもした。
同じくろう者と結婚、3人子供がいる。
聞こえず、ヘルパーの仕事を元気にしている母を
長女は日々みて尊敬していた。
手話通訳、国家資格を取り、山梨で通訳派遣など
コーディネーターの仕事をしている。
いつも元気な母、一生懸命な姿。
ヘルパーに行くお宅には、ろう者で、その後失明した男性がいる。
目も見えないが、手を触りながら手話をすると伝わる。
妻もろう者。
植田さんと男性は近くを散歩。腰が痛く植田さんと
歩くようにしている。
以前、植田さんを含む20人(ほぼろう者か?)
手話通訳の勉強をした。
当時、60歳の男性、その後、手話での介護をしていた。
80歳になり何か事故などが起こるといけないので
もう終わりにすると植田さんに、伝えた。
男性、一人くらし50代、植田さんが行き一緒に食事をつくる。
彼は3歳でろう者になった。家族は皆聞えたので
植田さんと同じような家族だった。気持ちがわかる。
映画「コーダ愛の歌」、仏の監督のろう者のドキュメントを
見た。
聴覚障害は遺伝もあるようで、全員聞こえない一族もいた。
その中で一人聞こえると、聞こえる苦悩もある。
手話での介護ヘルパーは、日本にはほとんどいない。
今後増えるといいと思いながら、
のんびりした山梨の町の散歩姿が目にやき付いた。