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小さい発見の日記

豫園散策

2007年12月03日 | 散歩・自転車


12月2日。

1年以上も上海に住んでいて、「豫園」に行ってない相方と一緒に行って来ました。
私は、今回で3回目。
日曜とあって、豫園周辺の商店街は人でいっぱいでした。

早速園内へ。
調度、日本人団体旅行の人たちがガイドさん(中国人)の話を聴いていたので、邪魔にならないように盗み聞き…。
毎回行くたびに、園内にこのようなことをしているのですが、途中ではぐれてしまい最後まで聴いたことがありません。

四川省の役人だった藩充端の私庭。役2万平方メートルもあります。
園内には沢山の建物、池や舞台まであり、立派なお庭です。
ひとつひとつの建物や装飾には大きな意味があるのですが、解説の看板はあまり詳しく表示されてなく、個人的に中国のお庭をのんびりと散策するのもいい方法かもしれません。

今回のガイドさんの盗み聞きで知識を得たものは、
園内の沢山の龍の彫刻があるのですが、昔「龍は皇帝の象徴」だったそうです。皇帝以外の者が龍を使うことは一切許されることではありませんでした。
でも、藩氏は庭に沢山の龍を作りました。それを知った皇帝の側近が
「藩氏は龍をつくり、皇帝の反逆者、もしくは皇帝の座を狙っている者」
と皇帝に伝えたのです。
当時、皇帝の反逆者とみなされると本人ならびに家族まで死刑にされたそうです。
アタマの良い藩氏、「これは龍ではない。私は皇帝の反逆者ではない。」
と証明するため、本来龍の爪が5本あるところを4本にして作ったのです。
そういう理由で、園内の龍たちはみんあ3、4本なのです。

今回の収穫はこんなところでしょうか。
また、足を運んで知識を得たいと思います。





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